【社員インタビュー】「ただ予算を消化する運用」はもうやめた。市場価値への焦りを経て辿り着いた、事業の利益を動かす本質的マーケティング
「このまま30代になり、ライフイベントを迎えた時、自分は市場から必要とされる価値ある人間でいられるのだろうか——。」
広告代理店での過酷な労働環境と、事業会社での「ただ業務をこなすだけ」の満たされない日々。両極端な環境を経験したFさんが抱いたのは、自らの市場価値に対する強烈な焦りでした。
「もう二度と代理店には戻りたくない」。そう固く決意していた彼女が、なぜ再びクライアントワークであるGolden Hourへの挑戦を決めたのか。
単なる「広告の運用担当者」という枠組みを飛び出し、経営視点で事業の利益を動かすプロフェッショナルへ。自身のリアルな葛藤と、Golden Hourという環境がもたらす圧倒的な心理的安全性、そして成長の軌跡に迫ります。
Fさん / マーケター(広告運用)
美術系の高校・専門学校を経て、未経験から広告代理店へ入社。デザイナー採用から1ヶ月で運用担当へ転身し、漫画広告の運用からLP制作までを一手に担う。その後、ECサイト運営会社を経て、2025年秋にGolden Hourへジョイン。現在は美容医療領域のマーケティングにおいて、単なる広告運用の枠を超え、クライアントの利益最大化に向けた施策全般と事業成長の支援に携わる。
多様な価値観に触れた学生時代と、泥臭く数字と向き合った原点
ーーまずは、Fさんのこれまでのキャリアの原点について教えてください。
高校卒業後、社会経験を積みながら、さらにデザインを本格的に学ぶために夜間の専門学校へ通い始めた1年間が、今の自分のベースになっています。 夜間ということもあり、年齢も目的も、それまでのバックグラウンドも全く違う多種多様な人たちが集まっていました。「これが正しい」「これが普通だ」という自分の固定観念が、いろんな人の価値観に触れることで見事に壊されて。物事を多角的に捉える視点や、人のインサイトの幅が広がった、非常に濃密な時間でした。
ーーその後、未経験から広告代理店へ入社されたのですね。
専門学校で学んだグラフィックデザインのスキルを活かせること、大好きな漫画の広告を扱っていたことから入社を決めました。ただ、デザイナー採用だったはずが、1ヶ月で広告運用者になっていて(笑)。漫画の魅力を損なわずに、面白そうと印象づけられるようにどのシーンを切り取るべきか考え、LPを作り、予算を管理し、配信設定まで、私1人で配信の全工程を回せるほどに動いていました。
ーーその中で、特に手応えを感じたエピソードはありますか?
はい。ある新作漫画を発見した時、「この見せ方なら絶対に当たる!」と確信して広告配信を開始したんです。それが予想通り爆発的にヒットして、コミックスの売上を大きく牽引することができました。自分の打った施策がダイレクトに数字となって返ってくる面白さと、事業に貢献できた手触り感はたまらなく嬉しかったですね。
ーー素晴らしい成功体験です。しかし、その後その会社を退職されています。
広告運用の仕事自体は本当に楽しかったのですが、当時はどうしても「長時間働くこと」が美徳とされるような風潮があったんです。定時という概念が希薄で、深夜まで残ることが前提の非効率なサイクルに、次第に違和感を抱くようになりました。
休暇の取得方法なども含めて、組織の仕組みそのものが個人のパフォーマンスを最大化させる形になっていなかったんです。最終的には「もっと自分自身のコンディションを大切にしながら、持続可能な形で成果を出したい」という想いが強くなり、環境をリセットすることに決めました。
「ただこなすだけ」の環境で抱いた、市場価値への焦り
ーー代理店での過酷な経験を経て、次は事業会社へ転職されます。
過酷な労働環境のイメージが払拭できず、「代理店はもう絶対に嫌だ!」という強い思いがあり、事業会社を選びました。上場企業だったこともあり、残業もほとんどなく有給も普通に取れる。「世の中には本当に『定時』が存在するんだ!」と感動するほどのホワイトな環境でした。
ーーなぜそこから再び転職を考えるようになったのでしょうか?
環境は完璧だったんですが、日々の業務内容が、決められた運用フローを正確に回すだけの作業に終始していたんです。
具体的には、ECサイトの定時更新や、あらかじめ設定されたキャンペーンのバナー差し替え、特設キャンペーンの施策考案、定例作業の業務効率化などです。もちろん、サイトを安定稼働させるためには不可欠な仕事なのですが、一度フローを覚えてしまえば、極論「何も考えなくても手が動いてしまう」状態でした。
本来マーケティングの本質は、データを深掘りして仮説を立て、売上に直結する新しい仕掛けを自ら作り出していくことにあるはず。でも、当時は用意されたレールをはみ出さずに走ることだけが求められていました。
「今のまま思考を止めて、決められた作業をこなすだけで一日が終わっていいのだろうか」。そんな日々に虚無感を覚え、自分自身の成長がこの場所で止まってしまうことへの危機感を抱きました。
ーーその危機感が、転職活動の引き金になったのですね。
当時、30歳を目前にして、ふと自分の将来を考えたんです。今のまま決められた作業をこなすだけの環境にいて、もし将来、結婚や出産といったライフイベントで一度現場を離れることになったら……。その後に復帰しようと思ったとき、自分は社会から「必要だ」と言ってもらえるだけのスキルを持っているんだろうか、と。そうしたキャリアへの不安が、次第に大きくなっていきました。
そんなタイミングで、Golden Hourからスカウトをもらったんです。正直、最初は「代理店か……」と少し身構えてしまいました(笑)。でも、よくある定型文のスカウトとは違って、私自身の経歴や考え方にしっかり向き合ってくれているような内容で。そこまで言ってくれるなら一度お話ししてみようかなと、カジュアル面談を受けてみることにしたんです。
ーー入社の決め手は何だったのでしょうか?
カジュアル面談で、代理店に対する不信感や自分のキャリアへの不安をすべて正直に伝えました。その際、単に共感してもらうだけでなく、「どうすれば一人のマーケターとして、小手先のテクニックではない本質的な価値を出せるようになるか」という議論が深く、論理的に展開されたことが印象的でした。
一番の決め手は、Golden Hourの「クライアントの事業に深く入り込む」というスタンスを、私自身の成長に繋げて提示してくれたことです。
単に広告を運用するだけでなく、経営者と同じ視座で事業の数字を動かす。そうした「代えのきかない経験」を積むことこそが、将来どんなライフイベントを迎えても揺るがない、本当の意味での市場価値に繋がるのだと確信できました。ここなら、作業者ではない「商売人」としての実力を一から磨いていける。その期待感が、入社の背中を強く押してくれました。
「広告を回す」のが目的じゃない。事業の利益に直結するGolden Hourのマーケティング
ーー実際にGolden Hourに入社されて、前職までの広告運用とどのような違いを感じていますか?
見ている世界が全く違いますね。これまでは「いかに予算を消化するか」「CPAをどう合わせるか」がゴールでした。でも、Golden Hourでは「広告を運用することは、クライアントの事業の利益を上げるための一つの手段に過ぎない」というスタンスが徹底されています。
例えば、クライアントから予算をいただいていても、「今は費用対効果が薄い時期だから、無理に広告費を使わずに、別の認知施策に予算を回しましょう」とストップをかけることもあります。目先の代理店の売上ではなく、本気でクライアントの利益を考えているからこそできる提案です。
ーー経営視点での支援ですね。他にもGolden Hourならではのスタンスを感じるエピソードはありますか?
取締役の萬関が、クライアント先のクリニックで働く看護師さんのメンタルケアや悩み相談までしているのには驚かされました。ただの「外部の業者」ではなく、組織の「チームの一員」として入り込み、現場の力学やオペレーションの歪みまで把握して商売全体を動かそうとしているんです。
また、エンドユーザー視点を徹底するための福利厚生も特徴的です。美容医療は、自身の体に変化を加えるという大きな決断が必要な領域であり、ユーザー側には特有の緊張感や、細かな懸念が少なからず存在します。
だからこそ、希望すれば会社負担で実際に施術を受けることができるんです。私自身もこの制度を利用して施術を受けたのですが、実際にサービスを享受する側に回ることで、「ユーザーは受ける前にどんなことを考え、受けた後にどういう実感を抱くのか」を肌身で理解できました。
この実感を伴った解像度があるからこそ、単なるデータ分析だけでは辿り着けない、核心を突いた施策に活かせているのだと感じています。
手厚い1on1と圧倒的な心理的安全性
ーーGolden Hourでの働き方や、社内のコミュニケーションについて教えてください。
入社して一番驚いたのは、フィードバックの手厚さです。取締役の萬関とは週に1回、代表の小木曽とは月に1回のペースで1on1があります。そこでは単なる業務の進捗確認ではなく、「今、市場価値としてどのフェーズにいるのか」「会社の中でどういう立ち位置を目指すべきか」といった、キャリアと成長のロードマップを明確に示してもらえます。
経営陣はコンサル出身で思考の整理や要点をまとめる力がずば抜けて高いのですが、そんな超優秀な人たちに対して、「思考がごちゃごちゃになってしまったので、今から5分だけ時間ください!」と気軽に相談できる圧倒的な心理的安全性があります。
無駄な長時間労働はなく、休日に少し管理画面をチェックしただけで「週末対応ありがとう!」と感謝される。フラットでありながら、互いのプロフェッショナルな仕事をリスペクトし合える素敵なチームです。
与えられた枠を飛び出し、「事業を動かすプロ」へ
ーー最後に、Fさんの今後の目標を教えてください。
まずは自走力を高めること。そして、単なるマーケティングスキルの向上だけでなく、クライアントの事業全体を俯瞰し、経営層に対して説得力のある提案ができる「コンサルティング力」を身につけることが目標です。
私は「自分の周囲にいる人たちの幸福度を上げられる人間」でありたいんです。そのためには、自分自身が高い視座と確かなスキルを持っていなければ、いざという時に誰もサポートできません。だからこそ、この環境で自分の市場価値をとことん高めていきたいと思っています。
ーーどんな人がGolden Hourにマッチすると思いますか?
成長することを純粋に楽しいと思える人ですね。Golden Hourでは、ただの広告運用では終わらず、経営や事業の深い部分まで頭を使うことが求められます。それを「大変だ、キツイ」とネガティブに捉えるのではなく、「新しい知識が増えた!」「昨日までできなかったことができるようになった!」と、変化を面白がれる人にとっては、これ以上ない最高の環境だと思います。
今の仕事がただの作業になってしまっている人。自分の将来の市場価値に不安を抱いている人。もし少しでもモヤモヤしているなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。本気で「事業」を動かせるようになりたいと願う、熱い仲間をお待ちしています!