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「Web2.0とWeb3のマーケティングが融合することで市場が拡大する」COO・加藤 貴一が歩むWeb3業界のキャリア

こんにちは!「Web2.X SHIFT」をミッションに、企業やサービスのWeb3進出を支援をするSHINSEKAI Technologies(以下、シンセカイテクノロジーズ)です。
公式noteでは、シンセカイテクノロジーズの創業メンバーの経歴やWeb3への想いをご紹介するインタビューを連載しています。

▼代表インタビュー

今回は、業務の執行を統括するCOO (Chief Operating Officer)の加藤 貴一に話を聞きました。

これまでWeb2.0領域でマーケティングやプロモーションを経験してきた加藤は「Web2.0とWeb3は、対抗するものではない。融合することで業界が広がっていく」と言います。
「これまでグローバルにマーケティングを担当してきた加藤が、なぜWeb3のベンチャーでCOOを務めるのか」「さまざまな業界を経験したからこそ考える、Web3ビジネスの可能性とは」など、経歴から今後の展望まで掘り下げます。

株式会社SHINSEKAI Technologies
COO 加藤 貴一
Twitter:katope1203

もっとおもしろいことを探して。海外法人の立ち上げから、越境ECの事業拡大まで幅広い分野に携わる

──まずはじめに、簡単に自己紹介をお願いいたします。

シンセカイテクノロジーズのCOO、加藤 貴一です。オペレーティングの責任者という名前通り、会社のビジョンやミッションを実現する方法を考え、ヒトやモノ、カネを動かす役割を担っています。これまでさまざまなジャンルで経験してきたビジネス知識を活かして、マーケティングやチーム作りなどを幅広く担当します。

──2023年1月にシンセカイテクノロジーズのCOOに就任しましたが、今までもWeb3業界でビジネスに挑戦されていたのでしょうか?

実はWeb3業界でビジネスをするのは初めてなんです。しかし、僕は「Web2.0とWeb3のマーケティングは、根本的な部分は変わらない」と考えています。

僕はこれまで営業やマーケティングの仕事をしてきた人間で、最初のキャリアはサイバーエージェントからスタートしました。大学時代の営業インターン経験から、会社と産業が伸びていて、働いている人がおもしろい会社に入りたい!と考え、新卒で入社しました。

──サイバーエージェントでは、どのような業務を担当されていましたか?

スマートフォンに特化した広告マーケティング会社・株式会社CyberZの創業2年目の立ち上げ期に新卒としてジョインし、主にゲーム会社のプロモーションを支援する事業に携わり、最終的にはGeneral manager(GM)として新規事業やメディアなどの事業も関わりました。
海外プロモーションを担当していた時期もあり、2012年7月に設立されたCyberZのサンフランシスコ支社は、アメリカのグローバル拠点として僕らが立ち上げたものです。

海外法人の立ち上げやマーケティング施策を担当し、海外プロジェクトならではの難しさと面白さを体感しました。プランニングに携わった初めての海外プロジェクトの初月の売上は1億円を超え、自分にとって大きな成功体験となったと考えています。

──加藤さんはD2Cの世界にも精通されていますよね。それはどのような経験からなのでしょうか?

サイバーエージェントを退社して多様なビジネスに手を広げるなかでも、台湾や香港、マレーシアなどに向けて日本の化粧品や健康食品を販売する、越境ECをメインに事業を展開していたからです。
サイバーエージェントで海外法人の立ち上げにかかわったことで、世界と接点を持つおもしろい仕事や、日本の良いところを活かした事業がしたいと思うようになっていました。
そのタイミングで知り合いに美容商品を海外展開したいと相談されて台湾に渡航。自分の足で現地パートナーを開拓して、マーケティング手法や販売方法を確立し、単月億規模の売上まで伸ばしたり、自社で韓国コスメを作ったりと、事業を展開していきました。

──行動力と切り拓いていく力を感じます。

ありがとうございます。しかしその後、越境EC事業は新型コロナウイルスの影響により、物流がストップし、瀕死状態になってしまったんです。
僕らは日本に向けた事業展開に方針を切り替えたのですが、元々「日本の良いところを活かして海外とかかわりたい」と考えていた僕は「もっとおもしろい何かがあるのではないか」と感じ始めていました。

新鮮な体験と新しい分野の可能性にワクワクした。Web3とシンセカイとの出会い

──そのタイミングで出会ったのが、Web3の世界なのですね。

そうですね。僕は株式投資もしていた時期もあるので、せっかくならよりワクワクする仮想通貨の取引もしてみようとした結果、自然とNFTの世界にのめり込みました。


サイバーエージェントでスマートフォンやゲームに触れる機会が多くあったので、最新テクノロジーに躊躇することなく一歩を踏み出せたのかもしれません。

──確かに、ウェブの世界に慣れ親しんでいたことは強みですね。ちなみに、加藤さんが初めて購入したNFTは何でしたか?

Solana NFTの「Solana Doodle Apes」です。実はこのNFTは、Mintした当日に運営側によるお金の持ち逃げ詐欺(ラグプル)によって失ってしまいました。NFTを買った初日にウォレットをハッキングされて仮想通貨を盗まれるなど、他にもさまざまな事件がありましたね。しかし、これは僕にとってとてもワクワクする体験でした。懲りて止めるどころか、Web3のおもしろさにどんどんとハマっていったんです。ちなみに、ビジネスとしての可能性も考えるようになったのもこの頃でした。メタバースに活用するアニメーションの技術などは日本が世界で戦っていける数少ない分野ですし「日本の良いところを活かしたい」という想いにもフィットします。

──聞いているだけでヒヤッとしますが、面白いことを探していた加藤さんらしいです。シンセカイテクノロジーズには、どのような経緯で参画することになったのでしょうか?

Web3にいずれは進出してみたいと考えていたときにたまたま声をかけてもらったのが、のちにシンセカイテクノロジーズの代表となる、サイバーエージェント時代の友人・大社でした。
とはいえ、まだ事業立ち上げ前のタイミングで「COOとして入って欲しい」とは言われていたものの、ビジネスとしての成功事例がWeb3にはまだないこともあり、「まだ日本では早いだろうし、今の会社をやめることはない」と最初は思っていました。

──なるほど。Web3に興味があったとはいえ、すぐに参画を決められた訳ではないのですね。

しかし、彼の壁打ち相手として事業構想を聞いていると、毎週ものすごいスピードでブラッシュアップされていくビジョンや事業内容に大きな可能性を感じ、一緒に動いてみたいと思うようになりました。
決め手となったのは、Web2.0領域で圧倒的な成果を残している、ビジョンに共感している優秀なコアメンバーが続々と大社のもとに集まってきていたことです。
領域に成長の可能性があり、ヒトがおもしろい。僕がサイバーエージェントに入った理由とほとんど同じ条件が揃った状況を目の当たりにして、オールインしないわけにはいきませんでした。

▼noteに当時の想いを書いています

【シンセカイテクノロジーズCOO就任のご報告】|KATOPE / シンセカイテクノロジーズ COO
気づけばこの間、かなり転々と事業展開してきたのですが、そのなかでも台湾や香港、マレーシアなどアジア向けの化粧品や健康食品の越境ECがメインの事業柱でした。台湾法人を自ら立ち上げ、クライアントの支援案件で単月億規模の売上まで伸ばしたり、自社で韓国コスメを作って海外展開して初年度10万本出荷したり、コロナ禍で瀕死状態になりながらも、直近では総代理販売してるアジアNo.1の光美容器がものすごい勢い...
https://note.com/katope_shinsekai/n/n3b03d3317693

シンセカイテクノロジーズで実現したい、Web3ビジネスの可能性の拡大

──シンセカイテクノロジーズでは、どのようなことをするのでしょうか?

Web2.0ビジネスの課題をWeb3で解決することを目指し、ウォレット作成やNFT発行などの新たなソリューションを通じて、Web2.0から参入する企業の支援をしたり、Web3のコミュニティやマーケティングをサポートしたり、双方に向けたアプローチをしていきます。

前職であるサイバーエージェント代表の藤田社長の「ビジネスは最高か最速でないと生き残れない」という言葉があるのですが、自分自身「タイミングの速さ」でビジネスを成功させた経験があり、市場ができる前に踏み込む必要性を感じています。
新市場を切り拓くことは難しい挑戦ではあるのですが、僕は勝機のあるビジネスだと考えています。Web3の認知度を高めるためにも成功事例を作り、最終的にはWeb3で何かビジネスがしたいと思ったときの相談役になりたいですね。

──加藤さん個人としての目標はありますか?

個人的には、今までさまざまな業界でマーケティングやチーム作りを行ってきた僕が提供できるものを活かしていきたいですね。Web2.0と3のマーケティングは全く違うように思われがちですが、根本的な部分は変わらないからです。
「Web2.0に対抗するもの」と思われがちなWeb3ですが、対抗するわけではなく融合しながらお互いに業界を広げていければと考えています。

──Web3でこれからどのようなビジネスが生まれていくのか、楽しみです。

僕も、シンセカイテクノロジーズのサービスによってNFTやメタバースに新たな楽しみが生まれ、より多くの個人がNFTを持ったりメタバースで遊んだりする、より便利でおもしろい未来にワクワクしています。

Web3が好きな人が、リスペクトを持って働ける環境

──今後の事業展開では新しいメンバーの力も必要になると思いますが、どんな方にきてほしいと感じますか。

上で述べたように、この会社にはすでにWeb2.0で何かしらの事業や自身のミッションをやり遂げたWeb3好きが集まっています。まずはWeb3に触れてみて、好きだと思った方に来ていただきたいですね。

また、成功事例が少ない業界での事業開発となるため、挑戦を恐れず自走できることも非常に重要だと思っています。一人ひとりがお互いを尊重・リスペクトして、仕事を任せあえるチームを作りたいです。

大切なのは、Web3への興味と未知なる世界に飛び込む力。自らの力で事業を切り拓いていきたいという方はぜひ以下のリンクから詳細をご覧ください!

シンセカイテクノロジーズは、カスタマーサクセスやデータアナリスト、インフルエンサーマーケティング経験者を中心に様々なポジションで採用を強化しています。
今回の資金調達を経て、Web3を社会実装し、新しい行動体験・行動習慣を生み出す、強い組織づくりにより一層注力していきます。詳細は下記をご確認ください!


株式会社SHINSEKAI Technologiesの会社情報 - Wantedly
株式会社SHINSEKAI Technologiesの魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。価値のインターネットを言われるWeb3を活用して、 社会に生きがいを感じる個人を増やしたいです。
https://www.wantedly.com/companies/company_589073


SHINSEKAI Technologies | コミュニティの力でビジネスを加速する
シンセカイテクノロジーズは、これまで様々な業界でのコミュニティ運営で培った独自のコミュニティ理論をもとに、コミュニティ関連サービス群「MURA(ムーラ)」を開発・運営しています。データを活用しながら企業やブランドのコミュニティ運営を一気通貫で支援することで、コミュニティに関わる全ての人に「生きがい」を生み出し、コミュニティの力でビジネスを加速させます。
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