麦倉 捺木のプロフィール - Wantedly
株式会社F&V, スポーツコンバイン事業部セールス [プロフィール] 東京都足立区出身 5歳からサッカーを始める ・柏レイソルU-12〜U18 ・水戸ホーリーホック ・SC相模原 ・いわてグルージャ盛岡 ・東京ユナイテッド Jリーグ通算45試合出場2ゴール12アシスト [趣味] スポーツ観戦(特に巨人ファン) サウナ 読書
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こんにちは!F&Vの千村です!
さて今日は7月に入社した麦倉くんのインタビュー後編になります!
やはりユース時代から注目されていた選手だっただけに、前回のインタビューもたくさんの方々に読んで頂きました。
今回はプロ転向後の苦悩や、引退後彼が何をしてきたのか、をインタビューしました!
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千村)
プロになってからなかなか試合に出れないなどの葛藤も多くあったと思います。
プロ生活の中で、もっとこうしておけば良かったということはありますか?
麦倉)
もっと有効に時間を使えば良かった、ということですね。
サッカーはあまり練習時間が長くないので、それ以外に費やせるフリーの時間が一定あります。
その中でもっとサッカー以外で自分の価値を高められる行動をすれば良かったと後悔しています。
例えばJリーガーは通信教育で早稲田大学で学べる制度が使えるんです。
そういったセカンドキャリアを見据えたサポートがたくさんあるのに自分は全く使えていませんでした。
千村)
そんな制度があるの?ものすごく手厚いね、、、テニスの世界では全くそういったフォローが無いので。「引退」とか次の人生を考え始めたのはいつぐらいから?
麦倉)
3つ目のチームだった「いわてグルージャ盛岡」の時ですね。23歳くらいだったと思います。
サッカーを辞めたら自分は何ができるんだろう、と漠然と考え始ました。
ただその時点ではJリーガーを辞めて、普通に働こうという決断はできなかったですね。
千村)
サッカーからビジネスマンに、という考えはどのタイミングで出てきたんでしょう?
麦倉)
いわてグルージャ盛岡には1年いたんですが、ほぼ試合にも出場していてアシストランキングも上位の方だったんです。結果としてはかなり出せていた方だったと思います。でも1年でクビになりました。
その時に、「ここでサッカーを辞めて違う世界で頑張ろう」と踏ん切りがつきました。
千村)
現役最後は東京の社会人チームの「東京ユナイテッド」にいたよね?
麦倉)
そうです。社会人チームなので、基本的にみんな仕事をしながらサッカーも両立しています。
自分の中ではサッカーに踏ん切りがついて次のステージにいこうと思っていたので、このチームに所属できたことで仕事とサッカーを両立するという選択肢ができ、仕事でどう生きていくのかというのが理解できたと思っています。
在籍していたのは1年間でしたが、「サッカーが人生の全てではない」と初めて感じるきっかけになりました。
いわてグルージャ盛岡時代の麦倉くん。
麦倉)
自分の中ではサッカーに対してはやり切ったという思いがあって。
でも選手を引退しても人生は続きますし、生きるためにお金を稼がないといけない。
引退後、縁あって営業代理店の会社で働くことになったんですが、そこでは毎日とにかく必死でした。
千村)
約1年で営業責任者になったと言っていたよね!
麦倉)
そうですそうです。最初は営業についても全く分からない状況でしたが、絶対に成績は一番になりたいと思って誰よりも準備したし作戦を練って営業活動していました。
千村)
F&Vでも営業として頑張ってくれているけど、その土台がこの1年で作られたんじゃないかと勝手に感じてます。
麦倉)
間違いなくそうですね。行動量と数字をひたすらに追う環境でしたが、分からないながらもこれだけ自分で学ぼうとすればできないことは無いんだと分かりました。
測定中の麦倉くん。長野、岩手、大阪と全国を駆け回っています。
千村)
改まって聞くのも何だか恥ずかしいんですが、、、笑
F&Vに入ろうと思ったきっかけを教えて下さい。
麦倉)
千村さんと高校の時から知り合いだったのもあってF&VのことはSNSでよく見かけていました。笑
スポーツコンバインの記事を投稿しているのを見たりして、面白い取り組みだと素直に思ったし、サッカー人生の中で僕も後悔したことがたくさんあったので、それをF&Vでサッカーを頑張る選手達に還元できる存在になりたくて応募しました。
千村)
例えばどんな後悔がある?
麦倉)
まずはセカンドキャリア問題ですね。全く考えていなかったわけではないけど、自分の価値を高めるための行動ができていなかったし、どうすれば良いかもよく分かっていなかったです。
「サッカーが人生の全てではない」と言いましたが、早い段階で他のことにも触れたりするのはどの選手も必要だと思うんです。
あとはフィジカルの部分ですね。
前回のインタビューでもお話ししましたが、サッカーにおける長所は自分でも分かっていたし、圧倒的強みにするためにめちゃくちゃ練習もしていました。
ただ短所は目をそむけてしまっていた部分もある。
特に海外の選手やJリーグで長年活躍してきた選手とプレーすると、まずフィジカルの強さに驚きます。
でも具体的にフィジカルのどの部分が違うのか、どう差を埋めていくのか、あやふやなところがありました。
こういった差を分析したり、数値化して改善していくことが現役時代はできていなかったので、もっと短所にも目を向けるべきだったと後悔しています。
千村)
もはやF&Vの志望動機だね。笑
麦倉)
確かに。笑
アスリート現役時代も引退後もフォローできるというのは、選手にとっても必要なことです。
あとは世界に負けない日本のサッカー界をつくる上でもF&Vのサービスは必要だと思っていました。
千村)
実際に入社してみてどうですか?
麦倉)
やっていることはもちろんですが、人の部分でも入社前とギャップは無いですね。
みんな個性はありますが真面目で一つのことに向かってみんなでやっていこうという熱い気持ちがあります。
まだスポーツコンバイン事業は発展途上ですが、メンバー同士でもっと良いサービスにするためによく話し合いますし、人材事業ともコミュニケーションが取れているので、選手のトータルサポートが実現に近づいてると思っています。
スポーツコンバイン事業のセールス3名。いつもワイワイやっています。
千村)
入社して2か月ちょっとですが、毎日たくさんのチームと打合せをしているよね。
今後の抱負をお願いします!
麦倉)
まずはnowtisを通じて自分の身体をしっかりと知る選手が増えるようにどんどん広げていきたいです。
僕たちが、このnowitsできっかけづくりや一人一人の可能性を広げてあげることが使命です。
またそれによってスポーツ界のレベルアップにも繋がると確信しています。
仕事のスピード感には自信があるので、これからもチームや選手に真摯に向き合いながら、サービス拡大に向けて頑張っていきます!
これにて麦倉くんのインタビュー、完結です!
毎日ひたむきに努力し続けている姿は、他の社員にとって刺激になっています。
そしてこれから更にスポーツコンバイン事業を多くのチームに導入して頂くことになりますが、プロとして活躍していた経験を活かして、このサービスの重要性をどんどん伝えていってもらえたらと思います。