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支店ごとの朝礼で見えた、チームの新たな一面

かつて、私は朝礼というものがあまり好きではありませんでした。学生時代に経験した学校の朝礼や、入社後に参加した全社での朝礼では、どうしても形式的で一方通行な印象が強く、あまり心に響くものではなかったからです。正直、朝礼は単なる業務の前の儀式のようなものだと考えていました。しかし、最近始まった支店ごとの朝礼は、そのイメージを大きく覆してくれました。

実はこれまで、私たちの会社では全社朝礼こそあったものの、支店単位で毎日朝礼を行う文化はありませんでした。それが最近になり、支店ごとの朝礼がスタートしました。新たな取り組みとして、進行役を日替わりで担当する形式が採用され、進行役の人は仕事に関することでもプライベートな話題でも良いので、自由に自分の談話を話す時間を持ちます。この仕組みによって、メンバー一人ひとりの考えや気づきを共有できるようになり、以前は知り得なかった同僚の新たな一面を発見する機会が増えました。

特に印象的なのは、プライベートでの経験や気づきが話題となることが多い点です。日常の中で感じたことや学んだことを共有し合うことで、個々の価値観や興味を理解でき、自分自身の視野が広がる感覚を得られます。この朝礼は、単なる業務連絡の場ではなく、相互理解とチームの連帯感を深める貴重な時間となっています。

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