数字の裏側にある「人の判断」を読む。koujitsuのマーケが向き合っているもの
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こんにちは、株式会社koujitsuです。
マーケティングという仕事を、データ分析と施策の最適化、と説明することはできます。事実、私たちもデータは見ているし、施策の効果検証もします。
ただ、それだけだと、この仕事の半分しか説明できていません。
今日は、私たちがマーケティングという仕事をどう捉えているか、もう少し踏み込んでお話しさせてください。
数字は、結果でしかない
CVRが2%上がった。CPAが20%下がった。ROASが改善した。
こうした数字は、確かに大事です。でも、数字そのものは結果でしかなく、それを生み出したのは、その向こうにいる「人の判断」です。
ユーザーが、この広告を見て、何かに引っかかってクリックした。LPを読んで、何かに納得して、申し込みボタンを押した。あるいは、押さなかった。
その一つひとつの判断の積み重ねが、最終的に数字として現れる。マーケティングという仕事は、数字を動かす仕事ではなく、人の判断に影響を与える仕事です。
だから、ヒアリングが一番大事
私たちが案件に入る時、最初にやるのはデータ分析ではありません。
クライアントへのヒアリングです。
- そのサービスは、誰のどんな課題を解決するのか
- なぜ今、それを必要としている人がいるのか
- 競合と比べて、何が違うのか
- 過去にうまくいった施策、うまくいかなかった施策と、その理由
- 担当者がいま、何に困っているのか
- 担当者の上司が、何を期待しているのか
ここを丁寧にやらないと、数字を動かす施策にはたどり着けません。データだけ見て施策を立てると、表面的な改善にはなるけれど、本質的な変化は起きない。これは、私たちが何度も経験してきたことです。
「鬼十訓」の第3則——先回りし、気遣いに徹する。相手の状況を理解し、言われる前に動く。
この姿勢を、私たちはマーケティングという仕事の中で実践しています。
仮説の質が、すべてを決める
ヒアリングで集めた情報をもとに、私たちは仮説を立てます。
ユーザーはおそらく、ここで離脱している。理由はおそらく、ここに納得できていないから。だから、こう変えると改善するはず。
この仮説の質が、施策の質を決めます。仮説が浅いと、施策も浅くなる。仮説が深いと、施策にも厚みが出る。
そして仮説の質を上げるのは、データの量ではありません。クライアントの事業をどれだけ深く理解しているか、ユーザーの気持ちにどれだけ近づけているか、過去の経験からどれだけ多くのパターンを引き出せるか——こうした人間側の力です。
ツールは進化します。AIは進化します。でも、仮説を立てる力は、結局のところ、その人がどれだけ深く考えてきたかに依存する。私たちはそう思っています。
こんな方とお話ししたいです
- 数字を追うだけでなく、その裏側にある人の判断まで読み解きたい方
- ヒアリングや仮説立案を、自分の武器にしたい方
- マーケを「広告運用」だけで終わらせず、事業全体に効かせたい方
- 10年戦えるマーケターとして、深い専門性を築きたい方