文系学部を卒業したKさんは、ものづくりの魅力に惹かれて当社に入社しました。
入社後、未経験の用語や技術を学びながら設計補助として働いています。
現場では若手チームのリーダーとしての役割も担うKさんに、入社のきっかけや現在のやりがい、将来の目標についてお話を伺いました。
■文系出身でも、未経験でも、日総工産なら共に考えてくれる
大学では社会学とメディア学を専攻しつつ、ものづくりにも強い関心を持っていました。
スマートフォンや自動車など、身近な製品がどのように作られ、どんな仕組みで動いているのかを知らずにいるのはもったいないと感じていたんです。
メディア関連やメーカーなど、さまざまな企業を候補に就職活動をしていましたが、なかなか自分に合うところが見つかりませんでした。
「文系の自分がものづくりの現場で働けるのだろうか」と思っていた矢先、日総工産に出会いました。
最初は、ものづくりに関連している社名に惹かれ、その後、日本のものづくりを技術と人材で支えるという理念に心を動かされ、選考を受けることに決めました。
入社を決めた大きな理由は、日総工産の「人」でした。
面接では、まだ具体的に決まっていなかった私の考えを丁寧に聞いてくださり、「桑原さんが目指しているのはこういうことですか?」、「日総工産ならこのように実現できるかもしれません」と、私の希望を言葉にしてくれたことが印象的でした。
ここでは、私のやりたいことや強みを共に見つけ出し、考えてもらえる環境がある。
そんな場所なら、未経験の私でも貢献できるかもしれないと考え、入社を決意しました。
■努力した分だけ、着実に成長を実感できる
入社後は、新入社員研修を座学で受けた後、プリンター製造に関わる企業で工場実習を行い、さらに4カ月間の機械設計研修を受けました。
専門用語やCAD(設計・製図ソフトウェア)の使い方など、初めてのことばかりで戸惑いましたが、学ぶことで確実に身につくのを実感し、一生懸命勉強したことを思い出します。
現在は半導体製造を行う企業に配属され、設計補助として業務に従事しています。
最初は不安も多かったですが、上司がすぐに教えてくれる環境のおかげで、指導を受けつつ自分でも調べながら無理なく経験を積むことができています。
心配性な私ですが、細かい点や過去の事例を確認・報告するよう心がけており、それを「細やかな気遣い」と評価されることに嬉しさを感じています。
また、配属先ではリーダー的な役割も任されています。
今でも自分の知識や技術に不安を感じることはありますが(笑)、日々の勉強や経験を重ねることで、確実に成長している実感があります。
職場は男女比が約6:4で、女性も多く、風通しの良い働きやすい環境だと思います。
土日祝日が休みなので、オンオフの切り替えもしやすいです。
料理が好きなので、日総工産の仲間や配属先の方々を招いて食事会を開くこともありますよ。
■見たことのない装置の部品を設計する楽しさ
入社当初は「半導体って何?」というレベルの素人でしたから、未経験の私が現場で通用するのか不安を抱えていました。
しかし、選考時や入社後に出会った社員の方々の温かい言葉、充実した研修制度、そして配属先の指導のおかげで、文系の私でもものづくりの一翼を担えていることに驚きと喜びを感じています。
今では、普段見ることができない装置内の部品を自分で設計することに、大きなやりがいを感じています。
ただモデルを作るだけでなく、加工しやすさや装置内での干渉を考慮できるようになり、この仕事の面白さを実感しています。
現在は設計補助の立場ですが、さらにスキルを磨き、設計担当になるために努力しています。
技術職やエンジニアというと、黙々と作業をする職人気質のイメージがあるかもしれません。
しかし、先輩たちの姿を見ていると、挨拶や仕事の合間の雑談を通じて、コミュニケーションをとることで、円滑な業務が実現できることを学びました。
自分の仕事の先には誰がいるのか、どのように動けば周囲や取引先がスムーズに進むのかを考え、信頼されるエンジニアになりたいと考えています。
そして、「日総工産チーム」として配属先により多く貢献し、会社の信頼も築いていけるよう努力していきたいです。
■就職活動に励んでいる後輩の皆さんへ
どんな仕事でも、最初は誰もが未経験です。
不安を感じることもありますが、続けることでできることが増え、その経験が自信につながります。
「文系だから」「経験や知識が足りないから」と消極的にならず、興味のあることに挑戦してみると、多くの気づきを得られると思います。
日総工産は、しっかりと話を聞いてくれる会社です。
働く人を大切にする環境が整っているので、迷ったらぜひ一歩踏み出してみてください。