■はじめに
はじめまして、百瀬です。2025年7月、テックタッチにプロフェッショナルサービス兼カスタマーサクセス職として入社しました。
普段は3人娘の父、休日はビールを愛でる人。カバー写真は修善寺のビール工場見学のときのものです。そこで飲んだ「スルガベイ インペリアル IPA」の衝撃がすごすぎて、脳が焼かれました。それ以来、新婚旅行でベルギーの醸造所に行くなど、旅行計画の軸はビールになりがちです。
今回の転職は、「子どもが大きくなったときに胸を張れる仕事がしたい」というシンプルな想いから。
同じようにキャリアの方向を迷っている人の背中を、ほんの少しでも押せたらと思い書いています。
■キャリアの始まり:メガベンチャーでの10年
大学卒業後、新卒で入社したのは「ワークスアプリケーションズ」。創業10年ほどの頃で、社員は1,000人弱から7,000人規模に爆増していく真っ只中でした。
自社パッケージ「COMPANY」「HUE」の導入支援や業務改善を担当。特にHUEは「AIでルーティンワークをなくす」という壮大な目標があり、社員みんなが本気で信じて走っていました。結果的にすべてが理想通りとはいきませんでしたが、今のAIブームを見ると方向性は間違ってなかったと今も思っています。
最後の案件では、難易度MAXの導入プロジェクトに挑み、めちゃくちゃ優秀な外部コンサルの方々と泥沼を一緒に泳ぎ切った経験が、次のキャリアを意識するきっかけになりました。
■次の挑戦:総合コンサルでの7年
より上流で、パッケージに縛られない支援をしたいと日系の総合コンサルの「クニエ」へ転職。
HCM領域のマネージャーとして、タレントマネジメントや要員・人件費計画業務のシステム化構想、外資パッケージの導入・海外展開支援などを担当しました。時にはノンITの案件を担当することもあり、営業生産性向上のため、現場に張り付いてストップウォッチ片手に作業時間を計測するというアナログ調査も思い出深いです。
クニエは総合コンサルの中では小規模なので、クライアントのキーマンとの距離が近く、自分の裁量で動ける楽しさもあり、汎用的なビジネススキルをしっかり鍛えられとても感謝しています。
■モヤモヤと憧れ
ただ、コンサルを続ける中で
「この導入プロジェクトはお客様のビジネス目標にどれだけ貢献できたのだろう?」
「製品へのフィードバックは反映されないことが多いな…」
と、成果の手応えが得にくい瞬間も増えていきました。
一方、友人たちはスタートアップで自社プロダクトを磨き、世界を相手に本気で挑戦している。その姿がやたらと眩しく見え、自分も再びプロダクト起点で価値提供を行いたいと考えるようになり、少し恥ずかしいですが「10年後に娘たちへ誇れる仕事をしたい」との想いからテックタッチへの転職に至りました。
■テックタッチを選んだ3つの理由
- 成果が見えるDAP(デジタルアダプションプラットフォーム)
Webシステムに後付けでUI/UXを改善し、生産性を上げるプロダクト。行政システムにも導入され、社会的意義も大きい。「塵も積もれば山となる」を地で行く改善活動にワクワクしました。 - 踏み込んで伴走できるカスタマーサクセス
テックタッチは単なる初期設定支援ではなく、クライアントの業務・課題を深掘りし最適な実装を共に検討する伴走型の支援スタイルをウリにしています。そこが最も自分の成長に繋がると思いました。また、プロフェッショナルサービス部で新規コンサルティングサービス立ち上げに携われる点も決め手となりました。 - 落ち着いた社風
平均年齢高め、子育て世帯多め。コアバリュー「いつでもごきげん」が本当に機能していて、選考中から入社後まで、人の良さと建設的な空気を感じました。
- 成果が見えるDAP(デジタルアダプションプラットフォーム)
■これから
入社から1ヶ月が経ち、プロダクトの持つポテンシャルの大きさと、クライアントへの価値提供の手応えを実感しています。テックタッチのプロダクトを通じて、現場の小さな「面倒くさい」を消し、その積み重ねで働く人の毎日を変えていきたいです。
もしこの記事を読んで「ちょっと話してみたい」と思った方がいたら、カジュアル面談やイベントでぜひお会いしましょう!