みなさま、初めまして!関本管工の採用担当です!
ストーリーをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、初めてのストーリー投稿となります...!✏️
私たちの仕事を地元の小学生たちに体験してもらう社会科見学を実施したので、その様子をご紹介したいと思います。 普段見ることのない仕事を間近で体験することで、記憶に残る学びや発見を届けたい――そんな想いでこの活動を始めて、今回で2回目です!(来年も来てくれると嬉しいです..)
地元の未来を見据えた“社会科見学”
私たちの会社では、昨年より地元の1〜6年生の小学生を対象とした社会科見学を受け入れています。この取り組みを始めたきっかけは、「子どもたちの記憶に残り、将来の仕事選びのヒントになれば」という思いからです。特に、普段なかなか見る機会のない現場を間近で体験することで、好奇心や新しい発見を提供したいと考えています。
将来「小学生のときにここで社会科見学をしました!」と語ってくれるような出会いが生まれると素敵ですよね。地域に根ざした企業として、地元の子どもたちに少しでも学びや気づきをご提供できたら嬉しいと思っています...。
子どもたちとの「シゴト」を通じた素敵な交流
今年の社会科見学では、小学1年生から6年生までが2班に分かれて「バーリング加工」と「ステンレス溶接」という工程を見学していただきました。子どもたちが作業工程を間近で見ているときの「おぉぉ―!」という驚きの声は、現場に活気をもたらしてくれました。(付き添いの先生が一番感動していました)
⭐️バーリング加工の様子
バーリング加工とは、金属の配管や板に穴をあけ、さらにその穴を少し広げる加工のことです。この工程により、強度を保ちながらネジを通す部分を作ることができます。穴あけ加工から端面仕上げまでの一連の工程を紹介する中で、子どもたちにもスイッチを押してもらい、実際に加工の一部を体験してもらいました。機械が動く瞬間の迫力に、全員が感動。こうしたリアルな体験が子どもたちに深く刻まれることを期待しています。
※バーリング加工の詳細
バーリング加工とは、金属の穴や端の縁をきれいに整える作業のことです。加工中にできる「バリ」と呼ばれるトゲや尖った部分を取り除き、滑らかで安全な形状にします。また、穴の周りを少し盛り上げて強度を高めたり、見た目を良くしたりする目的もあります。この加工は、自動車部品や家電、配管など、さまざまな製品で使われています。言ってみれば、金属の「仕上げ」や「安全対策」のための大切な工程です。
⭐️ステンレス溶接の様子
ステンレス溶接は、金属同士を高温で接合する作業です。特に溶接の光は非常に強く危険なので、社長と工場長が工夫して手作りしたお面を使い、子どもたちの安全を確保しました。溶接の工程を真剣に見つめる子どもたちが、とっても可愛らしかったです!👀
特に感動的だったのは、「僕、昨年も来たんだよ〜」と教えてくれたこと。同じ子が2年連続で訪れてくれました。
※ステンレス溶接の詳細
ステンレス溶接は、ステンレスという金属を高温で溶かして、2つの金属をくっつける作業です。ステンレスは錆びにくく、強いので、台所や建物の一部、医療器具などに使われています。溶接するときは、金属を溶かして溶けた部分に新しい金属を足し、冷えると強くくっつきます。ステンレスは溶接中に色が変わったり、ひびが入ることがあるので、慎重に行う必要があります。溶接方法には、TIG溶接やMIG溶接といった種類があります。
来年も...
社員からは「子どもたちの感謝状が毎年届くのが嬉しい」という声や、「子どもたちと交流する時間が楽しい」といった感想が寄せられています。未来を担う子どもたちに、自分たちの仕事を通じて何かを伝えられるという喜びを、社員一同強く感じています。
この取り組みはまだ始まったばかりで、今年が2回目。これからもより良い社会科見学になるよう工夫を重ね、地元の子どもたちとの交流を深めていきたいと考えています。
私たちの目標は、子どもたちの「いつかやってみたい!」という夢の種をまくこと。そして、私たちの会社ではなくても、「〜な仕事もあるのかな?」「〇〇に興味があるかも」と、未来を支える子どもたちに少しでも貢献することです。
見学が終わり、先生からも「また来年もお願いします」と言っていただきましたが、こちらこそ「また来年もお待ちしてます」と言いつつ、キラキラした目をしたこども達と会えるのが1年後か…と次回が待ち遠しいです。
来年は、Wantedlyで出会った新しい仲間と一緒に開催できますように🙌