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<メンバーインタビュー>CM業界、フードカメラマンからのキャリアチェンジ〜パブリックコネクトを選んだ理由〜

2023年9月より、PRディレクターとして当社に入社した渡邉さん。カメラマンとしてのキャリアを歩み、なぜパブリックコネクトを選んだのか、どのような役割を担い、今後どういった業務を行っていくのか、お聞きしました。


<経歴>
新卒でCM業界に撮影部として働き始め、出産を機にフードカメラマンに転職。レシピ動画の撮影や編集、スチール撮影などを3年間ほど経験し、もっと映像の幅を広げたいと思い、当社へ入社。一児の母。京都出身。

パブリックコネクトを知ったきっかけは?

転職活動で、はじめて当社を知り応募しました。動画撮影や編集を行いながらキャリアを広げられる、その上で子育ても両立していけるようリモートの環境もある仕事を探すなかで見つけたんです。

選考では、まず代表の平田さんと話をして、そこからトントン拍子で選考が進み内定に至りました。これまでの転職活動は3、4ヶ月とかかってじっくり探すことが多く、今回も他に受けている企業もありましたが、すぐにパブリックコネクトに決めました。

すべての希望がマッチしたのでこれしかないと思いました。上述の条件はもちろん、パブリックコネクト自体が面白そうで、「やってみたい!」と思える仕事でした。本当にぴったりだったので、「この条件で合ってるのか?」「私で大丈夫ですか?」と何度も確認をしたくらいです(笑)。

なにが"面白そう"と思えたのですか?

もともと、公共の領域、自治体や公務員の仕事については縁がなく知りませんでした。だから、最初に平田さんから当社についての話を聞き、非常に興味深い領域だと感じました。

まず、そもそもPUBLIC CONNECTのような、「日本中の官公庁・自治体の求人に出会えて応募ができる」というコンセプトのサイトがこれまでは無いことに驚きました。特殊で複雑なサービスではなくありそうなのに、ない。つまり社会で今後必要とされる、むしろ絶対にあるべきなサービスだと直感しました。

同時に、このサービスにおける動画作成の可能性・重要性も感じました。私自身、転職は何度もしましたし、転職活動には情報があればあるだけ良いと思っていたんですね。仕事のイメージが湧いて、安心ができて、”なにか違う”とやめることもできる。そういった点に動画が貢献ができそうだなと。なかなか民間の転職サイトでも、動画コンテンツはないですし新しいなとも思えました。

また、個人のキャリアでいうと、以前はフードカメラマンだったので、人物を撮影したかった点もあります。CM撮影経験でロケも好きだったので、全国の自治体をまわってロケを行い撮影するのも面白そうだなと思えました。

他にパブリックコネクトへ思うことはありましたか?

代表の平田さんにはお子さんがいて、子育ても全力で取り組まれているという点も、非常に良い印象を持ちました。子どもがいる環境を理解してもらえる経営者がいるのはありがたいですよね。

子どもを産んでみないと、わからないこともいっぱいありましたし、それを共感してもらえるだろうと、非常に安心しました。なにかあれば仕事はカバーしあい、お互い様と言い合える環境が、働く上では理想だと考えていましたので。


PRディレクターの役割はなんですか?

まずはPUBLIC CONNECT内のコンテンツとして、自治体の動画を作成していくことが最も重要な役割です。実際に現地へ訪問し、取材・撮影して編集する。インタビュー動画だけではなく、さまざまな種類の動画を今後は作っていく予定です。

もちろん、"PR"の業務も行っていきます。PUBLIC CONNECT上の求人やコンテンツを拡散しより多くの方に見てもらい、広げていくためのあらゆる業務を担います。こちらは、手法を0から考えるところから始めています。

では、まず入社して最初にどんな業務をしたのですか?

入社してすぐに1回目の自治体取材・撮影があったので、機材の選定からはじめました。撮影機材はもちろん安くはないので、一気に揃えるのは簡単に判断できないじゃないですか。ただそれで妥協すれば、撮影でのトラブルリスクも高まります。だからこそ、私の意見を尊重し選んだ機材をすぐに買っていただけたのでありがたかったです。

ちゃんと意見を受け入れてくれる、自分のプロフェッショナル性を尊重していただける環境だと思いました。

1回目の撮影はいかがでしたか?

いきなり、3つの自治体で撮影をしましたが、自治体によって全く違うんだと感じました。仕事内容・雰囲気・文化もすべて違いました。それと、公務員の方々は良い意味で普通の人だなとも思いました。公務員=堅い仕事、スーツを着て非常に真面目、といった先入観がありましたが、皆さん非常に楽しそうに仕事をしているんですよね。そして、堂々と話をしてくださる。

さまざまな課の職員や、首長の撮影をしましたが、皆さん話がうまく、その街のために頑張る姿勢がわかりました。これは、動画を作ってその熱量を伝えたほうが絶対に良い、と初回撮影から確信しましたね。


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公務員へのイメージ、意識は変わりましたか。

大きく変わりました。ある意味で身近にもなり、これまで取材を行った自治体は、訪問やオンラインも含めて全部求人応募してみたいなと思ったくらいです。公務員は何か特別の資格や経験がないといけない、自分とは全く別の世界だと思っていましたが、実際は技術職でなければ私が応募できる求人も多いんですよね。取材で接した自治体は、すべて将来の就職・移住候補地だなと思います(笑)。

PUBLIC CONNECTの意義は感じますか?

強く感じます。PUBLIC CONNECTが広がれば、公務員に興味が出てくる人は必ず増えると思いますし、若い人や今まで公務員の選択肢がなかった人こそ、いいかもって思ってくれるのではと感じます。私の周囲も実際にそうでしたが、公共の領域について全く知られていない人も非常に多いので、その面白さを広げていけるのではと思っています。

話を変えて、社内の連携についてです。オフィスは大阪にあり、渡邉さんは関東在住でフルリモートですよね。コミュニケーションは問題ないですか?

はい、全然気にならないです。コミュニケーションは問題なく取れています。チャットやオンラインミーティングで必要なやり取りはできていますし、先日取材で久々に社員の高井さんとリアルに会いましたが、久しぶりに会ったという感じもしなかったです。

あと、ミーティングが無駄に長くないのも良いです。メリハリを付けて働けています。

働き方はどうですか?

入社前からの期待通りで非常に満足しています。これまで延長保育で子どもを預けていましたが、早めに迎えにいけるようになりましたし、通勤時間もないので晩ごはんも作れます。

何かあれば中抜けも可能で、先日も子どもを急遽病院へ連れていくということで、仕事の時間を調整して行ってきました。そういった環境だからこそ、逆に日頃集中して仕事ができています。リモートで1人で黙々と作業できるのも自分に非常に合っています。

これからどういう動画を作っていきたいですか?

自治体ごとでの独自色を出した動画を作っていきたいです。自治体ごとの違いを動画で示すことで、動画が就職先・転職先選びの1つの基準になれば良いと思っています。

就職・転職活動って怖いですよね。同僚や上司が嫌な人だったらどうしよう、街の雰囲気は合うだろうか、など不安は無数にあります。その不安が動画で解消されることを目指したいです。動画だけでもその自治体の雰囲気が伝り、行きたい就職先ばかりだな、選びたい放題だなと、見る人が楽しみながら悩んでほしいです。

まだまだ動画を作り始めたばかりですが、動画が増えるとPUBLIC CONNECTのメディアとしての面白さも増していくはずです。それも、動画を作り続ける価値だと思います。もちろん量だけではなく、クオリティの高い動画であることも重要です。この動画づくりにお金を払いたい、と思ってもらえなければいけないという使命感があります。動画のビュー数や、そこからの応募への貢献度も把握し改良していきたいです。

PUBLIC CONNECTの将来的な展望は?

全国の自治体の人材不足解消に、PUBLIC CONNECTとして貢献していきたいです。優秀な人材が自治体で働くことを選ぶ状態、そうなれば大成功だと思います。そうすれば、その街も活性化して盛り上がるはずです。街を支えているのは自治体だと、日々の取材で強く感じてます。我々は、その自治体の支えになりたいですね。今、自分が住んでいる役所に行くと、既に見る目が変わっています(笑)。皆にそうなってほしいですね。

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