未経験から始まった、福岡支店での一歩
「正直、最初はできるかどうか不安でした」
そう話すのは、2023年にSSマーケットへ入社した岩本壮志。現在は福岡支店でオンサイトサポートを担当している。
入社のきっかけは、大学の先輩からの紹介だった。「大学時代もよく一緒にいた先輩で、信頼していたので、声をかけてもらってすぐに面接を決めました」
当時の福岡支店はわずか3名。 面接の段階でメンバーと直接話すことができ、「人」の不安はなかったという。
一方で、オンサイト業務は未経験。「できるのか不安はありました。でも、それ以上に“やってみたい”という気持ちもありました」
SSマーケットは、岩本にとって初めての会社。
ここで社会人としての責任感を学びながら、一歩ずつ経験を積み上げてきた。
100拠点をやり切ったとき、見えた景色
これまでの仕事で最も印象に残っているのは、あるクライアントのPC・ネットワークリプレースと、全拠点の配線工事だった。
「100拠点くらいあって、正直かなり大変でした」
パートナー企業とのスケジュール調整、拠点ごとの対応、夜間に及ぶ作業。一つでもズレると全体に影響が出る、シビアな現場。
「土日や夜間で動くことも多くて、今までにない経験でした」
それでも、やり切った。「全部終わったときの達成感は、今でも忘れられないです」
難しい仕事だったからこそ、強く残っている。 そしてその経験が、「もっとやれる」という自信にもつながっている。
「現場って大変なんですけど、その分、終わったときの達成感が大きいんですよね」
“自分しかできない”をなくしたい
現場での経験を積み重ねる中で、岩本の中に一つの課題意識が生まれていた。
「以前は、それぞれが自分のやり方で作業していることが多く、属人化している部分があると感じていました」オンサイト業務は対応力が求められる一方で、担当者によって品質やスピードに差が出やすい。 その状態では、組織としての成長に限界がある。
だからこそ、彼は考えた。
「誰が対応しても一定の品質を担保できる状態にするべきだと」
現在取り組んでいるのは、オンサイト業務の手順書やマニュアルの整備。 作業フローの標準化によって、対応時間の短縮と、新メンバーの早期立ち上がりを実現することを目的としている。「自分が経験してきたことを“再現できる形”にしていくことが、次の価値になると思っています」
さらに最近では、AIの活用にも着手している。「まずは情報整理からですが、ナレッジの蓄積や共有のスピードを上げるために、AIをどう使うかは重要なテーマだと感じています」
入社当初は、ルールや基準が曖昧で判断に迷う場面も多かった。 だからこそ今は、「動く前に確認する」ことを徹底している。「トラブルが起きてからでは遅いので、事前にリスクシミュレーションを行う意識はかなり強くなりました」
個人の経験値に依存するのではなく、 組織として再現性のある仕組みに昇華する。
その取り組みが、現場全体の生産性を確実に引き上げ始めている。
自由な環境だからこそ、問われるもの
SSマーケットで働く中で感じているのは、「自由さ」と「近さ」。
「自分の意思をすごく伝えやすい環境だと思います」
福岡支店では、相談はしながらも、基本的には任せてもらえる。 やりたいことを言えば、それを尊重してもらえる空気がある。
さらに、経営との距離も近い。「社長たちとも普通にコミュニケーションが取れるのは、他の会社にはないと思います」
ただし、その自由さには前提がある。「自由にできる分、自分で目標を持つことが大事になります」
簡単すぎても意味がない、 難しすぎても続かない。そのバランスを自分で考える必要がある。「そこは正直、難しい部分でもあります」
それでも、変化の多い会社だからこそ、考える力と対応力が自然と身についていく。
これからの自分へ
「まだ中長期のビジョンは模索中です」そう話しながらも、目指したい方向は見えている。
現場作業だけで終わらず、その経験を別の価値に変えていくこと。もっと広い視点で物事を捉えながら、仕事に取り組める自分になること。
「まずは目の前のことをしっかりやりながら、できることを増やしていきたいです」
最後に
SSマーケットは、 “もったいないを新たな価値へ”というコンセプトを掲げている会社です。それはモノだけではなく、人にも当てはまるのかもしれません。
一人ひとりの経験や気づきを活かし、それを次につなげていく。
「毎日、新しい発見がある仕事だと思います」
もし、手触り感をもった経験を積みながら、自分なりの価値をつくっていきたいと思うなら。この環境は、きっと面白いはずです。