こんにちは。株式会社シュビヒロ代表の三原です。
今回は、2026年4月時点のシュビヒロの経営状況について、かなり率直に書いてみようと思います。
結論から言うと、会社全体としては成長しています。
一方で、事業部単位で見るとかなり課題があります。
売上が大きく落ちている事業もあれば、利益率が低い事業もある。
YouTube事業は過去最高売上を更新していますが、会社全体として「このままでいい」とはまったく思っていません。
むしろ数字を改めて見返して、
「ちゃんと改善しないとまずいな」
と危機感がかなり強くなりました。
今回は、2026年4月の数字をもとに、シュビヒロが今どんな状態なのか、そしてこれから何を変えていくのかをお話しします。
会社全体は成長している。でも事業部ごとの差が大きい
まず前提として、シュビヒロは1期目、2期目、3期目、4期目と、会社全体ではしっかり成長しています。
ただ、毎月すべての事業が右肩上がりというわけではありません。
今のシュビヒロには、主に
- X運用代行
- Instagram・ショート動画制作
- YouTube運用代行
といった事業があります。
そのほかにもLINE構築、Webサイト制作、デザイン、プラットフォーム制作、メディア制作などがありますが、社内では1サービスあたり月商400万円前後を一つの「事業部」として見る基準にしています。
数字を見ていくと、正直かなり差があります。
X運用代行は、ピーク500万円から173万円まで減少
まず一番課題が大きいのがX運用代行です。
3月の売上は約184万円。
そして4月は、
173万4,998円。
さらに下がりました。
ピーク時には月500万円ほどの売上があったので、かなり大きく落ちています。
要因はいくつかあります。
一つは、AIの普及によってお客様自身で投稿を作れるようになってきたこと。
もう一つは、サービスを卒業されるお客様が増えたこと。
そして、これは経営側として認めなければいけないのですが、
僕たち自身の品質が足りず、解約につながったケースもあります。
4月だけでも2社の解約がありました。
新規契約も含まれているので、実際の解約数はさらに多い可能性もあります。
月5万円の運用代行というサービス設計自体に限界がある
X事業については、単純に「営業を頑張れば戻る」という話ではないと考えています。
そもそも今のサービス設計自体を変える必要があります。
現在のX運用代行は、月1回お客様にインタビューをして、その内容をもとに投稿文を作っています。
なので、僕たちがゼロから勝手に発信内容を作るわけではありません。
ただ、Xという媒体は投稿文だけ作れば伸びるわけではありません。
本人がいいねをする。
他の人にコメントする。
日常的にアカウントを動かす。
こうした活動もかなり重要です。
僕らが文章だけを作っても、お客様本人がまったく動かなければ伸びにくい。
その状態で月5万円をいただき続けても、お客様に十分な成果を返せない可能性があります。
シュビヒロには、
「お客様からいただいた費用以上の利益を生み出す」
という考えがあります。
費用対効果が合っていれば、お客様にも長く継続してもらえます。
逆に、そこが合わないサービスを無理に続けても意味がありません。
そのため、今のX運用代行は今後縮小・廃止して、新しいサービスへ切り替えていく予定です。
現在、X界隈の著名人も巻き込んだ新しいサービスを仕込んでいます。
ここは一度、大きく作り直します。
Instagram・ショート動画事業は331万円から421万円へ成長
次に、Instagram・ショート動画制作事業です。
3月は、
331万2,058円。
4月は、
421万3,000円前後。
1ヶ月で約90万円伸びました。
約30%の成長なので、数字だけ見ればかなり良いです。
サービス自体も比較的新しく、品質も徐々に上がっています。
お客様からの評判も良くなっていて、今後伸びる可能性はかなり感じています。
一方で、問題もあります。
それが、
利益率の低さです。
3月時点では利益率が約20%。
330万円売り上げても、利益は60万円程度です。
売上だけを見ると大きく見えますが、会社として人を抱えて運営する以上、これでは十分ではありません。
僕は担当責任者にも、
「これはまだ事業部として成立しているとは言えない」
という話をしました。
売上を増やすだけではなく、原価を見直し、しっかり利益が残る事業にする必要があります。
お客様のフランチャイズに加盟するほど入り込むメンバーもいる
このショート動画事業で個人的に嬉しかった出来事もあります。
担当している西川が、お客様のフランチャイズに実際に加盟し、自分で店舗をオープンしました。
これはかなり珍しいことだと思います。
普通、SNS運用会社はお客様の商品やサービスを支援して終わりです。
でも西川は支援する中で、
「このビジネスは本当にいい」
と思って、自分自身が加盟しています。
お客様からすると、これ以上ないくらい嬉しい話だと思います。
単純な「業者とクライアント」という関係ではなく、本当に相手のビジネスを理解している証拠でもあります。
こういったメンバーの姿勢は、シュビヒロとして大事にしたいところです。
一方で、報告体制など会社として改善すべき部分もありました。
個人の熱量だけに頼らず、会社としてきちんと管理できる状態にする必要があります。
YouTube事業は月商1,900万円を突破
現在、シュビヒロを最も支えているのがYouTube事業です。
3月の売上は、
1,836万2,223円。
4月は、
1,912万4,127円。
過去最高です。
もうすぐ月商2,000万円が見えてきました。
YouTube運用代行だけで約2,000万円の売上が立つところまで来ています。
正直、このYouTube事業がなければ、今のシュビヒロはかなり厳しかったと思います。
Xやショート動画事業の利益が十分でない部分も、YouTube事業が補填している状態です。
シュビヒロはYouTube、LINE、Xなどさまざまなサービスから始まりました。
その中で、現時点ではYouTubeが一番大きく伸びています。
責任者が変わっても過去最高を更新できた
YouTube事業では、今年に入ってから以前責任者だった山道が現場責任者を外れています。
そこから約3ヶ月経ちました。
普通であれば、責任者が抜けることで数字が下がってもおかしくありません。
しかし、現状は下がるどころか過去最高を更新しています。
現在は吉田が担当しています。
お客様とのコミュニケーションの評判もかなり良く、このままさらに伸ばしてほしいと思っています。
一方で、5月26日時点の数字を見ると約1,400万円。
ここから4月と同じ1,900万円台まで戻せるかというと、少し怪しい。
横ばい、もしくは少し下がる可能性があります。
僕としては、ここにかなり危機感があります。
集客は増えている。それでも売上が横ばいなら問題
なぜ危機感があるのか。
今、シュビヒロへの問い合わせ数自体はかなり増えているからです。
令和の虎関連からの紹介もあります。
三原顧問からの送客もあります。
集客自体は、僕の中では目標値をある程度達成できています。
それなのに売上が横ばい、もしくは下がるのであれば、
内部に問題がある可能性が高い。
と考えています。
僕は、
売上が伸びるということは、その分お客様に喜んでもらえている
という考えを持っています。
もちろん売上だけが全てではありません。
ただ、問い合わせが増えているにもかかわらず売上が増えないのであれば、
- 解約が増えている
- 継続率が下がっている
- 客単価が低い
- 品質が落ちている
- 運用体制に問題がある
など、何か原因があるはずです。
そこを放置してはいけません。
未入金が1,000万円超。管理面にも大きな課題がある
もう一つ、かなり大きな問題があります。
未入金です。
5月26日時点で、未入金額は、
1,000万円超。
支社分なども含めると、約1,300万円あります。
もちろん、お客様側だけに問題があるわけではありません。
シュビヒロ側の請求書送付が遅れていたケースもあります。
僕たち自身が迷惑をかけている部分もあります。
ただ、売上が立っていても入金されなければ、会社のキャッシュにはなりません。
そのため今後は、
「一定期間支払いがない場合はサービスを停止する」
などのルールも明確化していきます。
以前から課題になっていたにもかかわらず、対応を曖昧にしていた部分なので、これは管理側として反省しています。
売上だけでなく、業務委託費も増えている
現在は、業務委託メンバーへの支払いも増えています。
つまり、
売上が増えているか。
利益率は適切か。
人件費・外注費が増えすぎていないか。
未入金はないか。
こうした数字を事業部ごとに細かく確認する必要があります。
会社が大きくなるにつれて、僕自身も全体売上を見る時間が増えました。
その結果、各事業部の
「このお客様はどうなっているか」
「客単価はいくらなのか」
「利益率はどうなのか」
といった細かい部分を見る時間が減っていました。
今回、改めて数字を見て、
シュビヒロという会社の今の限界値が少し見えた
と感じています。
各事業部責任者と1時間以上の1on1を実施
そこで最近、各事業部の責任者全員と1対1で面談をしました。
一人あたり1時間以上、しっかり時間を取っています。
僕自身、現在は「三原顧問」という経営顧問サービスも行っています。
その時間を顧問業に使えば、当然売上になります。
それでもシュビヒロ側に時間を戻して、各責任者と話しました。
そこで、
- 何を改善するのか
- 誰が責任を持つのか
- 何を毎月追うのか
を一つずつ決めています。
僕自身がすべての現場に戻るのではなく、責任者に役割を明確に渡し、その進捗を追う体制に変えていきます。
「仕事は勝手に来る」と思える組織にはしたくない
今後、シュビヒロの中でもう一つ作りたいものがあります。
それが、
社内競争が生まれる仕組みです。
現在のシュビヒロはありがたいことに、かなり仕事があります。
そのため、
「仕事はなくならない」
と感じているメンバーもいるかもしれません。
でも、それでは組織は強くならないと思っています。
成果を出している人。
努力している人。
会社やお客様に大きく貢献している人。
そういうメンバーにはしっかり報酬を払う。
一方で、成果を出せず、変化にも対応できない状態が続けば、仕事が減っていく。
そういう健全な緊張感は必要だと思っています。
AIによって「今まで通り」の仕事は確実になくなる
特に今後、大きく影響するのがAIです。
AIが発展すれば、今人間がやっている仕事の一部は確実になくなります。
シュビヒロの中でも例外ではありません。
そのため、社内メンバーのAIリテラシーを高める研修も増やしていく予定です。
AIについていけない状態が続けば、厳しいですが、
会社にとって必要な人材ではなくなっていく可能性もあります。
逆にAIを使いこなせれば、一人でできる仕事量は大きく増えます。
大事なのは「最新AIツールを知っていること」だけではありません。
自分の業務の中で、
「どこをAIに任せれば効率化できるのか」
「どこをAI化すれば売上が増えるのか」
「採用やコスト削減にどう使えるのか」
を考えられることです。
ここは会社全体としてかなり強化していきます。
新規事業として「AIの学校」もスタートします
僕自身も、7月から新しく「AIの学校」という事業を始めます。
対象は、AI初心者の経営者や、その会社の幹部・マネージャーです。
単に、
「このAIツールの使い方を教えます」
という講座にはしたくありません。
僕が教えたいのは、
「自分の事業のどこにAIを使えば成果が出るかを考える力」
です。
売上を増やす。
業務を効率化する。
採用を増やす。
離職を減らす。
コストを下げる。
こういった経営課題に対して、
「AIを使えば、ここをこう変えられる」
と発想できるようにする。
三原顧問の中でも、AI活用についてかなり支援してきました。
実際に教えた経営者が、自社用の広告管理ツールを作ったり、それを見せてもらってフィードバックしたりすることも増えています。
そういった実践的なAI活用を広げていきたいと思っています。
今期のシュビヒロは「順調」ではある。でも全く安心できない
ここまで書いた通り、シュビヒロは会社全体としては成長しています。
YouTube事業は過去最高。
ショート動画事業も売上を伸ばしています。
問い合わせも増えています。
新しい事業も始まります。
表面的な数字だけを見れば、
「順調ですね」
と言われるかもしれません。
でも僕自身は、あまりそう思っていません。
X事業はピーク500万円から173万円まで落ちています。
ショート動画事業はまだ利益率が低い。
5月のYouTube売上も横ばい、もしくは減少する可能性があります。
未入金は1,000万円を超えています。
業務委託費も増えています。
組織の管理体制にも改善の余地があります。
だから今期は、
「集客する会社」から「集客したお客様に継続して成果を返せる会社」へ変わらなければいけない
と思っています。
毎月1.2倍成長する会社を目指したい
僕の理想は、毎月1.2倍くらい成長することです。
もちろん、現実には毎月ずっと1.2倍というのは簡単ではありません。
途中で横ばいになる月もある。
少し下がる月もあると思います。
ただ、今のシュビヒロは問い合わせがかなり増えています。
それだけ新しいお客様との接点があります。
だから、
- 解約を減らす
- 品質を上げる
- 利益率を改善する
- マニュアルを整備する
- 役割を明確にする
- AIを活用する
こういった内部改善ができれば、まだまだ伸ばせると思っています。
今期は売上だけを追うのではなく、
「売上が増えても崩れない組織を作ること」
がかなり重要なテーマになりそうです。
経営状況を公開すると、良いところだけを見せたくなります。
でも、シュビヒロには今うまくいっていない部分も普通にあります。
だからこそ、そこも含めて公開しながら、来月、再来月と数字がどう変わっていくのかを見てもらえればと思います。
数ヶ月後にこの記事を見返したとき、
「あのとき危機感を持って改善してよかった」
と言える状態にしていきます。