株式会社シードアシスト

Request ご要望：ARアプリ「MUGHEN」の世界観を伝えたい ARアプリ「MUGHEN」を使用することで実現される世界観を映像化したいとご要望をいただきました。 Proposal ご提案：現実世界で見えるMUGHENの景色を合成 ARアプリ『MUGHEN』の機能紹介動画を海外コンテスト用に制作いたしました。 現実世界の「場所」「モノ」を拡張させるiOSアプリ『MUGHEN』。 場所やモノに「メタ情報」が重なることで他者とつながることができる。 そのアプリの世界観を表現するため、二人の人物を登場させ、「モノ」と「場所」を通して「ヒト」が繋がるストーリーを構成しました。 現実世界にアプリの画面を合成することで、『MUGHEN』の機能や、実現できる世界観を表現しています

Request ご要望：新ブランド立ち上げにともない商品を訴求するムービーを作って欲しい 「香港のビジネスは、スピードが命。」というリクエストの元、商品も何もかも決まっていない中、８月末に相談を頂きました。 当初は、「ECサイト」と「動画」を作って欲しいというご依頼でしたが、「商品やパッケージのデザインもお願いしたい」と新ブランド立ち上げに関する全て（製造以外）を一括でお受けする事になりました。しかも、11月中旬にはローンチしたいとのご要望。 弊社オーガナイザーとして、片山光祐がプロジェクトに各セクションのディレクター・デザイナー他を外部スタッフも含めてアサイン。 参加スタッフ：プロダクトデザイナー・AD・パッケージデザイナー・映像ディレクター/編集（シードアシスト）・WEBデザイナー（シードアシスト）・ムービーカメラマン・スチルカメラマン・スタイリスト・モデル他。 まずクライアントとともに、ブランドロゴのブラッシュアップ、ブランドコンセプトの明確化を行いました。 その後、プロダクトデザイン、パッケージデザイン、ブランディング動画、ECサイトの制作およびブランドに関するトーン＆マナーの制定など多岐にわたり携わりました。 「KAPTURE™ is… Our lives have irrevocably changed ever since the global pandemic.Things like travelling, spending precious time with loved ones that used to be so simple, are not unconditional as it seems.Kapture™ awakens everyone to capture the moments of life and creates their brand new journey.」KAPTURE™ さて、商品説明・紹介動画ですが、ターゲットは、「18歳～25歳（Z世代）」 テーマは「旅」。 そして、ジャパンブランディングによる映像作りを行って欲しいとの事でした。 Proposal ご提案：ブランド背景を感じさせる「日本の都市景観」＋「空港をイメージさせるストラクチャー」で商品を訴求 ジャパンブランディングを意識させるため、大阪の中心街でリアルな若者が商品を使用しているところを撮影。 ハイスピード撮影で日本の街を歩く若者を夢のような浮遊感のある映像で表現し商品を訴求しています。 さらに、旅を連想させるようなナラティブな映像展開でブランドの世界観を表現しています。 「旅をテーマにしたブランド」という事ですが、街での日常使いにも馴染む事をアピールするよう配慮しました。 ECサイトに使用する写真撮影も同時に行っています。 「日本の都市景観」＋「リアルな若者像」をファッションストリートスナップの手法を取り入れて撮影しています。

Request ご要望： 日本の伝統織物「近江上布」を世界に発信するブランディングムービー 海外の布のバイヤーやデザイナーたちと日本の産業を繋ぐ役割を生業としている有限会社湧元様からご依頼を頂きました。撮影場所は、滋賀県麻織物工業協同組合が運営する施設「近江上布伝統産業会館」。こちらの会館は、室町時代から滋賀・湖東地域に伝わる織物「近江上布」の伝統や技術に触れることが出来る施設です。 制作当初はイギリス・フランスの服飾専門学校で行われる講演会のオープニングムービーとして使用する目的でプロジェクトをスタートしました。しかし、お客様との話し合いの中、「職人のヒューマニティ」「斬新なイメージのコラージュ」「海外のファッション業界で布のバイヤーやデザイナーへの名刺代わりとなる映像」などのコンセプトが浮き彫りになり、日本の伝統織物「近江上布」のブランディングムービーとして制作することになりました。 Proposal ご提案：悠久の自然とともに培われてきた職人たちの営みを映像に凝縮し、製品訴求へとつなげる 撮影場所の近隣で自然環境のフィールドワークを行いました。現地の職人の方々とコミュニケーションをとり仕事の雰囲気を肌で感じる事ができました。その経験を映像に反映させています。制作中に考えていたことは、「近江上布の最大の特徴とは何か」という事です。最も際立った特徴は、近江上布の究極ともいえる手仕事にあると思いました。良質な自然水を使った手もみ洗いや、天然のヘンプ（大麻）から糸を紡いでいくという大変手間のかかる製法。洗練された指先の感覚、ストイックなものづくりの精神性、着物の美しさや職人たちの柔らかな表情、そして豊かな自然。それらが有機的に絡み合って生み出される「近江上布」。それらを手掛かりに、コンセプトを考え、絵コンテおよび資料を作成いたしました。 近江上布の拠点となる近江上布伝統産業会館は、地域の方々や旅行で訪れた方にワークショップを行うなど文化芸術振興に力を注いでいます。会館は窓が多く、明るい雰囲気の中で織機が並んでいる。そんな素朴で優しい雰囲気を撮影しても良かったのですが、今回のターゲットは海外のファッション業界であり、テーマは職人。そのため、ストイックな雰囲気を作りたいと思い立ち、会館の広い作業場のすべての窓を遮光し、暗幕で覆われた黒ホリゾントスタジオのように変えて撮影しました。 撮影手法は、マッチカットやハイスピード撮影（スローモーション）を多用。編集は視聴者にイメージカットの連続という構成の中で、伝えたいテーマが伝わりやすい流れを作る事を意識しました。十分な時間をかけ、タイミングやカットを慎重に選んでいきました。 BGMは海外目線で、日本の自然と人間の関係性を感じさせるような楽曲を使用いたしました。