前回の【業界研究①】自費診療業界について、概略をお伝えさせていただきましたが
さらに自費診療業界のなかで、急成長を遂げている
「美容医療業界」
についてお話させていただきます!
美容医療業界とは?
美容医療業界は年々成長を遂げ、2021年においては約4,000億円市場といわれております。
美容医療業界・・主には美容クリニックが業界内で牽引しております。
美容クリニックのなかでも
- 目を二重にしたり、鼻を高くしたりする美容外科クリニック
- 顔のシミや、ニキビ、毛穴などの美肌を求めて通う美容皮膚科クリニック
- 医療脱毛や医療痩身、薄毛治療などの特化型クリニック etc
様々なコンセプトでの美容クリニックが増えてきています。
美容医療業界が伸びている要因
①隠れる時代から見せる時代へ
少し前は美容外科や美容皮膚科にいっていることは、患者側の気持ちでいうと
美容クリニックへ通っていることを隠したい方が多かったように思います。
ですが、近年はInstagram、Twitter、YouTubeなどのSNSの広がりにより
逆に通っていることをSNSのコンテンツとして展開ができるようになり
今まであまり情報がなくて、美容クリニックへ一歩踏み出せなかった人も
通うきっかけになったり、美容医療への興味関心が高まっている傾向にあります。
美容クリニック側も動画などで詳細に治療やクリニックのことを患者様側に伝えることができるようになり
いまではSNSは美容クリニック経営において不可欠なマーケティングツールとなりました。
また、大手美容クリニックさんのTVCMが活発になった影響もあり
広く美容医療が知られるきっかけにもなりました。
②コロナ禍中の急成長
緊急事態宣言やリモートワークを迎え、外出せず家にいる時間が多くなったと思います。
そのなかで、美容医療もダウンタイム(治療して回復するまでの期間)がある治療や化粧品を積極的に受ける人が増えてきました。
今まで美容医療をやってみたいけど、やってこれなかった人もこの期間で美容医療デビューした方が多かったと思います。
③エステから医療へ
以前までは医療は「怖い」「痛い」などネガティブなイメージが多かったような気がしておりますが
①でお話したSNSの拡大もあって、医療が「効果がある」「ドクターがみてくれるので安全・安心」など
ポジティブなイメージを持つ方が圧倒的に増えていきました。
エステ脱毛から医療脱毛、育毛サロンからAGA専門クリニック、パーソナルジムから医療痩身、
美肌治療もフェイシャルエステから美容皮膚科など医療への移行が進んでいるジャンルが多くみられます。
まとめ
このように美容医療業界は時代の流れのなかで、
これからもっと身近な存在になっていくことが想像できています。
美容医療業界・自費診療業界は現状や今後においても新しいビジネスモデルが生まれる、数少ない成長業界のひとつだと思います!
そんなスピード感ある業界でぜひ一緒に
自費診療(美容医療)業界の市場を創っていきませんか?