みなさん、こんにちは!
今回は『LOOVがLOOVを使ってみた』シリーズをお届けします。
「商談を実施しても、なかなか次のステップに進まない…」
多くの営業チームが直面する課題です。
特に初回接触の段階で顧客の興味を引けない場合、商談のチャンスを逃すことも少なくありません。
そんな中、自社でインタラクティブ動画を利用したところ、商談前のアプローチを変えるだけで受注率を2倍に伸ばすことに成功しました!
今回は具体的な取り組みに加え、動画活用を推進したLOOVコンサルチームへのインタビュー内容も交えながら、成功の秘訣をお伝えします。
目次
- なぜインタラクティブ動画が効果的なのか?
- 実践:商談前のインタラクティブ動画活用とは?
- 1. 動画を送るタイミング/送る動画のコンテンツ
- 2. インタラクティブ動画ならではのポイント
- 3. LOOVのコンサルチームが見出した成功の秘訣
- 4. 実施結果
- LOOVコンサルチームに話を聞いてみた
- 今後の取り組み
なぜインタラクティブ動画が効果的なのか?
まずはインタラクティブ動画についておさらいです。
従来の営業活動では、見込み顧客へのメールや提案資料の送付が一般的です。しかし、これだけでは競合が多い現代のマーケットでは埋もれてしまいがちです。
一方、インタラクティブ動画は以下のような特長を持ち、顧客の関心を引くことに成功しています。
- 情報の記憶定着率が高い
音声とスライドをセットで伝えられるため、より理解しやすくなります。 - 能動的な体験を提供できる
動画内で選択肢を提示し、顧客がクリックや入力を通じて関与する仕組みが構築できます。 - 顧客データの可視化
視聴データやインタラクションデータを活用し、顧客の関心領域や検討度合いを測定可能です。
これらの特徴が、商談の前段階での顧客との「関係構築」に効果を発揮しました。
インタラクティブ動画について知りたい方はこちらをご一読ください。
実践:商談前のインタラクティブ動画活用とは?
では、具体的にLOOVではどのように活用したのか?実際の取り組みをご紹介します。
1. 動画を送るタイミング/送る動画のコンテンツ
- インサイドセールスにてアポ獲得した後、 お礼メール内に動画埋め込んで送信
- 動画の内容はLOOVの紹介やお客様の立場や課題のヒアリング
個別URLで送付することで、誰がクリックしたか?をフォーム入力なしで可視化!
2. インタラクティブ動画ならではのポイント
- 職種別(営業/マーケティング)にコンテンツを分岐させる
- 課題別(リード獲得/商談数/生産性向上)の説明パートを用意
- メリットの説明から具体的な事例紹介まで、ステップ形式で理解を深められる構成に
こんな感じで、選択肢に応じた訴求や事例の解説が展開されます
3. LOOVのコンサルチームが見出した成功の秘訣
多くのお客様のインタラクティブ動画活用をサポートしてきたLOOVのコンサルチーム。そこで蓄積された知見とノウハウを基に、特に効果的だった取り組みを今回は特別にご紹介します。
■当日商談を担当する営業がご挨拶&代表取締役自身が説明することで、より高い信頼感を醸成
前回の記事では全て代表取締役の内田が説明していましたが、現在は冒頭の挨拶は当日商談を担当するフィールドセールスが顔出しで行っているそうです。
確かに自分が営業を受ける際、電話口で「当日は別の者が担当します」と言われるとドキドキしませんか?笑
事前動画で顔が見れるだけでも、少し安心しますよね。
そうそう、「担当別に動画を作るのは大変じゃない…?」と感じた方、当社のインタラクティブ動画ツール「LOOV」なら15分あれば作れてしまうので工数も抑えた運用が可能です!
■視聴履歴や設問回答から、顧客の興味・関心を事前に把握し、商談準備に活かす
LOOVの事前動画ではマーケ担当/営業担当といった役割だけでなく、「当日の紹介で期待することは?」という設問を設けています。
この回答によって、お客様の初回商談に期待することが明確になるので営業も話しやすくなるとのこと。
そういえば先日こんな経験をしました。
相手の営業担当「何にご興味があって話を聞いてみようと思いましたか?」
私「◯◯システムとの連携ができると書いてあったのでその事例が聞きたくて~~」
相手の営業担当「手元にその事例がないので追って送りますね!」
…ええええこの時間何ですかーーーという気分になりました。
そういうお互いのロスを防ぐという点でも良いですね。
4. 実施結果
これらの活動を続けた結果、受注率が4.6%→9.0%まで改善する成果が出ました!
案件化率についても前回の記事でお伝えした39%から57%への向上を維持できており、もはや「LOOVがなければ困っちゃうよ!」状態です。
LOOVコンサルチームに話を聞いてみた
今回の取り組みを推進したLOOVコンサルタントに、成功のポイントを聞いてみました。
Q. 案件化率が36%から57%まで向上した理由は何だと思いますか?
商談前の興味喚起ができた点が大きいですね。従来は商談の場で基本的な説明から始める必要があったのですが、事前にインタラクティブ動画で理解を深めていただくことで、実際の商談ではより具体的な提案やクロージングに時間を使えるようになりました。
お客様のLOOVへの理解度&関心度が上がった状態で会話できるため、商談当日にいただく質問も「LOOVでこういうことできるといいなと思ったんだけど、実際できる?」とか「こういう活用方法でも使えるかなー」になり、初回商談からお客さんと一緒に、「お客様の現状の課題をLOOVで解決できるか」という時間に変わったのも大きいと思います。
また、お客様の視聴データを確認することで『どの部分に興味を持っているのか』『どのようなニーズがありそうか』を事前に把握できるようになり、商談での会話の質も大きく向上しました。
Q. 視聴データはどのように活用していますか?
視聴履歴や設問回答から、お客様の温度感を事前に把握できるようになりました。より興味を持っていただけそうなお客様には、経験豊富な営業担当をアサインするなど、戦略的な動きができるようになりました。
例えば『機能説明の部分を何度も見直している』『成功事例を最後まで視聴している』といったシグナルがある場合は、製品導入に対する関心が高いと判断できます。そういったお客様には、より具体的な活用プランを準備して商談に臨むようにしています。
Q. これから動画活用に取り組むお客様にはハードルが高い面もあると思います。コンサルチームはどこまでサポートしてくれますか?
お客様の実際の商談内容とLOOVに蓄積された過去実績データを元に、最適なシナリオをご提案させていただいています。インタラクティブ動画は、シナリオ作成でちょっとしたコツが必要なんです。そこも踏まえて、私たちコンサルチームが一緒に作成をサポートさせていただきます。
商談録画を複数共有してもらい、お客様の商談をフィードバックする…ということもあります。
さらに、動画の活用方法も今回の記事のような受注率改善だけでなく、リード数向上・アポ率向上・解約率の低下とマーケ~CSまで様々なシーンに対応しています。人員が足りないなら採用活動にLOOVを使いましょうといった、お客様の今の事業課題からLOOVをどこで活用すべきかもコンサルから提案させていただいています。
動画運用開始時のオペレーション設計や、KPI管理・改善提案と動画活用の前後も含めて対応できるところがLOOVのコンサルの強みだと思っています。
今後の取り組み
今後は「いかに商談前に動画を視聴してもらうか?」に向けて改善活動をしていきますので、成果が出たらまたこちらで共有できればと思います。
私たちの経験が、営業DXに取り組む企業様のヒントになれば幸いです。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください!