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2兆円市場の変革をビジネスから支える2人が語る、GO TODAYの「魅力」

「ビューティシャンを、もっと自由に、もっと楽しく」を理念に、シェアサロンの運営をはじめ、美容業界に新しい風を吹かせるGO TODAY SHAiRE SALON。旧態依然とした業界の変革には、現場の美容師だけでなく、ビジネスサイドからの支援も必要不可欠でした。会計士で同社取締役CFOの岡野貴幸、有名経済メディア出身で数々の新規事業を手がける執行役員の内田友樹に入社後の歩み、今後の目標を聞きました。

「美容業界を一緒に変えていこう」という熱い誘いを受けた

――お二人の、GOTODAYへの入社のきっかけを教えてください。

岡野:私は、大手監査法人で会計士を経験した後、独立しました。GO TODAYが創業した2016年、代表の大庭と会う機会がありまして、「事業拡大のために手伝ってくれ」と誘いを受けました。会計事務所に所属していた時から、ベンチャー企業やIT企業を担当する機会が多かったので、業務委託として、会社の会計周りの仕事から関わるようになった、という経緯です。それから取締役になり、現在は会社の経理を担当し、事業計画も作成しています。

内田:私は、大手社会人向け教育サービス会社、有名経済メディアの新規事業開発などを経験していて、いつかスタートアップの事業に深く入り込み、中からドライブさせるような仕事をしてみたい、と思っていました。そんな折、元々知り合いだった大庭から、「美容業界を一緒に変えていこう」という熱い誘いを受けまして。事業の内容や目指す未来を聞いて、単純にワクワクしたんです。旧態依然とした業界を、スタートアップが全く新しいビジネスモデルを携えて風穴を開ける、こんな面白い話はないと思いました。迷いはありませんでしたね。

――ビジネスの経験が豊富なお二人ですが、サービスの話を聞いて「勝算アリ!」と思われたのですかね。

岡野:私は正直に申しまして、29店舗展開するような会社になるとまでは思っていませんでしたね(笑)。大庭に初めて会った時は、まだ一店舗目の原宿店のオープン前でしたし、シェアサロン事業の構想段階でした。ただ、非常に面白いプランだな、と思ったことも事実です。同様のシェアサロン事業を運営する他の会社はありませんでしたし、フリーランスの美容師に高い歩合率を保証し、低収入、長時間労働が当たり前の業界を変えていこうという大庭のチャレンジする姿勢に共感したことを覚えています。

内田:私個人のキャリアを考えても、GO TODAYへの入社はまたとないチャンスだと思いましたね。これまで大企業というステークホルダーが多い環境で新規事業開発を担当していたので、どうしても組織内の説得に時間がかかってしまうという課題を抱えていました。スタートアップであれば、トライ&エラーを繰り返して、最適解を形にすることができる、と感じました。それに、ビジネスマンとしての経験から、美容業界の業界構造には何かおかしいことがある、と感じさせられましたね。だって、2兆円規模の市場がありながら、最大手企業の売り上げが200億円ほどしかないんですよ。しかも、現場の待遇は悪く、離職率も高い。私が入社することで、「歪み」を正していけるのではないかという野望も芽生えましたね。

新たなチャレンジができる環境が魅力

――失礼ですが、お二人とも美容業界に対する知識はほとんど無かったのですよね。

一同:全くと言っていいほどありませんでしたね(笑)。

――それでも、大丈夫なんですか?

岡野:全く問題ないと思いますね。逆に、業界のことを何も知らなかったからこそ、フラットに物事を見ることができるのかもしれません。

内田:「新しい経験をしたい」と願う方には、当社は最適な環境かもしれないですね。本当に、やりたいと思ったことはほとんどなんでも試せますから。

――そんなお二人は、今どんなお仕事をされているのですか?

岡野:上場に向けて、事業計画をつくる仕事をしています。これまでは会計士として、様々な会社を外からサポートしていましたが、会社の内部から、GO TODAYが展開する事業の隅々までチェックして、将来のあるべき姿を具現化する仕事です。

内田:事業の「攻め」と「守り」を一人で担当しています。「攻め」は、アプリの開発や、ビューティシャンを支援する集客サービス等、彼らのためになることであれば何でもやっています。他にも、新たに仕込んでいる事業もあります。「守り」は、上場に向けて会社の土台を整える仕事をしています。どの仕事も非常にチャレンジングなので、毎日を刺激的に過ごすことができています。

――やりがいはどんなところにあるのでしょう。

岡野:事業計画の作成は難易度がとても高い仕事ですが、だからこその楽しさもあります。会計士としての業務と、会社のCFOとしての仕事は全く異なりますが、ビジネスを構想して、数字に落とし込む作業はとてもやりがいがあります。特に当社はベンチャー企業ですから、ビジネスのフェーズがどんどん変わっていきます。その中で、各事業部の責任者と膝を突き合わせて話し合う仕事は、私のキャリアにとっても重要なスキルの一つになるのではないかなと思っています。

内田:やりがいしかないですね。集客支援サービスやアプリ開発は私が過去に注力していた仕事を活かせる領域ですし、何より「シェアサロン」というリアル店舗を持つ当社だからこそ、オリジナリティーのあるサービスを開発できると確信しています。GO TODAY最大の強みは、美容師さんをエンパワーする「エコシステム」を自社のサービスの中で有しているところにあると思うんですね。美容業界では、優れた技術が一つのサロンの中に埋もれていました。実店舗を展開し、多くの美容師に利用されている当社がプラットフォーマーになることによって、それらの技術を民主化して「みんなとシェアする」ことを目指しています。最終的には、お客様が潜在的に持つニーズと、美容師さんの得意な技術をつなぐところまで持っていければ最高ですね。

(写真左から、岡野・内田)

GO TODAYだからこそ構築できる「エコシステム」

――お話をお伺いしていると、GO TODAYはとても自由な会社なのかなと想像しました。

岡野:会社のカラーとして、自律性を尊重する組織風土があると思います。私も、事業計画の作成という今まで経験していない仕事をしていますが、やろうと思えば、沢山やれることがあります。ルーティンワークは一切ありませんし、今がキャリアの中でも最も楽しい時期の一つかもしれませんね。創造性が非常に求められますから。

内田:会社としても、業界で面白い立ち位置にいて、事業のフェーズもこれから何でもできる、という部分が、GO TODAYを自由な会社たらしめているのかなとも思いますね。私たちは、アプリを使ったサービスなどのテクノロジーも有していますが、最も特徴的なのはリアル店舗を持ちながら、テクノロジーを使い、登録美容師約530人、月間利用客約2万人の自社のエコシステムの中で実証実験を繰り返せるところです。他に、このような企業はないかなと思いますし、可能性がたくさん残されています。

――事業を牽引されるお二人が目指す会社の未来はどんな姿なんでしょう。

岡野:やっぱり、美容業界を変えていく会社になっていきたいですね。会社の財務部門を任されながら、事業を拡大させる領域に携わることで、私もその一員になれると思っています。シェアサロンという店舗ビジネスにおいて、ある程度の売り上げは見込まれながら、ソフトウェアの領域でもまだまだ拡大を見込める様々な事業を見込んでいるので、ポテンシャルがある会社だと思います。

内田:抽象的な表現になりますが、美容業界の「不」 の部分をなくしたいです。キャリアが固定化されている美容業界において、フリーランスという新たなキャリアを提示し、自己実現を圧倒的に支援するプラットフォーマーになることができれば本望ですね。彼らがよりお客様を美しくすることに向き合い、価値提供に見合った報酬を得られれば、結果的に業界全体もフラットになるのではないでしょうか。シェアサロンに加え、アプリや集客支援サービスなど私たちが新たに展開する事業で、そのお手伝いができればいいなと思っています。

「ビジネスパーソン」だからこそ、価値を創出できる

――どのような人材を募集していますか?

岡野:現在、私がリードする経理部門は、私を含めて2人で仕事をしているのですが、チームメンバーを拡充したいです。業界の知識は全く必要ないですし、少ない人数だからこそ、多くを経験することができると思います。また、当社は上場に向けて準備をしている最中ですので、このタイミングで入社することで、他社では経験できない仕事をすることができると確信しています。経理という管理部門とはいえ、「攻め」の姿勢を持った方を歓迎します。各店舗のマネージャーなど、現場のスタッフと関わることも多いので、柔軟性があると、仕事が進めやすくなると思います。

内田:CTOクラスのエンジニアも、募集しています。アプリの開発を加速させたいので、ゼロから組織を立ち上げることができるエンジニアの方とは、ぜひお仕事をしてみたいですね。先ほど、GO TODAYはエコシステムを築いているというお話をしましたが、当社にはお客様、美容師共に様々なデータがたくさん集まっています。そうしたGO TODAYにしか集めることのできないデータを集約して、お客様にとってベストなソリューションを提供できる素地が出来上がっていると確信しています。

――ずばり、GO TODAYに入社して良かったですか?

岡野:良かったですね。会計士としては、事業を中からドライブするという得難い経験をすることができていますし、社風も和気あいあいとして、気持ちの良い人が多いですから。社員間の距離も近く、温厚で、常識のある人も多いかもしれないですね。これから、当社で新しい良いご縁があることを願っています。

内田:私のような、新しいチャレンジを求めているビジネスパーソンは多いと思うんです。当社であれば、やりたいことができる環境が用意されていますし、社会貢献性もとても高いと思います。今、毎日が充実していますし、そういう意味では事業にフルコミットできる方と一緒にGO TODAYの未来をつくっていきたいですね。


取材・執筆:湯浅大輝 / バナー写真撮影:遠藤素子

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