価値観を大切にする 接客をしていると、ついこんな言葉をかけてしまいます。 「こちらも美味しいですよ。」 「こちらはいかがですか?」 もちろん、お客様に提案することは大切な仕事です。 でも、私は「何を勧めるか」以上に、「どう勧めるか」の方が大切だと思っています。 お客様の表情や話し方、その場の空気。 今はそっと見守った方がいいのか、それとも一歩踏み込んだ方が喜んでいただけるのか。 その一瞬を感じ取り、相手に合わせて接すること。 それも接客の大切な技術です。 ただ、この感覚を言葉だけで教えるのは簡単ではありません。 だから私たちは、技術よりも先に価値観を伝えます。 「自分がされたいように相手に接する。」 「自分がされて嫌なことはしない。」 この二つを大切にしていれば、自然と相手を思いやる接客になります。 マニュアルだけでは生まれない、お客様との信頼関係も、そこから始まると信じています。 私たちの魚屋が目指しているのは、魚を売ることだけではありません。 魚を通じて、「あなたは価値ある存在です」と伝わるような商いをすること。 そんな唯一の体験を、一緒につくっていける仲間と出会えたら嬉しいです。 少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。
株式会社錦鮮魚木村
▍400年の歴史を持つ「錦市場」の老舗鮮魚店 私たちは、京都の台所として知られる錦市場で、江戸時代(元和年間)から約400年にわたり商いを続けてきた老舗鮮魚店です。代々受け継いできた確かな目利きと伝統の技術を武器に、現在は卸売、小売、イートイン、そして体験型観光という多角的な事業を展開しています。 ▍伝統と革新が融合する独自のビジネスモデル プロ向けの卸売で培った高品質な魚を、一般のお客様や訪日外国人の方々へ直接届ける独自のスタイルを確立しています。 ・卸売:京都市内の料亭や居酒屋などのプロの要望に応える高品質な提供 ・小売・飲食:店頭での販売に加え、その場で味わえるイートインの展開 ・コト消費:外国人観光客向けの魚さばきワークショップやマグロ解体ショーの実施 ▍「魚屋を再構築する」という挑戦 これまでの「魚を売る」という枠組みを超え、魚を通じて世界の幅を広げる体験をデザインしています。伝統を守りながらも、今の時代に合わせた新しい「魚屋のあり方」を追求し続けています。