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創業ストーリーと会社のご説明

初めに

ご覧になって頂き誠にありがとうございます。株式会社renue(リノイ)代表の山本と申します。このストーリーでは、この会社が何を目指しており、どう言った経緯で創業されたのかについて記述させて頂ければと考えております。もしも、記事だけでは分からなかった部分がありましたら、お気軽にご連絡を頂ければと思います。

代表自己紹介

経歴

平成1年12月7日生まれ。京都府京都市で育ち、2008年に京都大学工学部に入学。2010年に同大学を中退し、東京大学に入学。中退の理由は「京大は楽しすぎてダメ人間になると思ったから」。最終的には東京大学の文学部ドイツ文学科を卒業。社会人になってからは、アクセンチュアにて金融・ITのコンサルティング業務に従事したのち、ベンチャーの世界に参画。株式会社ジラフにてプロダクトオーナーやCMOを兼任し、その後はフリーランスとして業務を行なった。2019年からは広告代理店の立ち上げに携わっていたが、2021年に自身の会社を作るため独立。

スキル

ITコンサルタントとしての能力が基礎にあり、チームの調整とシステム設計が得意。転じて、システムの一環としてデジタルマーケティングも行う。WEBサイト構築から戦略策定、広告運用などさまざまに業務を行う。もし直属でついてくれる部下を持つなら、私と同じように汎用人材を目指す方が良い。広告運用やコーディング、デザインなどスキルには様々にあるが、その全てをできることが弊社のコア人材には必須であり、長期にわたって関わってくれる方にはそういった能力の習得をしてもらいたい。

価値観

好き嫌いがハッキリしているタイプ。おそらく合わない人とは全く合わない。お世辞にも真面目と言えるタイプではないが、ゲームが好きなので、いまのビジネスも一種のゲームと捉えて楽しんでいる。職業倫理は強く皆が持つべきだと考えており、時給に関わらず目の前のお客様を困らせる人にはあたりが厳しい。

プライベートは何よりも優先すると考えている。というのも、そもそも自分をハッピーにできない人は誰もハッピーにできないと考えるから。少なくとも自社で働く人間には、自分とその家族を幸せにするため、そしてその幸せを世に分けるために働いて欲しいと考えている。

その他趣味など

赤提灯のような汚い系居酒屋を巡るのが好き。また、旅行も大好きで学生時代は40カ国以上を訪れた。一番きつかったのは中央アジアで遭難した時。マイナス2度の雪山で地平線が見えた時は素直に死を覚悟したが、ヒッチハイクをしてなんとか切り抜けた。

最近はキックボクシングと茶道にハマっている。ずっと興味のあった習い事だったが、面倒で仕事の時間をとりたいからと始めていなかった。この会社を立ち上げたことをきっかけに、「好きなことを我慢しない」と自分でも生き方を決めたので開始し、見事にハマっている。

あと最近はnoteをちょこちょこ書いている

やまもとくん|note
株式会社renue 代表取締役 / オードリー合同会社 共同創業 パワー系ITコンサル。田舎のマイルドヤンキーの所得を倍増するために広告代理店を経営している。 京大→東大→アクセンチュア→ジラフ→AGS→現職
https://note.com/yamamo_yu/



会社の目的

解決したい社会課題

弊社では世の中の人がもっと簡単に「好きな生き方」を選べるようになることを目指しています。それは例えば、「田舎に住む」であったり、「おしゃれな家に住みたい」であったり、「美味しいものを毎日食べたい」であったりすると思います。これらの夢はかつては本当に単なる夢でした。しかしながら、現代ではITの力によって様々な生き方を選ぶことが可能になっています。そんな生き方の選ぶ過程を少しでも簡単にできないかと我々は考えています。世の中のみんなが好きな生き方を知る・試す・続けるといった行為を気軽にできるようなプロダクトを提供していきたいです。

プロダクト構想

現在開発しているプロダクトは、サブスクリプションに特化した契約管理ツールです。この製品によって、サブスクリプションに加入している人は面倒な加入・契約変更・脱退といった手続きを行わず、好きなタイミングで好きなサービスを受けることが可能になります。このプロダクトによって、サブスクリプションを単なる便利サービスとしてではなく、組み合わせを用いた「ライフスタイルパッケージ」のように変革していくことが我々の目的です。

事業構造

事業の構造としては、いわゆるメディアに近しい形になります。一般ユーザーに対しては、便利なツールを基本無料(一部有料)で提供し、その会員への広告を持って弊社の利益にします。広告は内部と外部の両方があり、内部は単純なバナー掲載で、外部はSNSなどへの広告出稿になります。そのため、メディアでありつつも、広告代理店の側面も持った会社であり、また、サブスクリプションサービス同士の協業支援なども行うことからITコンサルティングの機能も必要となっています。

Exit戦略

現状ではこれといったExit戦略を描いていません。というのも、非常に外部要因に左右されるビジネスであり、大きく当たる時と小さくまとまる時で戦略が大きく異なるためです。しかしながら、現時点でも利益は創業以来ずっと出ており、最低でも売却という形は取れるのではないかと考えています。初期にジョイン頂いたメンバーには株式などを通して、その際の利益享受はして頂きたいと考えています。

創業までの流れ

背景

2021年の初頭、私は「特に何も」していませんでした。というのも、2020年末にそれまで関わっていた広告代理店の立ち上げから離れ、少し休憩をしていたからです。そんなタイミングだからか、当時は様々な誘いがあり、食料品店や病院、AIコンサル、ブロックチェーン開発など、様々な企画に少しずつ関わっている状態でした。それなりに忙しいようでどこか打ち込むのに熱量が足りない・・・、でも熱量を馬鹿みたいに持ってお金にならない仕事にできるほど若くもない。そんなどこか気の晴れない1ヶ月でした。

誘い

そんな時、以前より仲良くさせて頂いていたVenture Capitalistの方から「ぜひ話を聞いて欲しい」と強くお願いをされました。正直にいうと、受託コンサルでそれなりの年収をもらえる身分だった私はVCから資金を調達することにネガティブで、話半分でそのMTGに参加をしました。「どうせ流行りのネタで、ある程度の能力なら誰でもできるようなビジネスを持ってくるんだろうな・・・」、参加する前の気持ちはおおよそそういったものでした。しかし、そこで私にぶつけられたアイディアと提案は全然違うものだったのです。

トラブル

話はここで切り替わりますが、ちょうど起業の提案をもらっていた前後に、「一緒にやろうよ」と言っていた人々に違和感を感じる事象があり、そちらへのコミット意識が薄れてきていました。そんな折、急に訴訟をすると言い出したり、お金を持っていかれそうになったり、かなり面倒なことが頻発しました。この時点で、どうも誰かと一緒に起業するのは、根本的に合わないのだなと反省をしました。

結局は創業

話は戻って、VCからの提案は意外でした。今ではもう流行りを逃したであろうメディアを中心に据えた企画に、その市場規模も非常に大きいとは言い難い。しかも、その実現には明らかに複数の珍しい能力が必要になっていました。ただ、それが実現した時には非常にインパクトが大きいと思われる、そんな提案でした。この提案を受けて、私の燻っていた気持ちは一気に燃え、何度かのディスカションの後に2021年3月にrenueは創業を迎えました。

今後のビジョン

現在地

これを書いている2021年7月現在、弊社は関連するメンバーが14名になっています。殆どは業務委託として関わってくれており、まだまだ組織として大きいとは言えません。売上規模としても、まだ年商1億円に達しないペースであり、社長の私が属人的に営業・運用をしている仕事が多いことが課題です。単なるフリーランスの法人成りではなく、法人組織として成長していくにはこの課題解決が必要だと感じています。

来年の目標

2022年には自社プロダクトが完成しており、そのマーケティングに大きく投資していることを計画しています。それに伴って、巨大なCS組織や開発チーム、営業部隊が必要であり、組織は爆発的に大きくなることを予想しています。営業利益としてはあまり残る金額は多くないでしょうが、年間流通総額10億円という急成長を目指して努力をしていきます。

組織形態

組織としては大きく分けて、① プロダクト改善、② マネタイズの2大組織に分かれていく予定です。これはそれぞれの組織が、一般ユーザーを見るか、広告主を見るかで異なるためです。プロダクト改善チームは主に開発やデザイン、CSを通して、世の中の一般ユーザーが快適にサブスクの契約管理をできるような環境を整備することを求めます。また、マネタイズチームは、広告主への営業や広告運用などを通して、会社の維持に必要となる広告在庫の販売を行なっていくことになります。

もっと先の話

さらに、これらの組織が上手く完成する頃には2パターンの成長プランが考えられます。1つはシンプルなグローバル展開です。弊社のビジョンは日本という、すでに経済発展のピークを過ぎた国で考えられたものですが、このアイディアは必ず今後も世界中で必要とされます。培ったノウハウを用いて、アジアを中心とした様々な国に製品を展開することを構想しています。また、もう1パターンとしては新製品の開発がありえます。「サブスク」というテーマはあくまで一つの切り口であり、弊社の目的はもっと大きな概念にあります。いまのプロダクト開発を通して見つけた課題を、その時もっと面白く解決できるのであればきっと新しい製品の開発に取り組むと思います。


ここまで読んでいただいた方、長い文章にお付き合い頂き誠にありがとうございました。弊社ではいつでも人員を募集しているので、少しでも気になる方がいればお声をかけて頂ければ幸いに存じます。重ね重ね、ご拝読ありがとうございました。

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