昌弘貿易株式会社は、2025年で創業40年。
日本と海外をつなぐ商社としてスタートし、いまや革新的なジュエリービジネスを軸に、グローバルに展開を広げようとしています。
この企業の原点には、変化を恐れず、常に「先を行く」姿勢がありました。
今回は、代表・林 社長に、創業から現在までのリアルな歩みをお聞きしました。
「アナログ地獄」と「無知」からのスタート
創業当時、林社長は1日18時間超の労働を続けていました。
まだパソコンもスマートフォンもない時代。情報のやり取りは電話とFAX。
国際電話代だけで月に100万円以上かかっていたと言います。
「向こう(海外)とうまく連絡が取れなければ、自分で飛行機に乗って会いに行くしかない。
でも、自分の頭はひとつ、腕は二本。それじゃ間に合わなく、すぐに限界が来るんですよね。」
しかし、本当の壁は“アナログ”ではなく“知識”だったと言います。
「英語が話せる。それが武器だと思ってた。でも海外に出てみたら、『喋れるだけじゃダメ』ってすぐに思い知らされたんです。」
昌弘貿易が取り扱っていたのは主に工業製品。
商社として“物を売る”ためには、誰よりもその商品の技術的な背景を理解していなければならない。
そのことに気づき、林社長はゼロから工業製品の知識を蓄え始めました。
「潰れるかも」からの逆転劇。父から託されたバトン
林社長が入社したのは1992年。バブル崩壊の翌年、景気はどん底。
会社は創業から5年ほどしか経っておらず、すでにシャッターは“半分閉まりかけていた”状態だったそうです。
「いつ潰れてもおかしくない。だからもう、背水の陣ですよ。」
当社の創業者でもある父親から受け継いだのは、軽やかなバトンではありませんでした。
むしろ「火の玉」のような、重く熱く、投げ返せない“覚悟”だったと林社長は言います。
今となっては「若い頃にストレスをかけてもらえたことに、心から感謝している」と語ります。
だから今、若い人に“挑戦の機会”を渡したい
過去の苦労を糧に、林社長が今取り組んでいるのが「挑戦者の育成」です。
「正直、会社に入って楽しいことばかりじゃないですよ。でも、うちは“将来経営者になりたい”人にとっては絶対に面白い場所です。」
林社長の描く会社の未来像は、社員が経営者となり、自らの事業を持って飛び立っていく「経営者のゆりかご」。
もちろん経営者を目指すだけではなく、社内で自身を成長させたいという意欲のある人も大歓迎です。「副業OK」はもちろん、「社内で実力を発揮して、巣立ってくれたらOK」という懐の深さ。
これは、自社のプロダクト・サービスに確かな自信があるからこそ生まれるスタンスです。
ジュエリーで“マーケットを変える”、そして世界へ
昌弘貿易がいま最も注力しているのが、“アパレル感覚で楽しめる”ハイクオリティなジュエリー事業。
高級素材であるダイヤモンドや純金を、アパレル感覚で日常的に楽しめる新しいジュエリーブランドを展開しています。
「ジュエリーで“マーケットを変える”」
この言葉に嘘はありません。40年続いた会社が、挑戦の末に出会えた“本物”の商品。
そして、それを日本から世界に届けようという熱量。
そのすべてが、昌弘貿易株式会社という会社の“今”に詰まっています。
最後に、林社長の「原動力」は?
「自分を“バカだった”とは、絶対に言いたくないから」
この言葉に、林社長の40年分の哲学が詰まっています。
林社長の言葉は、きっと読者の誰かの胸に刺さるはずです。
失敗も、苦労も、全てを“成長の材料”に変えてきたからこそ今がある。
「本気で自分を高めたい」あなたへ
林社長は「電話とFAXのアナログ地獄」「英語だけでは通用しなかった“経験”」といった自身の苦いスタートを経て、自らスピード感を持って学び、技術の本質を理解する力を身につけました。
その経験から培った「Knowledge(知識)」への探求心と、「Speed(スピード)」「Technique(技術)」「Cost‑performance(コスパ)」というSKTCの価値基準は、彼の背中を通して今も社内に息づいています。
また、父から受け継いだ“背水の覚悟”は、昌弘貿易流の「困難を恐れず挑むカルチャー」の礎です。失敗から学んだ彼自身の歩みを、次世代にも踏み出してほしいという真摯な想いから、若い社員に“挑戦の機会”を与え、副業や社内起業なども容認しています。
今の昌弘貿易が重視するのは、単に製品を売ることではなく、「時間のムダをなくし、成果を最大化する」真の価値提供 。
それこそが、林社長がゼロから知識を学び、工業製品の本質を理解し続けた姿勢そのもの――そして今、ジュエリーによって“工業×感性”の新市場を生み出す原動力となっているのです。
だから今、「本気で自分を高めたい」と考えているあなたと出会いたい。
「誰かの下ではなく、自分で未来を創りたい」
「世界に通用する価値を、日本から届けたい」
「自分の挑戦が、誰かの“成果”になる場所で働きたい」
そんな強い志をお持ちなら、ぜひ一度お話ししませんか?
林社長自身が歩んできた挑戦と学び、その先にある“世界に通用する価値創造”の道が、ここにはあります。