アジリス・イノベーション株式会社 | プロセスマイニングを活用したDX
蓄積した膨大なシステムログからすべてのプロセスを網羅的に可視化することでビジネスプロセスの課題を明らかにし、
目指すプロセスの設計・タスクの自動化、プロセスの監視による継続改善まで一貫したDXを迅速に行うことができます。
https://www.agilis-i.co.jp/process/
こんにちは!今回は、河井さんにインタビューし、アジリス・イノベーションのコンサルの根幹である”アジリスメソッド”についてインタビューさせていただきました!
ぜひ、最後までお読みください!
本日はよろしくお願いします!早速ですが、アジリスとはどんなコンサルティング会社なのでしょうか?
製造業と金融業界を中心に業務変革コンサルティングを実施している会社です!
コンサルティング業界においては、戦略系、IT系、総合系等の得意領域の分類がありますが、当社は業務・IT系の領域を得意としています。
具体的には、お客さまの中長期の戦略に沿ってビジネスプロセスとしてのToBe(目指す姿)を描き、AsIs(現状)実態の可視化からToBeへの必要施策やその要件を導き出してITへの実装によって新たな実務プロセスを実現するまでトータルでサポートしています。
アジリスではシステム開発まで手掛けているのでしょうか?またお客様の事業規模はどのくらいになりますでしょうか?
一部Salesforceの導入は自社で手掛けていますが、多くの場合はビジネスパートナーさんと連携してシステム開発を進めています。
アジリスは創業当初からオープンイノベーションによる価値提供を目指しており、今では大手のSIerさんやテクノロジーベンダーさんなど強力なパートナー様との協業関係を築けています。
従ってベンチャーフェーズにも関わらずお客様は誰もが名を知る大企業ばかりです。プロジェクト自体も長いものでは数年単位で手掛けています。
実際のプロジェクトはどのように進んでいくのでしょうか?
①構想フェーズ、②業務分析・要件定義フェーズ、③システム開発フェーズ、④運用定着・継続改善フェーズの4段階があります!
①構想フェーズでは、お客様の戦略に基づいて最終的に目指すビジネスモデルやサービスプロセス、システムアーキテクチャを組立て、事業計画に落とし込みます。
②業務分析・要件定義フェーズでは、現状業務を可視化・分析した上で構想実現に向けた変革要件を詳細に定義します。
③システム開発フェーズでは、IT投資対効果を高めるために業務側のPM(プロジェクトマネージャー)として要件の優先順位をマネジメントします。
④運用定着・継続改善フェーズでは、当初狙った変革効果を実現するためにシステム導入後の実務現場に張り付き、実績データのモニタリング、継続改善支援を行います。
いずれのフェーズでも一貫して実務部門の立場で変革をリードするのがアジリスのコンサルタントの役割になりますね!
アジリスのコンサルティング手法について詳しく教えて下さい。業務・IT領域の競合コンサル会社に対するアジリスの強みはどこにあるのでしょうか?
ITソリューションありきではなく、あくまで実務プロセスの整流化からIT化につなげることが特徴です。
システム開発を伴う変革においてよくある失敗事例は、自社の事業特性を考慮せずにIT主導で業界のベストプラクティスとなるパッケージを導入し、結果として現場に使われない・効果が出ないといったケースです。
私たちは、AsIsのビジネスプロセスの可視化・分析によって現場の強みや課題を明らかにした上で、事業特性を活かした高次元のビジネスプロセスへ再構築し、それを実現するためのITに落とし込むことでお客様事業の差別化を支援しています。
「事業特性を活かした高次元のビジネスプロセスへの再構築」とは、具体的にどのように実現するのでしょうか?
差別化を必要とするコアとなる業務領域は、より個社の強みを伸ばすために積極的なBPR(Business Process Re-engineering)を行います。BPRとはプロセス視点で組織や業務フロー、システムを抜本的に再構築することです。
逆に差別化の必要のないノンコア領域は徹底的に業務プロセスを簡素化・標準化して、パッケージや標準機能に合わせ込むことで、差別化を図りつつもIT投資対効果を最大化するアプローチを取っています。
それを支えるのがアジリスの変革メソッドです。
アジリスの変革メソッドについてもう少し詳しく教えてください!
アジリスの変革メソッドは大きく3つの軸でビジネスプロセスを可視化・分析・再構築していく手法となります。
一つ目がコンセプトデザイン。目指す事業の抽象的なコンセプトや定量的なKPIを見える化することで、トップの意思決定、組織間の合意形成を加速させます。
二つ目がプロセスデザイン。AsIs/ToBeのプロセス、組織、IT機能を網羅的で整合性を担保した状態で定義することで、現場の本質的な変革要求を早期に引出しシステム開発自体を整流化します。
三つ目がナレッジデザイン。現場の暗黙知である判断まで踏み込んで現状を可視化・分析し、外部環境変化や最新のテクノロジーに合わせより競争力のあるプロセスへ再構築していきます。
また、これらの手法をコンサルタントの属人的なノウハウに頼るのではなく、プロセスマイニングのような先進技術を使って実績データから機械的にアプローチしていくことでより高度な分析を行うことが出来ます。
プロセスマイニングとはどんな技術なのでしょうか?
蓄積した膨大なシステムログから、対象領域のプロセスを網羅的に可視化することで、ビジネスプロセスの課題を明らかにし、 目指すプロセスの設計・タスクの自動化、プロセスの監視による継続改善まで一貫したDXを迅速に行うことができる技術です。
多数のコンサル実績で裏づけられたアジリスの可視化・分析視点と解決手法をフレームワーク化し、プロセスマイニングツールの機能に組み込むことで、あらゆる業務に対して最適な手法を適用することができます。
ソリューション紹介:アジリスのプロセスマイニングを活用したDXサービス
最後に、アジリスのコンサルタントにはどんな人が向いているのか教えてください!
一般的なコンサルタントに求められる、「地頭」や「プロフェッショナルマインド」、「コミュニケーション能力」は当然必要になりますが、アジリスが重要視しているのが「アジリスの変革アプローチへの共感」、「プロセス思考」、そして「寄り添いとリード力」です。
変革アプローチへの共感は最重要です。ソリューションありきではなく、実務現場に深く入り込んで泥臭く変革していくことが出来る人を求めています。
プロセス思考はこれまでお話したビジネスプロセスの可視化・分析・再構築やシステム開発上流の業務要件定義を行う上で必須の考え方になります。
寄り添いとリード力は、お客様に対するスタンスです。様々なご事情を抱えるお客様は、変革に否定的だったり消極的な時もあります。そこで仕方ないと諦めるのではなく、事情を汲んだ上で進むべき方向へ引っ張ることができる、そんな人材を求めています。
スキルや経験の面では何が求められていますか?
社内業務改革やシステム開発の上流で要件定義をした経験のある方は即戦力になるかも知れませんが、スキルや経験という面では未経験者も積極的に採用しています。
未経験者がいきなりチャレンジするのは難しいのではないでしょうか?
そこは安心してください。
アジリスではチームコンサルティングの体制を取っており、はじめから一人でプロジェクトを担当してもらうことはありません。社内には10年以上の経験のあるシニアマネージャークラスのコンサルタントが4名おり、彼らから直接OJTを受けることが出来ます。
また、各フェーズのコンサルティング手法をフレームワーク化していますので、未経験者でも習得可能です。社内では勉強会も沢山実施して常に共有サイトにコンテンツを残しているので、やる気次第でスキルアップできる環境があります。
入社後はどんな経験が出来ますか?
アジリスは 「コンサルファーム」 と 「ベンチャー企業」 の2重の経験ができるのが特徴と言えます。
コンサルファームの側面としてお客様企業の変革スキルや経験を積むだけでなく、自社の事業を成長させる為に企画からマーケティング、営業など様々なロールをこなすことが出来ます。
また、少人数故に良い意味で職務分掌がきちっとしておらず、個人の裁量・影響力が大きいのでやりたいと思ったことをすぐ実践できます。逆に言えば自ら動けない人は向いていません。この環境を楽しめる方に是非参加して頂きたいですね。
本日はありがとうございました!最後まで記事を読んでくれた方に一言お願いします!
アジリスでは一緒に働く仲間を募集しています。アジリスの考え方や変革のアプローチに興味を持って頂けた方がいたら是非一度お話ししたいと思っております。
皆さんのエントリーをお待ちしています!