働くとは何だろう

初めて働いたのは家業である下町の小さな工場だった。
今思えば父親の見えない苦労の下でやらせてもらっていたと実感できるのだが、
当時はもっと社会と接点を持ちたい、違う世界を見てみたいと、工場を飛び出した。

その後、友人の紹介で大手宅配会社で働く機会を得た。
所謂宅急便のお兄さんである。
毎日毎日、依頼主からの荷物を送付先に届ける。
そこで掛けられる「ご苦労様！」「待ってたよ！」「ありがとう！」の言葉が本当に嬉しかった。
それが毎日の活力になっていた。

その後、配達の現場を離れ、マネージメント・バックオフィスの仕事に移り、
ヒト・モノ・カネを動かし、目標を達成していく喜びを知った。
組織もどんどん大きくなり、社会的には良い待遇、環境なのかもしれない。
ただ、何か物足りなかった。

挑戦

そんな時、知人の仕事を手伝う事になり、その流れから会社を起こす事になった。

自分の強みは何だろう、社会に貢献できる事は何か。
自問自答を繰り返す毎日の中で、毎日現場で汗をかいてた頃を思い出した。

「モノを届けたいヒトは、想いも届けたいんだ」
自分ならもっと物流の中に想いを込めた仕事が出来るのではないか。
挑戦したい、と。

想いを届けたい

インターネットが発達し、社会も個人の生活も仮想空間で商売をする事が当たり前になりました。
企業規模が絶対的価値ではなくなり、小さな企業や個人でも世の中に発信する事が容易になったからこそ、その中間に立つロジスティックの重要性が増してきています。

私たちエムケー・ロジテックは、送る側、受け取る側によらず、
その間にある「想い」を運べる企業を目指し、日々研鑽に励んでいきたいと思います。