大坪 史明
CX本部
2021 静岡文化芸術大学 卒業
2021 デザイン会社 入社
2023 株式会社レモンタルト 入社
── 入社までの経歴と経緯を教えてください。
大学ではデザイン学部でグラフィックデザインを専攻していました。もともとものづくりが好きでした。また、幼少期から10年以上「書道」をやっており、書道家になることを志したこともありました。大学でデザインを学ぶ中で「文字のデザイン」に惹かれ、その中でも特に「フォント」が好きでした。デザインにもいろいろなジャンルがありますが、私は「グラフィックデザイン」の道に進み、将来も文字に触れる仕事をしたいと考えていました。
卒業後は、グラフィックデザインからサービスデザインまで多岐に渡るデザインを手がけるデザイン会社に入社し、2年間主にエディトリアルデザイン(雑誌や会社案内、カタログなど)を担当しました。その会社は業界の中では比較的大きな会社ですが「デザイナーっぽい」(デザインがメインでデザイナーが中心の会社)でした。個人的にはいわゆるデザインだけではなく「グランドデザイン」というか、企画やマーケティングなどもボーダレスにデザイン(設計)する仕事でかつ成果が見える仕事がしたいと考えていました。ちょうどその頃、兄の友人を通じてレモンタルトの武村社長からお誘いを受け、ボーダレスにグランドデザインを描けると感じたため、2023年4月に入社を決めました。
現在の仕事の中身を教えてください。
福岡ソフトバンクホークスのファン向けアプリのリニューアル・機能開発・運用支援におけるデザイン業務がメインになっています。もともと野球が好きだったので、仕事で携われているのはとても嬉しいです。好きで詳しいのもあり、企画やマーケティングも含めて主体的に動かせてもらい楽しんで取り組んでいます。
通常、デザイナーは自分の仕事の成果が見えづらいことが多いのですが、アプリの場合は数字に表れることが多いため「自分の仕事」として成果が見えやすい点にやりがいを感じています。幸いリニューアル後は、アプリを通じた集客やチケット販売、グッズ売上の観点でも大きな成果がでており、嬉しい限りです。これは、いわゆるデザイナーだけでは得ることのできない喜びだと思います。もちろん、UIやバッジなど純粋な見た目の「デザイン」も楽しんでやっていますが。
現状の課題や将来への展望を教えてください。
「キャラクタービジネス」の可能性に興味を持ち、個人的にいろいろ考え始めています。まずはレモンタルトの自社キャラクター開発プロジェクトを立ち上げ、社内向けの活用範囲を徐々に広げています。社向けのキャラクター活用にも「伸びしろ」を感じています。まだまだこれからの話ではあるのですが…。
どんな仲間に来て欲しいですか?
個人的には「デザイナー」ではなく「デザイナーっぽくないデザイナー」がレモンタルトには向いていると思っています。実は私自身、「美術館」とかにもあまり興味がなく(笑) あえて「芸術愛好家」である必要はないのかなと。これは一般的ではないのかもしれませんが。何度も言うように、絵作りができるだけではなく企画やマーケティングなどを含めた「ビジネスデザイン」「グランドデザイン」がしたいと思う方に来て欲しいです。