伝統ある大企業のシステム開発を変革することは、日本を変える可能性を秘めている。
こんにちは、SOMPO Digital Labの杉本です。
今回はチーフエンジニア統括・阪さんに「9の質問」と題して取材させていただきました!
開発業務に対する熱い思いが溢れている方だと、取材を通じて感じました。
特に「保険会社のエンジニア募集は保守運用業務がメインなのでは?」と悩む方には必見の記事です。(阪さんも同じ悩みを持ってSOMPOの面接を受けたのですが、面接官との質疑応答で悩みが解けたそうです。)
また、本記事を見た方限定でスペシャル企画を実施しております。詳しくは本記事の最後に書いています。
それでは早速見ていきましょう!
Q1、これまでのキャリアを教えてください!
新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社して、9年間EC(Eコマース)パッケージ開発に従事しました。途中で3年近く、シンガポールでの開発業務もおこなっています。その後は退職して、2019年4月からSOMPOホールディングスに転職しました。
Q2、入社理由を教えてください!
当時は転職活動を始めたばかりでして、転職エージェントに紹介された企業すべてに面接を受けに行きました。そのなかでもSOMPOホールディングスを選んで入社した理由は、当時の部長が持っていた熱量に惹かれたからです。当時のSOMPOはデジタル化を進めるために積極的な姿勢で、部長もデジタル化に大変前向きな方でした。また、キャリアパスの質問にも丁寧に答えてくださったのも嬉しかったです。
Q3、転職時に不安に感じたことはありますか?
本当に開発業務に携われるかなという不安がありました。保険会社なので、古いシステムの保守運用や事務作業が多く、開発業務に携わる機会が少ないのではと思ったからです。エンジニア側からすると、「保険会社のエンジニア=メイン業務は古いシステムの保守運用」というイメージが少なからずあるので。
しかし実際は開発にかける時間が多かったので、保守運用がメインなのではといった不安はすぐに解消されましたね。
あとは、所属部署や他部署の人たちと馴染めるのかなとか。というのも、入社前はベンチャー企業で勤務していたので、大企業の人間関係や雰囲気を鮮明にイメージできなかったんです。
今思うと、さまざまな案件をこなすなかで部署の人たちとも信頼しながら仕事できたので、人間関係の不安も解消されました。
Q4、現在の仕事内容を教えてください!
現在のメイン業務は2つです。
①チームのエンジニア統括
- リソース管理
- チーム改善
- 他部署折衝
- リクルーティング
- 必要に応じて各プロジェクトに参加
②モバイルSOMPOプロジェクトの開発責任者
- 進捗管理
- リリースの手順書の作成
- 仕様調整
- 開発チケット管理
- チケット消化
- トラブル対応
- 他部署の折衝
今は開発だけではなく、管理やリクルーティングなどもおこなっています。案件の相談が来ると人材や日程の調整もしますね。さまざまな業務を通じていろいろな問題解決ができるので、日々やりがいを感じています。
Q5、SOMPOエンジニアとして大変だったことはありますか?
入社当初は開発チームが発足したばかりだったので、開発プロセスの整理が1番大変でしたね。チケット管理システムの導入や、開発プロセス整理などをメインに頑張ったので、解決することができました。
あとは、他部署との関係性です。当時のエンジニアとの関わり方に戸惑うSOMPO社員が多くて、会話がぎこちなかったです。というのも、当時のSOMPO社員はエンジニアと直接関わって仕事する機会がほぼなく、それが原因でエンジニアとのコミュニケーションに対して偏見を持っている人もいました。
今は他部署との関係もスムーズですが、当時のぎこちない会話しかできなかった状態から、今のスムーズな関係性を築くのに少し苦労しましたね。
Q6、やりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?
プロダクトをリリースできた瞬間が1番ワクワクします。バグの心配もありますが、やっと山頂にたどり着いたっていう達成感を感じますね。チームの認知度が高まって仕事が増えたときも嬉しいです。
また、最近ではチームの拡大にともない大規模な開発に携われる機会が多くなったので、やりがいを感じています。
Q7、ズバリ、仕事で1番意識していることを教えてください!
アジャイル開発の原理原則は常に意識しています。なぜ内製なのか、不確実性が高いリスクは何なのか、このタスクは本当に優先度1位なのか。こういった意識があると「ムダ」が生じず、効率よく仕事が進みます。
あとは、相手の立場やバックグラウンドを意識して発言することです。こういった意識や工夫を心がけながら、技術を通じて社会貢献できるかどうかを常に考えています。
Q8、SOMPOホールディングスで働く魅力は何ですか?
エンジニアはほぼフルリモートで働ける点ですね。私を含めて大半のエンジニアは月に1度出社するかどうかです。出社準備が1時間浮くので1日25時間になった感じです。
あとは「執務環境がゼロトラスト」を目指していて、SaaSの導入にも積極的なので、とても働きやすい環境が整っています。
Q9、最後に、入社を考えてる人へ一言メッセージをください!
「伝統ある大企業のシステム開発を変革する成功体験は、日本を変えられる可能性があります。一緒にチャレンジしてみませんか」
日本の大企業は欧米と比べると、自社のシステムに対するカスタマイズが多く、外注へ頼りすぎている傾向があります。実は投資効率が悪いので、私は内製でやるべきだと考えています。
システム開発の変革は企業を変え、取り巻くユーザーを変え、日本全体を変えていく可能性を秘めています。ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみませんか。
阪さんのプロフェッショナルな姿勢を感じた、有意義なインタビューになりました。
今回のインタビューを読んで、「ガッツリ開発業務をやりたい」「ワークライフバランスを大切にしながら仕事したい」と感じた方はぜひご応募ください。