会社選びで気になるのは、仕事内容や待遇だけではありません。
「どんな人たちと働くんだろう」
「上司には相談しやすい?」
「自分はこの会社に合うかな」
今回は、鈴木勇佑さん・永田怜和さん・宮本華奈さんの3名に集まってもらい、入社時の印象やメンバー同士の関係、仕事の進め方、会社の変化、そして「どんな人と一緒に働きたいか」まで率直に話してもらいました。
現在はそれぞれ異なる部署に所属する3人。
会社設立初期から一緒に働いてきたからこそ分かる、イットのリアルな姿を聞いていきます。
入社当時は、まだルールが整っていない会社だった
――まず、皆さんの入社順を教えてください。
鈴木:古い順でいうと、僕、永田、宮本ですね。
――宮本さんは、入社前と入社後で会社への印象にギャップはありましたか?
宮本:入社前はIndeedなどを見て、最新の会社というイメージを持っていました。ただ、実際に入社してみると、当時はルールが未整備な部分も多くて、まだ組織として形になっていない部分もありました。でも、この1年ほどでルールも定まってきましたし、事務所も拡大して、組織としてかなり形が整ってきたと思います。
それに、改善した方がいいと思ったことを伝えると、意見が通りやすい環境だと感じています。
会社が小さかったからこそ生まれた、3人の結束
――3人はそれぞれ違う部署ですが、かなり仲が良いですよね。
永田:私が入社した時は、入院などの事情もあって入社のタイミングが少し遅れたんですけど、会社の飲み会などを通じてすぐに打ち解けました。
宮本さんとは業務内容が完全に違うので、普段の仕事で関わることはほとんどありません。でも、会社設立初期に3人だけで業務をしている期間が長かったので、仕事以外の話もたくさんしていました。
宮本:仕事が同じだから仲良くなった、という感じではないですね。
鈴木:今の会社規模で入社していたら、ここまで仲良くなっていなかった可能性はあると思います。会社全体が5名程度だった時期に、この3人がいたので。ほぼ初期メンバーとして一緒に過ごしてきたことが、今の関係につながっていると思います。
永田:部署が違うと業務内容も違いますし、週末稼働の有無など、大変な部分もかなり違います。共通の業務があるというより、当時席が近かったことや、日常的に話していたことの方が大きかったですね。
第一印象は、お互いかなり個性的
――初対面の印象は覚えていますか?
宮本:永田さんはかなり印象に残っています。当時、髪色が黄緑色で、服装や持ち物も派手だったので、かなり個性的な印象でした(笑)。
永田:宮本さんも金髪でしたよね。お互いにかなり目立つ見た目だったと思います(笑)。
鈴木:宮本が面接に来た時も、かなり印象に残りました。当時は業界的にも個性的な人が多かったので、印象に残ること自体は大事だったと思います。
部署によって違う。それでも、意見は言いやすい
――現在は3人とも違う部署に所属していますが、部署ごとの雰囲気に違いはありますか?
宮本:ありますね。永田さんのいる部署は、動画制作やInstagram関連など、クリエイティブ要素が強いです。自分にはないスキルを持っている人が多いので、純粋にすごいなと思っています。一方で、組織の空気感や風通しの良さは、部署によって違う部分もあると思います。
永田:管理する人の人柄によるところは大きいと思います。良い意味で「ピリッとする」部署になるかどうかも、管理者の手腕によって変わります。
――直属の上司である首藤さんはどんなタイプですか?
宮本:首藤さんは怒るタイプではないです。どちらかというと、サポートに徹するタイプですね。
永田:私もそう思います。怒られることなく業務に取り組めるので、かなり風通しは良いと思います。
「ミスをしてもいい。その後どうするかを考える」
――鈴木さん自身も、現在はマネジメントする立場ですよね。
鈴木:マネジメントでは、立場の弱い人をかばうことは意識しています。ミスをすること自体はあってもいいと思っています。ただ、その後にどう対処するのか、どういう考え方をすればいいのかは伝えるようにしています。
教え方も、相手の立場や理解度、業務内容に合わせて変えています。定型業務であれば具体的な手順を伝えますし、考える必要がある仕事であれば、自分で考えてもらうこともあります。
永田:私は以前、鈴木さんの部下だった時期があります。何度質問しても丁寧に対応してくれました。首藤さんは比較的抽象的に教えるタイプで、鈴木さんは具体的に教えてくれるタイプだと思います。
上司と部下でも、遠慮しすぎない関係
――もし宮本さんの上司が鈴木さんだったら、どうですか?
宮本:今は友人関係に近いので、上司と部下になるより、今の距離感のままがいいですね。
永田:私は実際に部下だったことがありますけど、すごく優しく教えてもらいました。
鈴木:相手によって教え方は変えていますね。業務上必要なことは言いますけど、ただ怒るだけにならないようにはしています。
「真面目すぎる人」より、変化を受け入れられる人
――どんな人がイットに合うと思いますか?
永田:ベンチャー気質が強い会社なので、何でもルールが決まっていないと動けない人は大変かもしれないです。ある程度、変化を受け入れられる人の方が合うと思います。
宮本:私もそう思います。過去には、かなり真面目なタイプの方が入社しても、未整備な環境を受け入れられず、すぐに辞めてしまったケースもありました。私自身が続いている理由としては、働きやすさもありますし、意見が通りやすいことも大きいです。
それに、頑張ったことが給与などの対価として明確に評価されるところもあります。
鈴木:ただ「変わった人ならいい」というわけではなくて、会社と同じ方向を向いているかは大事だと思っています。我が道を行くだけではなく、チームとして同じ方向を向ける人ですね。今は受け身なメンバーも多いので、主体性を持って、必要であれば建設的に意見をぶつけられる人が入ってくれるといいと思います。
初期メンバー3人は、今も「3人セット」
――社内でも3人セットというイメージが強いそうですね。
宮本:そうですね。周りからも3人でセットという認識を持たれていると思います(笑)。業務上のペアリングでも、3人セットで扱われることがあります。
鈴木:初期メンバーだったことが大きいと思います。
永田:良くも悪くも、かなり完成されたグループになっている部分はありますね。
宮本:だからこそ、下の子たちにはこちらから積極的に関わるようにはしています。
私たち3人の結束が強い分、新しく入ってきた人からすると入りにくく見える可能性もあると思うので、そこは意識しています。
会社が大きくなり、採用基準も変わった
――創業当初と今では、入社する人にも違いを感じますか?
宮本:最近入社する人はかなり若い人も多いので、ジェネレーションギャップというより、単純に「若いな」と感じることはあります。
永田:採用する年齢層自体も広がっていると思います。それに、今は最初から特定の能力を見て採用するケースが増えています。
鈴木:創業当時のメンバーが今改めて入社試験を受けたら、全員が合格できるとは限らないと思います。それくらい、求める人物像や採用基準は変わっています。
以前は、人間関係やコミュニケーションの取りやすさを重視していました。今は、マネジメント能力、クライアントとのやり取り、アップセルへの貢献度など、より「能力」を重視する方向に変わっています。これは会社として必要な変化だと思っています。
新しく入る人は、ライバルではなく「学ぶ対象」
――経験豊富な人や管理職として新しい人が入ってくることについて、抵抗はありませんか?
永田:あまりないですね。管理職として入ってくる人であれば、そもそも既存メンバーとは役割が違います。ライバルというより、学ぶ対象という感覚です。
相手の技術を盗んだり、吸収したりしたいと思っています。
宮本:もし入社時期も業務内容も完全に同じ人だったら、ライバル意識が出る可能性はあると思います。でも、基本的にはそういう状況はないですね。
「仲が良い」だけではなく、率直に話せる関係
今回のクロストークを通じて見えてきたのは、単に「仲が良い」というだけではない3人の関係性でした。
会社設立初期から一緒に働いてきたからこその強い結束がある一方で、現在はそれぞれ違う部署で働き、違う立場から会社を見ています。
会社のルールが十分に整っていなかった時代から、組織として形が整い始めた現在まで。
その変化を経験してきた3人だからこそ、
「今の会社なら、昔とは採用基準も違う」
「変化を受け入れ、自分から動ける人が必要」
「新しい人からも積極的に学びたい」
という言葉が自然に出てきます。
イットは、すべてが完成された会社ではありません。
だからこそ、自分の意見を伝えながら、会社と一緒に成長していきたい人にとっては、おもしろい環境なのかもしれません。