社員の過去、現在、そして未来をインタビューする、「TSKな人」。
今回は営業課に所属し、オーダーメイドの製品提案を続ける堀田さんのお話をお聞きします。
富山県で生まれ、大学進学の際に関東へ。そのまま関東で就職をしましたが、今後のライフキャリアを考えた末、Uターン転職をしようと考えていました。
なぜTSKに入社を決めたのか、今はどんな仕事をしているのか、社内の雰囲気はどうなのかなど、率直に語ってもらいました。
■目次
社長の言葉が、後押しに
常にオーダーメイドの提案
要求を明確化できる営業へ
社長の言葉が、後押しに
―これまでの経歴を教えてください。
大学進学の際、生まれ育った富山を離れて関東に行きました。卒業後は、神奈川県で中古自動車の貿易会社に、バイヤーとして就職したんです。取引先が外国の企業一社だったので、外国の方とやりとりをするという、ニッチで面白い仕事をしていました。5年勤めるうちに、日常会話ぐらいなら英語で話せるようになりました。それなのに転職を考えたきっかけは、経営の悪化です。関東で転職をするのか、それとも地元に戻って転職をするのか、今後のライフキャリアを考えた末、Uターンして転職することに決めました。
―転職活動の際、何を重視しましたか?
営業職を探していました。都心部でスーツを着て颯爽と歩いているサラリーマンを見て、かっこいいなと憧れていたもので。ただ、業種にはこだわりがなく、それよりも仕事内容や社内の雰囲気を重視していました。
―どのようなきっかけで、TSTを知りましたか?
転職エージェントから紹介されたのがきっかけです。当社の高木社長からオファーが来ていたこともあって面接を受けたところ、とんとん拍子に話が進み、そのまま入社することになりました。転職活動を始めて1社目でしたが、面接の際に社長が「自分の力を発揮する場所を提供してあげるよ」と言ってくださったことが、大きな決め手になりましたね。
常にオーダーメイドの提案
―今、所属されている営業職では、どういったお仕事をされていますか?
包装形態から工場の工程、出荷まで、包装の企画提案をトータルに行っています。基本はルート営業で、富山市内を中心に県内を担当していますが、最近は新規営業にも力を注いでいます。
当社の営業は、100%提案型。お客様との雑談の中から、新製品を立ち上げるという情報をいち早くキャッチして、包装形態などを提案していきます。例えば、使い勝手の良さや良心的なコスト、製品の品質保持機能など、その製品に最適な提案をどんどんプッシュしていくという営業スタイルです。
―お客様ごとにカスタマイズしたものをご提案されているのですか?
そうです。すべてがオーダーメイドの提案です。また、弊社は、メーカーと商社という2つの役割を併せ持ち、そのいいところを発揮しているところが強みですので、包装の提案だけでなく、製品そのものをご依頼いただくこともあります。その際には、協力会社を訪ねて、製品の元になる素材がないか確認し、弊社で加工する場合と協力会社で加工する場合のお見積もりを出して、お客様のご希望に沿った製品を販売しています。営業と一口に言っても、完成形を提案することが仕事の約9割を占めますので、技術力や豊富な知識がないと務まりません。
―これまでで一番大変だったお仕事は、何でしたか?
競合相手のいる案件を担当したときですね。TSKが受注するには、どこを切り詰めるのか、何をしたらお客様が喜ぶのかというふうに、お客様がTSKを選んでくださる要素をどんどんプッシュしなければいけません。その案件では、上長から助言をいただいてご提案し、無事受注につなげることができました。大変でしたが、その分やりがいもあったなと思っています。
―教育制度や職場環境はいかがですか?
入社後、現場、技術での研修を経て営業に所属し、先輩に同行して仕事を覚えていき、約3ヶ月後には一人で担当先をまわり始めました。独り立ちの期間は、一人ひとりの成長に合わせて、場長が判断されます。今も上長からは、案件ごとに細やかな指示や助言、質問に対する回答をいただけるので、サポート体制は整っていると思います。
また、産休明けの社員が多く、長く働ける環境であることも、高いモチベーションの維持につながっています。
―どんなときに、やりがいを感じますか?
一人の営業部員は、常に10〜50ほどの案件を抱えています。大小問わず複数の案件を段取りよくスムーズに進めていくことは必須であり、無事達成できたときにやりがいを感じます。とはいえ、個人商社ではありません。TSKのチーム営業として、みんなで一丸となって作り上げています。さらに、各部署がうまく連携して一つの仕事を成し遂げています。社員は約100名いますが、コンパクトにまとまれる連携力とフットワークの軽さが、弊社の魅力だなと思いますね。
要求を明確化できる営業へ
―これから、どんな自分になっていきたいですか?
基本的には、完成した製品を販売するということがありません。お客様から抽象的なイメージを伝えられ、こちらが提案して、お客様が良し悪しを判断する、という作業を何度か繰り返しながら、より良いものを作り上げていきます。これからは、お客様の要求をより明確化して提案できるような営業になっていきたいです。
―その目標の実現に向けて、心がけていることはありますか?
社会人としての基本である「報連相の徹底」と「即対応」ですね。「即対応」はTSKの2021年の目標でもあるので、その2つを心がけて取り組んでいきたいなと思っています。
\TSKでは面談を開催中。お気軽にお越しください!/
面談・先輩と話してみたい方はぜひお申し込みください。
~おまけ:編集後記録~
こんにちは、インタビューを担当しました中敷です。
今回は堀田さんに、過去・今・未来を語っていただきました。
お話をお聞きしていて驚いたことは、転職エージェントからの紹介の1社目で決めたということです。
転職の方であれば、複数企業を見比べた上で就職先を決定することが多いかと思いますが、
1社目で「ここだ!」と思えたのは、相性はもちろんですが、それだけ魅力的な会社である証拠だと思います。
営業職といえども様々な働き方があり、既製品ではなくオーダーメイドを取り扱うことができるのはとてもやりがいを感じられそうです!
具体的にどのようなお仕事をしているのか等、気になる方は堀田さんと直接面談もできますので
お気軽に面談フォームからお申し込みくださいね!