私が不動産業界に新卒から入っておよそ15年が経とうとしておりますが、この10年と少しの間で不動産業界にもデジタル化が取り入れられてきました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)といわれて久しいですが、弊社も不動産賃貸管理事業を通じて、DX化ができるところは積極的に推進して取り入れております。
現在、様々な媒体を通じて管理セクションの人材を募集しているところですが、参考までにどんなソフトウェアやサービスを利用しているかをお伝えし、入社後もスムーズに活用していただくためにも、この場で情報開示してい置きたいと思います。
賃貸管理ソフト「リドックス」
弊社ではクラウド管理ソフト「リドックス」を活用しております。非常にライトな設計になっており、クラウド上でもスムーズに操作ができるところが個人的には好みです(クリック後、画面遷移までに時間かかるとストレスがたまる)
あらかじめ情報を入れておけば募集図面もワンクリックで出すことができ、レポートの一括送信、賃料の消込機能、送金賃料の一括送信などオプションサービスも充実しております。
前職ではビジュアルリサーチのi-SPを利用しておりましたが、他社システムを使ったことのある経験があれば、すぐに慣れることができると思います。
リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」
最近では利用していない管理会社も少ないくらいではないでしょうか。
物件確認、内見依頼、申込受付、契約管理、電子契約に関しては、ITANDI BBを活用しております。
申込受付については、リドックスとAPI連携がされているため、登録作業が削減され、情報連動がスムーズに行えるのも便利な特徴です。
また、保証会社審査もITANDI BBと連携できているため「保証会社への審査出し忘れ」などがなくなりました。
少し前までは入居希望者に審査資料を手書きで書いてもらい、それをFAXで管理会社担当が保証会社に審査を流し、承認が出たら電話で連絡し...みたいな作業がなくなり、すべてPC上で業務を進めることができています。
また、レインズやatbbなどへの掲載もITANDIから行えるため、掲載までもスムーズになりました。
物件写真撮影サービ「Stock place」
少ない人数で一都三県を商圏として管理事業を展開しているため、リソースが限られております。
床やクロス、水回りなど大掛かりなリフォームを行い内装状態が大きく変わったときには、外注の撮影サービスを利用し、より写真映えするように努めています。
スーモやアットホームに掲載される写真の質が高ければ、中を見てみたいを思わせるきっかけへとつなりますし、客付を行っていただく仲介営業担当にも「紹介してみたい」と思わせるような情報提供が管理会社としての"段取り力"だとも思っています。
契約は8~9割、更新は5割程度が電子契約
弊社では賃貸契約および更新時には電子契約を活用しています。これまでは契約が決まると製本、送付の作業が必要で、契約の多い2~3月はスケジュールギリギリになりながら製本発送業務を行っておりました。
製本後、様々な事情で書類の内容変更や間違いに気づくとやりなおし...ということもたくさんありましたが、電子契約の場合はデジタル上の書換えだけで済むため、仮に契約直前に内容変更があっても速やかに訂正が可能で、製本作業も不要になりました。
更新については、連帯保証人がいる場合など、入居者の都合でまだまだ書面にて行うケースもありますが、デジタル世代の若い方の多くは電子での更新契約に応じてくれるケースがほとんどです。
実は更新が多いのも2~3月。繁忙期に対応できるよう、なるべく事務負担を減らすことを心がけています。
賃貸管理人材について
現在は、賃貸管理担当2名、リフォーム提案担当1名、そして入出金の多い関係で経理1名も加味した合計4名が賃貸管理事業に携わっています。
私は売買を行う傍ら、現場に駆け付けなければならないトラブルなどを中心にサポート役として賃貸管理にはかかわっています。
最近では自社にて取得する物件の管理増だけでなく、管理受託案件が急激に増えた関係で、新たに管理担当の採用を進めることになりました。
弊社としても同じサービスを使っている経験者がいらっしゃれば、速やかに業務に入っていただけるため、面接の際には是非アピールしていただければと思います。
応募をお待ちしております。