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なぜ僕が経験職なのにNextrustを選んだのか | メンバーインタビュー #2

こんにちは!Nextrust採用広報の水野です。

今回は、社員インタビュー2回目ということで、ASP事業部のメディア法人営業部隊を牽引している奥平さんにインタビューを行いました!

もともと餌取社長がクライアントだったという奥平さん。同業種の転職をされるにあたり、いったいどんな心境の変化があったのか、お話を伺いました。


■プロフィール

もともと音楽が好きで音楽の専門学校に通いながら活動をしており、フリーターでアパレルショップの店員をしていた。社会人経験も必要だと考え、接客をしていたのもあって営業職を希望して入った会社でコールセンターの配属に。その後、別のアフィリエイト専門会社を経てNextrustにジョイン。

コールセンターから広告代理店の業界に転職したんですね!全く異業種の転職だと思うんですけど、なんで転職しようと思ったんですか?

初めて会社員として働くことを決めた時に、自分が接客をしていた経験があるので、営業職で希望を出していたんですね。入社が決まった時も営業職で、という話になっていたのですが、実際働き始めることになった時は、接客ができるならコールセンターね、ということで希望していない部署の配属になりました。

当時、全く浸透していなかったマイナンバーの問い合わせを受けるような仕事で、ちょうど部署が立ち上がった所だったんですね。本当にひっきりなしに電話が鳴るような、そんな部署でした。忙しさもあって、続けていく中で職位も上がって、チームをまとめたりするような仕事もやったりと、順調に昇格していたのですが、どうしても「有象無象の一人」という感覚が抜けなかったのが引っかかっていて。自分のペースで仕事ができるわけでもないですし、僕じゃなくてもいい仕事をやっているな、という思いが強くなってきて、転職を決意しました。

転職先としてどこがいいか、ということを考えた時に、未経験でもできる仕事の中で広告代理店って響きがかっこいいなと思ったので、転職を決めました。

じゃあもともとはすごく広告業界に携わりたい!というようなスタートではなかったんですね?

そうですね。最初は都心の広告代理店で働いてます、ってなんかカッコいいよね、っていう動機で入社しました(笑)

ただ、すごく当時の上司には恵まれていました。営業も未経験、広告のことも全く知らない状態だったにも関わらず、うまいこと上司に付き添いをさせていただいた事もあって、同期の中で一番早く受注が取れたんです。その後も新人賞を取らせていただいたりとか、結構成績を出すことができたんですね。

いわゆる純広告と言われるような業界で、クライアント企業から予算を獲得して広告を出していく、という仕事はやりがいもあって面白かったです。

その後、純広告だけでなくアフィリエイトの広告も出すようになって、事業もアフィリエイト広告が主軸になっていきました。

なるほど。じゃあ当時の時代で考えると、かなり伸びていったんでしょうね。でも、それだけだと転職する理由にはならなそうですが…。

そうですね。転職を意識するきっかけとして大きかったのは、自分の意見が受け入れられていると感じられなかったことがあったからですね。

前職では結果を出せばOKみたいな空気もあったので、色々自分なりに情報を集めて毎日頑張っていました。当時、クライアント様から聞いた情報などを元に、メジャーじゃなかった施策を提案したりもしていたんですが、「よくわからないから、やらない」と言われてしまったんですね。メリットは何?と聞かれて答えられず、その施策は却下されたんです。

ただ、僕が提案した施策が世の中に普及してきたタイミングで、会社がその施策をやろう!と言い出したんです。その時に思ったんですよ、「それ、だいぶ前に提案してたのにな」って。

それだけならよかったんですが、一度だけではなく、提案した施策を、世の中に普及してるのを確認してから会社が行動を起こし始める、ということが何度かあったんですよね。僕が先駆けすぎたのかもしれないですけど、そこにモヤモヤしていました。

確かに…奥平さん自身がいいと思って提案したからこそ、悔しさもあったんでしょうね。。

そんな感じでモヤモヤしていた時に、たまたまクライアントの中の一人に餌取さんがいたんですね。しかも、過去に取引でご迷惑をかけてしまったことがあるにも関わらず、すごいよくしてもらったんです。

よくしてもらったのに、自分の方がなかなか柔軟に対応できなかったので申し訳なさもあって、案件など紹介して恩を返したいなと思っていたんですね。取引が増えてきて、サンプル納品などで実際に顔を合わせることもあったんですが、その時に「うちにおいでよ」って誘われていたんです。

そうなんですね!じゃあ、すぐ転職されたんですか?

いえ、「僕は今の会社でもっと頑張りたいから」って言って実は何度も断っていました。

でもある日、いつものようにサンプル納品に行った時に、「うち来なよ」じゃなくて、「どうしたん?顔色悪いで?」と心配して声かけてくださったことがあったんです。確かにその時やつれてはいたんですけど(笑)

「そんなに大変なんだったら、うち来たらええやん」ってまた言われたんですよ。その時に、初めて前向きに転職することを考えました。ただ、他にもっと選択肢があるんじゃないかって思っていたのもあって、実はWantedlyに登録して他の企業も見ていたんです。何社かオファーもいただいたので、他の企業さんの話も聞いたりしていたんですね。その後、初めてちゃんと餌取さんの話も聞いてみようって思って、詳しい話を聞かせてください、と伝えに行きました。

おお〜。そんな流れだったんですね。

せっかくだから飲みに行こうと言われたので、指定の場所に行ったら、まさかの取引先だった人がいたんですよ。僕より先に餌取さんと一緒に働いていた方なんですけど。最初は取引先だった事も認識しておらず、餌取さんに言われて初めて気がつきました(笑)。

そんな偶然の出会いもあって、ビジョンや将来の話を沢山していただいた後、転職することを決めました。

なるほど。同業種だと転職の時も大変だったんじゃないですか?

そうですね。ちょうど友人から一緒に働かないかと声もかかっていたので、そこも視野に入れつつ先に退職を決めて退路を断ちました。

実は、退職の意思を伝えた時に、一番尊敬していた上司から「辞めるならうちの部署で引き取るよ」って言ってくださったので悩んだんですけど。でもここに残っていては何も変わらないと思い、最終的には残らないって決めて転職したって感じです。

そんなストーリーがあったのですね。今、転職してみて改めてどんな気持ちですか?

仕事自体はハードなので、しんどかったり、きついなと思うこともありますけど。それでも楽しいと思えているのは、今の環境を作ってくれているみんなや餌取さんがいるからですね。あとは、昔から「奥平くんはもっと変わらないといけないよ」って言われていたんですけど、今やっと向き合って変われてきているなと感じます。

そうなんですね。どう変わらないといけないって言われていたんですか?

僕はもともと他人に興味がない性格で、自分も好きにやりたいと思っているタイプでした。周りで盛り上がっていても、一人で黙々と作業ができるんですね。でも、仕事をする上でコミュニケーションは必ず必要ですよね。あとは、視野を広げる必要があるよね、と指摘もいただいた時に、確かにそうだなって思えたんです。自分自身、視野が狭くなりやすい自覚はあったんですが、どう直していけばいいのかがわからなかったんですね。でも、「もっとこうした方がいいよ」ってアドバイスを頂いたことを素直に実行してみることで、周りの反応も変わってきました。

「奥平ってどういう人間なの?」って言われた時に、みんなが僕のことをほとんどわからない状態だったんです。だから、かなり意識的に自分のことを話すようにしていました。その結果、少しずつ受け入れてもらうことも増えてきて、その繰り返しで少しずつ理解してもらえてきたという感じです。

もともと入社当時から餌取さんの期待に応えたい、という気持ちはあったんですが、自分が変わってきたことで気持ちの変化もありました。餌取さんだけじゃなく、会社のみんなのためにもっと頑張りたい、と思えるようになったのが一番大きな変化ですね。

おお〜。それはすごく大きな変化ですね!

そうですね。仕事をしている時間が1日の中で一番長いですし、下手したら家族より長い時間を共に過ごすので、楽しくない状態だったら、どうするの?って思っていて。せっかくなら仕事の時間も楽しいって思えるような状態にしたいですよね。だから今楽しく仕事ができているのが嬉しいです。

楽しくて、お金も稼げるって最高じゃないですか(笑)

それは間違いない。最高ですね!

Nextrustにいると、自分が一番やりたいこととやっていることが少し違ったとしても、将来的にやりたいことができるかもしれない環境にいると感じるんですね。しかも、その環境も自分たちで作っていける。そのためのバックアップもありますし。だからこそ、餌取さんのビジョンを叶えるために一緒に頑張りたいと思えるし、今立ち上げている事業も全部繋がっているから、また新しく立ち上げるものも横展開で繋がるんだろうなという気持ちになる。そしたらまた新しい繋がりも生まれる。それが単純なことだけど、すごくワクワクするんですよね。

いいですね〜。ちなみに今やりたいこととかあるんですか?

それが、まだ明確じゃないんですよね。僕自身が割と一つのことを追求していくタイプなのですが、友達でも一つのことを追求してテレビに出たりしている人もいて。そういう人と、今やっている事業や新しくできる事業と組み合わせたりしてみたら面白そうだなとは思っています。あとは、D2C事業を通じてみんなが使うものを仕掛けられたりとか、世の中に出回るものを自分たちで出せたりしたら面白そうだなとか、そういう漠然とした考えはあります。

そうなったら確かに面白そうですね!これからの様々な出会いの中で、より明確になっていきそうですね。

今日はお時間をいただきまして、ありがとうございました!

奥平さんの話を聞いていて、Nextrustのビジョンにもある、「社会、お客様、社内」との良い化学反応を最重視し、 日々ゴールに向かって、全力で駆け抜ける、というのを体現されているなと感じた時間でした。インタビューしていて私もすごく楽しかったです。

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