こんにちは。グロトムの堀口夏希です。
顧客のプロジェクトに参加する働き方では、技術の内容に加えて、「困ったときに誰に相談できるのか」も気になるポイントではないでしょうか。
今回は、エンジニアが仕事を進める際の相談の仕方と、入社・参画前に確認しておきたいことを整理します。特定の社員へのインタビューではなく、仕事の進め方を考えるコラムとしてお届けします。
「分からない」を、相談できる形にする
たとえば、依頼された設定変更の影響が読み切れない場面。担当者だけで判断を続けるより、何が分かり、どこから判断できないのかを整理すると、相談しやすくなります。
共有したいのは、次のような情報です。
- 依頼の目的と、現在の状況
- 自分で確認したことと、その結果
- まだ確認できていないこと
- 影響がありそうな範囲と、判断してほしいこと
- 期限と、待っている間に進められること
すべてがそろってから相談しなければならないわけではありません。緊急性が高い、影響が大きい、権限や担当範囲を超える。そうした場合は、現場の連絡ルールに従って早めに共有します。
技術の判断と、担当範囲の調整を分けて考える
技術的に実現できるかという話と、誰がいつまでに担当するかという話は、つながっていても同じではありません。
仕様や作業内容の確認は、現場で決められた責任者・承認者へ。担当範囲や稼働、契約に関わる調整が必要なときは、所属会社の担当者にも状況を共有する。こうした連絡経路を、参画前に確認しておくことが大切です。
障害対応では、通常時とは連絡先や優先順位が異なる場合もあります。当番体制、エスカレーション先、連絡がつかない場合の対応も、現場の手順に沿って確認しておきたいところです。
工数の相談には、残りの仕事を添える
「間に合わないかもしれない」と感じたときには、期限直前まで待たずに共有したいものです。
何が終わり、何が残っているか。追加の調査や確認がどのくらい必要か。優先順位、分担、対応範囲について、どのような判断が必要か。
根拠となる情報があれば、相談を「困っています」という報告から、次にどう進めるかという話につなげやすくなります。
グロトムの配属・相談体制について
これまでご紹介したJava・業務システム案件では、事業責任者と営業担当が配属を検討し、技術や工数に関する問題は専任の技術担当に相談できる体制です。
インフラなど他の参画候補についても、現場のチーム構成、社内外の相談先、どのような連絡経路になるかを、具体的な案件をご案内する際に確認してお伝えします。
技術担当がいることと、すべての問題がその場で解決できることは同じではありません。誰が判断し、誰が調整し、いつ次の回答を確認するのかまで、認識を合わせていくことを大切にしたいと考えています。
最初の会話で、確認してほしいこと
募集を見て話を聞く際には、使う技術だけでなく、次のようなことも聞いてみてください。
「現場で判断に迷ったとき、誰に相談しますか?」
「担当範囲や工数について、会社側にはどう共有しますか?」
「夜間・休日対応がある場合、当番や連絡はどうなっていますか?」
これまで相談しやすかった環境や、次の現場で確認しておきたいことも聞かせてください。経験と希望を伺いながら、具体的な業務や働き方をお伝えしていきます。