【大手企業からのJOIN】「後悔のない人生に」ーー大手人事から独立、M&C Creationで個の市場価値を高める働き方とは?
大手企業で人事として8年のキャリアを築いた松田さん。安定した環境から踏み出し、2025年4月、M&C Creationへ業務委託PMとしてジョインしました。「世の中の『届かない』をなくす。」を掲げるM&C Creationで、彼が新たな挑戦を決意した背景、仕事のやりがい、そして目指す未来を伺いました。この記事が、よりダイナミックな環境で自らの可能性を追求したい方々にとって、有益な示唆となれば幸いです。
松田さん/PM
パーソルキャリアで新卒から人事(採用・人事管理)として約8年従事。趣味の動画編集から副業を経て、M&C Creation代表大島氏の目に留まり、2025年4月に独立、同社へPMとして本格ジョイン。現在は人事の知見と動画スキルを掛け合わせ、「採用×動画」領域のプロジェクトを推進し、自社チャンネルも手がける。
「このままでいいのか?」安定と葛藤の中で見つけた動画への情熱
ーーまず、これまでのキャリアと、副業を始められたきっかけについて教えていただけますか?
新卒でパーソルキャリアに入社し、新卒採用担当として6年半、その後パーソルホールディングスで人事管理を約1年半経験しました。人事管理は会社の基盤を支える重要なものでしたが、その“守り”中心の業務では、かつて新卒採用で味わった自ら価値を生み出すような“攻め”のやりがいや情熱を感じにくかったのです。次第に「このままでいいのかな?」という物足りなさが募り、そんな折、もともと趣味だった動画編集の副業に本格的に取り組み始め、2023年頃からはスタートアップ企業のYouTubeチャンネル運用も個人で受託していました。
ーーその副業でのご活動が、M&C Creationとの出会いに繋がったのですね?
はい。個人でのYouTube運用がM&C Creation代表の大島さんの目に留まり、2024年夏秋頃から同社の受託プロジェクトに副業ディレクターとして関わるようになりました。制作会社としてのM&C Creationでの経験は非常に刺激的で、映像制作の面白さと可能性に強く惹かれたんです。自分の熱量が明らかに映像制作にあると確信し、「どうせ人生の時間を使うなら、情熱を注げる方で時間を使いたい」と。そして、パーソルでの約8年間の会社員生活を経て、2025年4月から独立し、M&C Creationに本格的にジョインすることを決めました。
大手から業務委託へ。M&C Creationで働くリアルと得られる成長
ーー大手企業から業務委託という働き方へシフトされたわけですが、M&C Creationで働く魅力はどのような点に感じていますか?
まず、自分の中に「職能」をつけられる点です。大手企業のような安定した環境も素晴らしいですが、僕は「どの環境でも自分自身の力で仕事ができる」経験やスキルを身につけたいという思いが強かった。M&C Creationは、会社としてのノウハウやプロジェクト体制が整っている一方で、個人の裁量が大きく、思考しながらものすごいスピードで経験を積んでいけます。「自分で事業を動かしている」という手触り感は、大手ではなかなか味わえなかった感覚ですね。
ーー業務委託として働くことのメリットや、M&C Creationならではの環境についてもう少し詳しく教えてください。
業務委託は、自分次第で成果も収入も変わってきます。M&C Creationのノウハウやチーム体制は借りつつも、感覚としては「自分の会社としてプロジェクトを推進している」に近い。成果が出ればダイレクトに報酬に反映されますし、逆に成果が出なければ収入も減る。このシビアさが、独立を考える上ではむしろ魅力でした。「会社員として給料をもらう」のではなく、「自分の力で稼ぐ」という感覚は、プレ起業に近いかもしれません。
また、代表の大島さんが「メンバー全員が、仮にM&C Creationがなくなっても食っていける力をつけてほしい」という考えを持っているのも大きいです。なので、ノウハウを習得することにも協力的ですし、成長機会も豊富に与えてくれます。いきなり転職するのではなく、僕のように副業から関わり、徐々にステップアップしていくことも可能です。特にM&C Creationでは、まさに今の時代に市場価値が高まっている動画分野での専門性を高められる点が、大きな魅力の一つだと感じています。
「採用×動画」の可能性と、自身のスキルを掛け合わせる面白さ
ーーまず、なぜ今「動画」に携わることが市場価値を高めることに繋がるとお考えですか?
理由は二つあります。一つは、動画が「業種を選ばない」普遍的なスキルであること。どんな業界のどんな課題にも掛け合わせることができます。例えば、僕が今関わっている重度訪問介護のようなニッチな業界でも、動画を通じてその魅力や必要性を伝えることができる。これは非常に面白い点です。 もう一つは、ユーザーの情報収集の仕方が、テキストから動画へと明らかに移行しているという「市場性」です。特に採用の文脈では、企業の雰囲気や働く人のリアルな姿など、文字だけでは伝わりきらない情報を動画なら効果的に届けられます。この成長市場で専門性を高めることは、自身の市場価値向上に直結すると感じています。
ーー現在M&C Creationでは、具体的にどのような業務を担当されているのですか?
PMとして、クライアントのYouTubeや動画SNSマーケティングにおけるプロジェクト全体を管理しています。特に私の人事経験を活かせる「採用×動画」の領域に注力しており、現在は重度訪問介護の会社さんや整骨院の会社さんの採用動画プロジェクトなどを担当しています。具体的には、クライアントへのヒアリングから戦略設計、企画提案、ディレクション、効果測定、クライアントコミュニケーションまで一貫して関わります。また、M&C Creation自社のリード獲得を目的とした「採用に役立つ情報」を発信するYouTubeチャンネルの立ち上げにも携わっており、そこでは演者としても出演する予定です。
ーー「採用×動画」という領域の将来性について、松田さんはどのようにお考えですか?
非常に大きな可能性を感じています。採用動画市場は、まだ完全に成熟しきってはいないものの、だからこそ大きなチャンスが眠っていると考えています。多くの企業が、自社の魅力や文化を求職者に効果的に伝えきれず、採用のミスマッチに課題を抱えています。動画は、働く人の表情や職場の雰囲気といった定性的な情報をリアルに伝えるのに最適なメディアであり、これらの課題を解決する力を持っています。M&C Creationとしても、この領域で先駆者的な存在になることを目指しており、ここで専門性を磨くことは、自身のキャリアにおいて他にはない強みになると確信しています。まさに、これから大きく伸びる市場で第一人者を目指せる面白さがありますね。
ーーM&C Creationでそうした専門性を高め、スキルアップやキャリアアップを実現していくために、どのような環境があるのでしょうか?
M&C Creationには、編集、ディレクション、PMといったキャリアステップがあります。個人のスキルセットや経験に応じて、例えば編集からスタートし、ディレクター、PMへとステップアップしていくことが可能です。それぞれのポジションで一つ上の視座を持つことで、自然とスキルが磨かれていく環境があります。 また、YouTubeのアルゴリズムや最新のSNSマーケティング戦略に長けたメンバーが社内にいるので、そうした知見を共有してもらいながらプロジェクトを進められるのも大きなメリットです。座学の研修というよりは、実践の中で、チームで動きながらノウハウを吸収していくスタイルですね。特に僕のように、ある程度独学でやってきた人間にとっては、プロのやり方や考え方を間近で学べるのは非常に価値があります。
「後悔しない人生を送りたい」ーー挑戦の先に見据える未来
ーー松田さんの動画編集への興味の原点はどこにあるのでしょうか?少しパーソナルな部分もお伺いできればと思います。
実は、社会人になる前の内定者研修で、会社のプロモーションムービーを作るという課題があったんです。そこで初めて動画編集を経験しました。結果は残念ながら優勝を逃したのですが、その経験が面白くて。
同時期にスキューバダイビングのライセンスも取ったのですが、水中の映像を撮りためていくうちに、それを編集して一つの作品にまとめる楽しさにのめり込みました。旅行の動画や友人の送別会のムービーなど、プライベートでもよく作っていましたね。それがコロナ禍で採用活動にYouTubeを活用する流れになり、本業でもそのスキルが活き、副業に繋がり、そして大島さんと出会って今に至る。まさに「Connect the Dots」だなと感じています。
独立してすぐの2025年4月には、個人的な活動として1週間パラオに行って、現地のダイビングショップのPR動画を企画から撮影、編集、納品まで一人で手がけました。自分のスキルセット(人事経験、動画制作、英語、ダイビング)を総動員して形にできた、思い出深い作品です。
ーー今後の目標についてお聞かせください。M&C Creationとして、また個人として、どのような未来を描いていますか?
M&C Creationとしては、やはり「採用動画」という領域を自分が中心となって広げていきたいです。動画を通じて企業の本当の魅力を伝え、求職者とのミスマッチを減らし、より納得度の高い職業選択を実現するお手伝いができればと考えています。
個人としては、大島さんが別の新規事業を立ち上げた際に「この事業、松田に任せるわ」と言ってもらえるくらいの実力をつけたい。業務委託という働き方を選んだからには、得られるスキルやノウハウは全て吸収し、どんな状況でも自分の力で道を切り拓ける人間になりたいですね。究極的には、「もうちょい攻めれたなと思って死ぬのは嫌だ」という思いが原動力です。
ーー最後に、新しい挑戦を考えている方へメッセージをお願いします。
もし、今の会社や仕事に対して「このままでいいのかな?」という漠然とした不安や、「もっとこうしたい」という思いがあるなら、まずは小さな一歩でもいいので行動してみることをお勧めします。僕自身、大手企業を辞めて独立することには勇気がいりましたし、周囲に心配もかけました。でも、副業という形でM&C Creationに関わり始め、少しずつ確信を深めていく中で、今の道を選ぶことができました。
M&C Creationは、副業からの参画も歓迎していますし、1案件からでも関わることが可能です。「いきなり転職はハードルが高い」と感じる方でも、まずは一歩踏み出しやすい環境だと思います。もし「あと一時間で死ぬとしたら、動画に携わっておけばよかったと後悔しそうだな」と少しでも思うなら、ぜひ一度話を聞きに来てみてください。違うなと思えば、業務委託なので身軽に次の選択もできます。後悔のない人生を送るために、できるだけ早く小さな挑戦を始めてみるのがいいのではないでしょうか。