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#3 どんな会社でありたいのか

 これまで2つのストーリーで、当社の事業内容とこれまでの歩みをご紹介しました。100年以上前に小さな町工場として誕生した当社の「ありたい姿」について執筆します。


目次

  • │世の中に提供したい価値

  • │私たちの「ありたい姿」

│世の中に提供したい価値

ーーーお客様の生産現場の課題解決を通じて、人々の豊かな社会を実現するーーー

 当社が掲げているミッションです。BtoB産業である以上、お客様は企業様。そして50人という小さな当社ですが、国内や海外で業界をリードするような大手企業様にも多数お取引をいただいています。

 化学、飲料、製薬など様々な業界の工場で日々稼働する当社の生産装置によって、様々な製品が生み出されています。飲料や化粧品は商品として店頭に並び、カスタマーの手に渡り、フォトレジストなどの化学薬品はまた別の企業へ納品され、それぞれ形を変えて人々の手に渡ります。

 イメージをしやすいのが、フォトレジストを使って生産された半導体。半導体もまた、そのまま人々の手に渡るのではなく家電や自動車、PC・スマホなどのモバイル製品に形を変えて世の中に流通していきます。

 こうして当社の装置によって、納入先での様々な生産課題を解決しお客様の事業に貢献することで、間接的に人々の豊かな暮らしに寄与できるという考えがこのミッションで示されています。顧客企業の事業成長や利益創出に貢献し、人々の暮らしが豊かになる製品の生産に携わっていくことが、永田製作所の世の中への提供価値なのです。

│私たちの「ありたい姿」

 顧客企業の事業に貢献するために、生産設備メーカーとして出来ることは多岐に渡ります。具体的にはどんなことが考えられるでしょうか?

 まずは、安全な装置であること。

納入先で生産に携わるすべての人にとって安全な装置である必要があります。化学や製薬といった様々な薬品を扱う現場で求められるのが、危険因子の徹底的な排除。そして駆動する機械装置という意味でも、作業をする人が危険に晒されることのない装置である必要があります。

 そして、ミスを起こさない機械、故障しない機械であること。

 工場はどんどん自動化が進む現代ですが、自動化のメリットは「人為的ミスの排除」「生産効率アップ」「人件費の削減」です。人が行うことにより発生するミスがなく、人が行うよりも効率的に生産が出来て、最終的に人の稼働で行うよりもコストパフォーマンスが良い、という結果が得られなければ自動化のメリットはないと言っても過言ではありません。多額の設備投資で導入した装置が、作業ミスの多い機械、すぐに壊れて止まる機械では困りますよね。

 「この装置を導入した工場で、これだけの利益を生み出すことが出来た」と、お客様に成功体験を積んで頂ける製品を納入しなければならないのです。そのために営業担当は日々お客様の声に耳を傾け、時にはお客様の事業を先読みした提案を行い、設計社員が確かなノウハウで装置を設計し、製造社員の技術をもって機械を組み上げ、メンテナンスチームが丁寧なアフターケアを行いながら、顧客先に納入した我が子のような装置がきちんと仕事を果たして現場で活躍し続けるよう、部署を越えて連携していく必要があります。

ーーー様々な職種がそれぞれの視点からお客様の事業を見つめ、部門最適ではなく顧客最適な仕事をする

ーーー顧客要望を叶え、量産品に勝る一品を作り続けていくための技術を磨き続ける

そんな私たちの「ありたい姿」に共感してくださる方に、入社して頂きたいと思っています。

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