こんにちは!林です。
「漢方」は日本独自の医学である、ということを皆さんはご存知でしたか?
私たちは日々触れているため当たり前と思っていましたが、
そんなこともの無いようですので、改めてご紹介します。
\そもそもなんで「漢方」と呼ばれるように?/
「漢方」という呼び方は、江戸時代に伝来した
西洋医学である「蘭方(らんぽう)」に対してつけられました。
蘭方とは、オランダ(阿蘭陀)医学のことです。
「蘭」の字を取って「蘭方」と呼ばれるようになったりました。
結果として、それまで日本に定着していた医学を
「漢方」と呼ぶようになったのです。
ちなみに漢方の基礎は、7世紀頃に中国から伝来したといわれています。
\「漢方」と「漢方薬」の違い/
ちなみに、「漢方」とは薬膳や鍼灸、漢方薬などすべてを含めた医学のことです。
「漢方」と「漢方薬」は区別が必要です。
「漢方飲んでます」は、正確には「漢方薬飲んでます」となる訳ですね。
\さいごに/
中国の伝統的な医学は「中医学」と呼ばれていますが、それとも「漢方」は別物です。
まさに漢方は、日本独自の医学なのです。
漢方の歴史を紐解いていくと、明治時代には衰退したり、
昭和時代には復活、現在では発展をしていることがわかります。
今回はほんの触りだけご紹介しました。
今後も「そもそも漢方って何?」から皆様に知ってもらえればともいます。