一般社団法人DDデンタルクリニック 【歯科衛生士・阿曽梢】
20年以上のキャリアを持つベテラン歯科衛生士、阿曽梢さん。現在はDDデンタルクリニック柏院(コレクトデンタルクリニック柏)で、その豊富な経験と持ち前のコミュニケーション能力を活かし、多くの患者から厚い信頼を得ています。
患者目線で親身に寄り添い、心遣いを意識しながら最適な提案を行う。そんな姿勢を大切にする自らを「お節介役」と称する阿曽さんは、患者の言葉の奥にある“本当の想い”を汲み取ることを信条としています。
新体制となったクリニックで情熱的な仲間たちと共に挑戦を続ける彼女に、仕事への想いやチームで働くことの魅力について伺いました。
阿曽 梢 DDデンタルクリニック 歯科衛生士
専門学校卒業後、地元山形県の歯科医院に勤務。その後、ワーキングホリデーを経て、都内・関東圏を中心とした複数のクリニックで歯科衛生士としての経験を積む。現在はDDデンタルクリニック柏院に所属。患者の心に深く寄り添うカウンセリングと、後輩の成長を全力で支える面倒見の良さで、チームに欠かせない存在となっている。
歯科衛生士の道へ。働きながら見つけた「患者様に寄り添う」という天職
ー まず、阿曽さんが歯科衛生士を目指したきっかけと、現在に至るまでの経緯を教えてください。
実は、最初から強い志があったわけではないんです。ただ、祖父の介護をしていた経験から医療福祉の道には興味がありました。専門学校を卒業後、医療福祉業界のなかでも働きやすい環境を考えて歯科衛生士を選んだ、というのが正直なところです。
地元山形のクリニックで3年勤めた後、一度好きなことをしようとワーキングホリデーへ。帰国後は、都心や茅ヶ崎、八王子などさまざまなクリニックを回り、多くの経験を積ませていただきました。
歯科衛生士という仕事の本当の楽しさを見つけたのは、働き始めてからです。患者様は、ご自身の悩みをすべて言葉にしてくれるわけではありません。お話をよく聞き、内容だけでなく表情や声のトーンにも注意を払いながら「本当はこういうことを求めているのかな」と二手三手先を読み、選択肢を提示しながら一緒にゴールを探していく。このプロセスが、人と話すのが好きな自分に合っていると気づき、天職だと感じるようになりました。
「お節介キャラ」で患者との信頼関係を構築。多様な経験から生まれた独自のカウンセリング術
ー 患者さんと向き合ううえで、特に大切にしていることは何ですか?
一般歯科と矯正歯科では、患者様が求めるものが大きく異なります。特に矯正歯科では、患者様が思い描くゴールが曖昧なことも少なくありません。だからこそ、丁寧なすり合わせが何よりも重要だと考えています。
そこで活きてくるのが、私の「お節介」なキャラクターです(笑)。他のスタッフなら遠慮してしまうような少し踏み込んだことであっても、「患者様のためになる」と思えば、知識や経験を総動員してお伝えするのが私の役割。専門用語を並べるのではなく、「以前こんな方がいらっしゃいましたよ」「こういう方法もありますよ」と、ご自身の状況と重ねて想像しやすい言葉で伝えることを常に心がけています。
私自身、誰かに何かを相談するとき「こうです」と断定的に言われるよりも、「あなたの場合、こういう選択肢もあるし、こういう選択肢もあるよ」と、相談に乗ってほしいタイプなんです。断言されてしまうと「そうするしかないのか…」と視野が狭くなりますが、いくつかアイデアを提案してもらえると可能性が広がり、それだけで前向きになれますよね。
だからこそ、歯科衛生士としてたくさんの引き出しを持ち、患者様がご自身で納得して道を選べるような、温かみのあるカウンセリングを常に意識しています。
新体制で最先端歯科矯正技術への挑戦。チームで高め合う「良い流れ」を実感
ー 現在の柏院が新体制でスタートしてから、職場環境に変化はありましたか?
はい、大きく変わりました。以前よりも法人としての体制がしっかりと整っています。それによって、私たちスタッフ一人ひとりの仕事の範囲が明確になったので、自分の業務に集中しやすく、スケジュールも組み立てやすくなったと感じています。困ったことがあればすぐに歯科医師や管理者に相談できる体制になっていて、とても心強いですね。
柏院は埼玉県や茨城県など他県からいらっしゃる患者様も多く、矯正の症例数が豊富なのが特徴です。ですので新しい矯正技術を学びたい方には、最高の環境だと思いますね。私自身も「Brava(ブラーバ)」のような最先端の技術をまさに学んでいるところで、特に治療後のリカバリープランについて学びを深めていきたいと考えています。
クリニックとして売上の目標も掲げており、チーム一丸となって「どうすればもっと良くなるか」を考えながら働くようになりました。この一体感が、クリニック全体の良い流れを生み出していると実感しています。
「困った時は必ず助ける」。情熱と“忘れる力”で、仲間と共に成長したい
ー 最後に、DDデンタルクリニックに興味を持っている求職者の方へメッセージをお願いします。
ここのスタッフは、本当に情熱的な人が多いです。「できません」とは絶対に言わず、「難しいけど、やってみます」と前向きに仕事に取り組む人ばかり。そんな仲間たちと、お互いに助け合いながら働けるのが当院の一番の魅力です。
ですから、私たちも新しい仲間を全力でサポートします。「困った時は必ず助ける」というのが、私たちの約束です。ただ、忙しい中で「待ち」の姿勢では、教えたくても教えられないことがあります。だから、「教えてほしい」と積極的に声をかけてくれるような、仕事を通じて自分自身を成長させたいという熱意のある方に来ていただけたら嬉しいです。
もちろん、注意されることもあるかもしれません。でも、それを引きずらない「忘れる力」も大切。私もこれまで、長く続けてこられたのは、周りの仲間の支えがあったからです。次は私があなたを支える番。情熱あふれる仲間と共に、あなたもここで新しい一歩を踏み出してみませんか。ご応募をお待ちしています。