ダイナモアミューズメント代表取締役、小川(写真中央)にインタビュー第二弾。前回、小川に「ダイナモアミューズメントが大切にしていること」を語ってもらいました(前回のストーリーはこちら)。
今回はそんなダイナモアミューズメントで働く社員たちから「社長に聞いてみたいこと」をアンケート調査。ここからはPM島津が小川個人の内面に迫ります!
––––––さて、実は社員の皆さんに「小川さんに聞いてみたいこと」をアンケートで集めてみました!どんどん聞いていきますので、お答えいただければと思います!
小川:え!(笑)
––––––まずは、こんな質問が来ています。「この仕事を始めたきっかけはなんですか?」
小川:きっかけ……入社は、新卒で入りました。ダイナモピクチャーズの前身の会社となるCGプロダクション、ビジュアルサイエンス研究所ですね。ゲームが好きだったのと、エンターテインメントがやりたくて、その業界のいろんなところに応募していましたね。スーツを着たくもなかったんで(笑)。
––––––ゲームは何が好きだったんですか?
小川:ゲームにハマった原体験は、ゲームセンターの「ストリートファイターⅡダッシュ」の対戦台でしたね。だからロケーションベースへの強い想いがありますね。
あの向かい合わせの対戦台が衝撃でした。50円とか100円とかを入れて対戦を知らない人に申し込んで戦うあの文化が生まれたんですよね。革命だと思いました。向かい合わせの対戦台が流行る前は、同じ台に横並びで、友達とかと対戦するのが主流で。中学生の時に、知らない高校生とかに対して「挑戦だ!」って戦いを挑めるっていうのは、向かい合わせの対戦台が発明されてからで、それに本当にハマりました。
ゲーセンっていう場所に行って知らない奴に戦いを挑むっていうのが面白すぎて!刺激的すぎて!100円玉を握りしめて本気でゲームをやっていましたね、あの頃。
––––––ロケーションベースならではですね、当時、知らない高校生と中学生が対戦するなんて。
小川:しかも中学生時代の高校生ってめっちゃ怖いじゃないですか(笑)。それに挑んで勝つっていうのは、もうめちゃめちゃ快感ですよね。で、まあそういう時代だったので、たまに怖い目に合いそうなこともあり…その時はゲームを捨てて逃げる(笑)
––––––オンラインには無いスリルですね(笑)。ロケーションベース事業の原体験が当時のゲームセンターにあったんですね。そんな小川さん、次の質問です。「自分を一言で表すと何ですか?」。
小川:えー!自分を一言で表せる人なんているの!?(笑)そんなパッと一言が出てくるような人は信用できないな(笑)
––––––そういうこともありますよね(笑)。
–––––続いて、「この仕事をしていてよかったと思う瞬間は何ですか?」
小川:お客さんが喜んでいるとき、っていうのはよく聞きますよね。自分は実は、それはそれで嬉しいんだけど、最近は、ダイナモの社員が楽しそうな時が一番嬉しいかもしれない。ステークホルダーが―…って難しい話じゃなくて、本当に、社員が楽しそうな時が一番嬉しいですね!もちろんお客さんもステークホルダーも喜んでくれる瞬間は嬉しいんだけど、「社員が楽しそう」が今は一番しっくりきますね。
例えば、こういう選択肢があった時、「お客さんが超楽しいけど、自分が辛い」「お客さんはまあまあ楽しいけど、自分が超楽しい」だったら、後者選んでもいいと思うんですよね。それで、会社のみんなが楽しいんだったらそっちの方がいいって感じかなあ、うん。極端な例えですけどね(笑)。
––––––そもそも身近な人が楽しいと思うものでないと、楽しんでもらえるものが作れないようにも思いますね。
小川:そうだね。あ、質問なんでしたっけ?(笑)あ、あとは褒められたときは嬉しい!(笑)
オフィスで新入社員の歓迎会!…をした後はみんなで片付け
––––––続いて、「ストレス発散の方法は?」
小川:そもそもあんまりそういうの感じないんですよね(笑)。うん、最近はなんだろうな。ほんと最近で言うと、土日に子供のサッカーを見に行ったら全てを忘れられますね。でも、あまり気分転換を目的に何かアクションを起こすことってなくて。これってストレスだって、あんまり直接的には思わない。だから……多分その辺のネジが1個ないんですよね(笑)。小学校1年生のころから5年間アメリカに住んでいたんですけど、その当時はまだアジア人差別というかそういうことを受ける場面もあったみたいで。あんまり記憶ないんですけど(笑)。そのときに、ストレスを遮断する方法を体が覚えたのかもしれないですね。
––––––「影響を受けた人はいますか?」
小川:影響を受けた人は、いないですね。影響をあまり受けた記憶がない。そうだな……サッカーは見るのが好きで、子供にもやらせてますけど、そうだ、本田圭佑は好きな選手!
––––––どういうところが好きなんですか?
小川:オリジナリティがある。言動とか、身の振り方とか。カリスマ性が高くて、わかりやすい。で、すごいアンチ本田圭佑がいる。「コミュニケーションはリスクである」っていう私の座右の銘があるんだけど、本田圭佑はすごくリスクをとっていると思います。
みんなに嫌われて、でも本音を全部言って、それで結果を出す。それがすごいなって。
––––––「1週間お休みだったら何をしますか?」
小川:えーーーっと、部屋を片付けます(笑)。普通じゃできないレベルの断捨離をする。めちゃくちゃやりたい。最近、会社のフロア引っ越しでもやったじゃないですか。 すごい、やっぱすっきりするなあ、と思って。もう過去の、もうずっと10何年残してきたものとかを「もう、いいや全部捨てようぜ!」って。めちゃくちゃ気持ちよかったですね。これを自分の家でもやりたいって思い続けてますね。
小川さんの奢りでラーメン!
––––––ありがとうございます。最後に…これは個人に迫るような質問じゃないんですけど(笑)、「神田淡路町(会社近辺)でおいしいと断言できるお店は?」
小川:うーーーーん……会社の裏にあるMARIのカレー!牛すじカレー!あとは、六文そばっていう立ち食い蕎麦ですね!そこのね、紅しょうが天そば!たしか、100年くらい続いている店だったような……濃い汁で、麺がちょっと変わっていて、コシがある。紅しょうがをバーッて揚げた紅しょうが天っていうのがあって、おいしい!
––––––おお、おいしそうですね!
小川:もうこのままみんなで行っちゃおう!
––––––じゃあ、締めますね(笑)。小川さんのブレないところがとても魅力的に思っていて。あとはスピード感。決断が早いし。判断軸がちゃんとあるから早いんだろうな、と感じています。前回と今回のインタビューでそれが凄く出てたんじゃないかなと思います。
小川:褒められた!嬉しい(笑)。何かを持ち帰って考えて1週間後に結果出しますっていうのより、その時の限られた時間内で結論出しちゃった方が、もちろんたまにそれでミスをしてしまう率が上がるけど、総合的にはそっちの方がうまくいくと思います。性格的にも、うーんって考えるんじゃなくて、今ある情報で決めたら、「もうこれだ」って決めちゃうみたいなところもあり。まさに「Speed is king」ですね。
––––––ありがとうございました。では、スピード重視で、すぐに蕎麦屋に向かいましょう!!
その後、インタビュー参加者全員で紅しょうが天そばを美味しくいただきました