新潟矯正歯科クリニック 【歯科医師・梶山晋介】

長年、一般歯科を経験してきた梶山晋介は、予防歯科の観点から矯正に興味を持ち、勉強を重ねてきました。
そんな梶山が、改めて矯正歯科を学び知見を高めるために選んだのが、DDデンタルクリニックでした。
1つの歯科医院に常勤するのではなく、一定期間のシフト制で日本各地の医院に勤める働き方を選んだ梶山は、大都市にある医院とは異なる魅力があると話します。

プロフィール

梶山晋介　一般社団法人DDデンタルクリニック　歯科医師

歯科医師免許取得後、歯科衛生士の学校で教員を経験し、一般歯科へ。関東を中心に複数の医院で勤務し、矯正歯科を学ぶためにDDデンタルクリニックに転職。

さまざまな経験を経て、虫歯予防にもつながる矯正を学ぶために

ー 梶山先生が一般歯科から矯正歯科を目指し、DDデンタルクリニックに転職された経緯を教えてください。

もともと、いろいろなことを経験したい性格だったため、最初は歯科衛生士学校の教員職に就きました。その後、一般歯科に勤務し、虫歯治療から始まってインプラント手術や歯周病の手術のほか、審美歯科も経験。セラミック治療にも携わりました。

しかし、治療をしていく過程で感じたのは、歯並びは一般的な治療ではどうにもならないという点です。加えて、虫歯になってからでは対処療法でしかなく、虫歯の予防が必要だと痛感しました。そこで、次に興味を抱いたのが小児歯科と矯正です。矯正は研修に参加したり、一般歯科でのワイヤー矯正やマウスピース矯正に携わるなどして自分なりに勉強をしていきましたが、改めて知見を高めたいと感じるようになりました。

ちょうど、40歳を過ぎた頃で、歯科医師としての第二の人生、キャリアを考え始めていたとき。小児歯科だと男性ドクターは怖がられやすいのではないかと感じていたため、小児専門ではなくどちらも診ることができる矯正歯科を選びました。

地域によって異なる矯正への意識を知り、寄り添う診療を

－歯科医師としてDDデンタルクリニックで働くことの魅力とは？

DDデンタルクリニックの強みとして、グループ内の他地域のドクターと連携が取りやすい点が挙げられます。疑問点や相談したい症例などがあればすぐに聞くことができ、数多くのドクターから経験を踏まえたアドバイスなどをいただけます。定期ミーティングも多くあり、そのときにも聞きたいことを確認できます。これから矯正を学んでいきたい人にとっては、とても良い環境だと思います。

グループ内での連携体制は、働きやすさにも通じています。たとえば、家庭の用事や体調不良などのトラブルが発生してしまっても、別のドクターがフォローに入ってくれる体制が整っていますので、休暇が取りやすいのです。スタッフたちに迷惑をかけてしまうことを気にして休みにくくなるといったことがなく、とても働きやすいですね。

個人的には、自由な働き方ができる点も気に入っています。現在、非常勤医師として1ヶ月のシフト制で全国各地にあるグループの歯科医院に勤務しています。入社当初は東京や埼玉、神奈川など関東近郊の医院が中心でしたが、首都圏・大都市以外の矯正事情を知りたいと思い、他の地域への勤務希望を出したところ、希望どおりの勤務体制にしていただけました。同じ場所に勤務し続けるよりも、いろいろな土地でさまざまな患者様やスタッフと交流ができる今の勤務体系は、自分にはとても合っていると感じています。それができるのも、全国に医院を有する法人グループだからこそだと思います。

そして、やる気に満ちた歯科衛生士の存在も大きいですね。矯正歯科の場合、患者様とメインで接し、長い矯正期間をフォローしていくのは歯科衛生士です。もちろんドクターも患者さんに寄り添って矯正を一緒に進めていきますが、やはり患者さんにとって歯科衛生士の存在はとても大きいもの。当グループは歯科衛生士の意欲や知識力も高く、患者様をしっかりとフォローをしてくれるので、ドクターがシフト制でも安心して通っていただけているのでしょうね。

患者様と向き合うゆとりある環境とチーム感が魅力

－新潟矯正歯科クリニックの働きやすさ、働きがいはどのようなものでしょうか。

まず、スタッフの皆さんの人柄がとても良いですね。スタッフ同士の関係性や雰囲気も良く、ひとつのチームとして患者様に真摯（しんし）に対応していると感じています。なにより患者様とゆとりを持って向き合える点が、個人的には大きなポイントです。首都圏ですと患者様が数多くいらっしゃるので、一人ひとりの対応時間がどうしても短くなりがちです。しかし当院は、患者様としっかり向き合うゆとりがあります。その理由のひとつに、新潟の中でも中心部に位置していることが挙げられると思います。通われる患者様たちの矯正に対する知識が比較的高いのです。それでいてドクターや歯科衛生士の言葉も丁寧に聞いていただけるので、いろいろな提案ができます。患者様の状態に合わせてマウスピースがおすすめか、ワイヤーがおすすめかを提案できますし、ドクターとして最もお勧めしたい矯正のプランを、受け入れていただきやすい印象がありますね。

首都圏との違いについては、虫歯の多さでしょうか。これは新潟県に限らず、首都圏と地方との違いと言えます。当グループは矯正専門のため、一般歯科との協力体制が必須となりますが、その連携もうまくとれていると感じます。患者様を通して互いに専門分野の立場からアドバイスをし合うことができています。