【1日密着】入社6年目×組込エンジニア×グローバルコミュニケーション
今回は弊社大阪 肥後橋センターで組込開発業務を担当している入社6年目の尾上さんの1日に密着しました。仕事のお話だけでなく、学生時代の経験やトランスコスモス入社までのエピソード、プライベートのことも教えてくれました!
目次
プロフィール
1日のスケジュール
密着取材後インタビュー
プロフィール
1日のスケジュール
まずは1日のスケジュールから紹介します!
8:30 出社・朝会
出社後は朝会に参加し、ローテーションで1分間スピーチを行っています。自分のことを発表したり、メンバーの趣味や休日の過ごし方などを知ることができるのでチームのコミュニケーション活発化につながっています。
10:00 依頼内容の整理・確認
現在お取引先の自動搬送システムの動作確認を、人手に頼らず自動で行えるテストツールの開発に携わっており、大阪 肥後橋センターでは3名、海外センターも活用してベトナム ハノイセンターでは2名体制で行っています。組込開発の場合はお取引先との窓口は肥後橋センターのリーダーが行っており、そこから各メンバーに業務が振り分けられます。ベトナムセンターにテスト・検証領域を切り出すことで、国内メンバーは仕様・詳細設計に注力することができます。そのため、ベトナムメンバーへ対応を依頼したものが依頼通りに上がってきているかチェックを行ったり、次回の依頼で説明するのに必要な情報を整理しています。
11:00 ベトナムとの連携ミーティング
ベトナムとオンラインでミーティングを実施しています。ミーティングでは成果物に対するフィードバックを行ったり、本日の依頼物に関する説明をしています。依頼したものと成果物が異なっていたり、言語の壁による行き違いが発生した事例もあったためミーテイングは毎日実施し、ミーティング終了後は内容のサマリーを送信しています。遠隔で業務を行っているため、成果物の精度を上げる重要な工程です。
12:00 お昼休憩
お昼はセンター内にあるリフレッシュルームで自宅から持参したお弁当を食べています。
13:00 システムテスト
ベトナムで実施したシステムテストでNGが出ている場合は仕様書・詳細設計書・ソースコードを見直し、原因を調査し修正を行います。また、今年から後輩社員が同じチームに配属となったため、業務を通して基礎的なシステム開発の流れやプログラミングに関する研修を実施しています。
16:00 休憩
時間があえば後輩社員も一緒に休憩取ります。少し会話をすることで良いリフレッシュになっています!
16:15 テスト結果まとめ
システムテストで発覚したNGの原因箇所をお取引先にも報告できるようにまとめます。
17:30 進捗確認・整理
当日の業務進捗を確認し、明日に向けて確認・準備を行います。
18:00 退社 お疲れ様でした!
密着取材後インタビュー
―学生時代はどのように過ごされていましたか?
大学の進路を考える時にもともと人の行動や感情の仕組みに興味があったので、心理学部がある大学へ進学すること決め、消費者心理学や集団心理学の領域を専攻していました。自宅から2時間半かけて通学しながら、飲食店のアルバイトを2つ掛け持ちしとにかく忙しい日々を送っていました!
―入社の決め手はなんでしたか?
大学で勉強していくうちに、心理学を活かすような仕事は自分には合わないなと思うところがあったので異なる業界で就職活動をしようと決めていました。IT活用がトレンドだったこともあり、自分もその波に乗ろうと思いIT業界に絞りました。企業研究を進めるなかでトランスコスモスを知り、大手企業と取り引きがあることと入社時の研修制度に力を入れていることに魅力を感じ入社を決めました!
実際入社後はシステムの組込開発という自分にとっては全く新しい領域に配属になりました。「開発」というと数学的な印象を持つ方も多いですが、私も同じチームの後輩も文系の大学を卒業しこの業務に携わっています。文系・理系関係なく開発業務に取り組めるのは、研修制度やOJTの環境が整っているトランスコスモスの強みと言えると思います!
―現在の業務でやりがいはなんですか?
お取引先からシステムへの機能追加の依頼があった際は、現在は自分が中心となってベトナムメンバーへ業務の切り出しを考え、マネジメントしています。自分の裁量で業務を振り分けられたり、自分で設計した運用通りに完遂できた時はとてもやりがいを感じます。もちろんエラーやバグにより思った通りに進まないこともありますが、いくらやってもうまくいかないときは別のチームに相談しさまざまな視点を持つように心がけています。そういった点でも恵まれた環境で業務をできているなと感じます。
―今後はどんなことにチャレンジしたいですか?
これまではプレイヤーとして成果を出してきましたが、これからは直接的にお取引先に貢献できるマネジメント業務にチャレンジしたいと思っています。私自身、もともと「悩みを解決したい」という想いが強いのですが、最近では解決するにも限界があると感じることがあります。プレイヤーとして業務的に解決することはできますが、まだまだ事業所全体や運用面に改善ポイントはあると感じています。事業所責任者になることでさらに事業に携わることができ、実現可能な領域が広がると思っています。
―休日のリフレッシュ方法を教えてください!
休日はあまり家でゆっくりせず完全アウトドア派です!月1回程度キャンプに行くのですが、何をするわけでもなく気の許せる友人とぼーっとしたりしてリフレッシュしています。日々の業務で神経を使うからなのか、デジタルデトックスできる大切な時間です。Myキャンプセットも一式揃えました!!
【取材後記】今回インタビューさせていただいた尾上さんは穏やかな雰囲気の中に芯の強さを感じました。2時間半かけて大学に通っていたエピソードからも自分がやる!と決めたことはやり遂げる強さが伝わってきました。開発業務も最初はテスト範囲を決めることに苦労し、リーダーに相談していたそうですが、そんな中でも着実にこなす尾上さんの姿が想像できました。自身では「システム全体の理解度は4割程度と思っている」と控えめですが、それは今の自分にできることとは別に事業所責任者へのステップアップを目標にしているからこそなのだと感じました。後輩育成についてもお話がありましたが、彼女が先輩であることはとても心強いことだと思います。今後の活躍に期待しています!この度はお忙しい中ご協力いただきありがとうございました。