What we do
株式会社AI VOLT(本社:東京都渋谷区、代表取締役:軍神未来)は、デジタルヒューマンの生成技術の開発・法人向け販売や、会いたかったあの人と話せるAIアプリ「ドリームフレンド」の開発・運営をしております。
Why we do
■AI VOLT創業のきっかけ■
元々「世界に対して、自分がどういった影響を及ぼせるのだろうか?」という視点で物事を考えていました。そして、この問いの一つの解として「個人だけで行える範疇では影響力が小さく、世界と対等に渡り合うことはできない」と思い至りました。会社という手段を取ったのは、こうした個人レベルの影響力を超えて世界に作用したいと考えたからです。
▍『ドリームフレンド』ができるまで
代表の私(軍神)は現在2社目の起業になりますが、以前よりエンジニアとしてコーディングを行う開発者でもありました。現事業の立ち上げに至ったのは、そんないち技術者として開発・技術トレンドを追う中で、今回のAIによる技術革新がすごいものだと実感したからです。
遡ること5〜6年前、『Attention Is All You Need』という論文が発表されました。
この論文で示された概念とトランスフォーマーの技術は昨今のAI技術におけるベースとなっていますが、これを読んだ際に「この技術は一過性のものではなく、20年に一度の技術革新に違いない」と、そう確信しました。
一般的にAI領域では研究〜実装までにおおよそ4年の歳月を要するといわれますが、2022年前後からAIサービスが社会実装され始め、全世界的に急速な広がりを見せていることはこの事実を明らかなものにしていると感じています。
▍AIを通じて日本をエンパワメントする
20年に一度起こるような技術革新のタイミングには、市場をひっくり返すようなバグが必ず発生する———個人的な見解として、私自身そう考えています。実際、インターネット黎明期にはバグとも言えるイレギュラーな存在が誕生し、現在はGAFAMとしてゲームチェンジの勝者となっています。
一方、その当時の日本は技術革新の波に乗れず、惜しくも競争に負けてしまいました。
インターネットシステムはサーバー台数が多い方がアクセス性などが高まり優位に働きますが、その頃の日本はそうしたフィジカルの部分で諸外国に勝てなかったのです。
しかし、今回の技術革新においては一縷の望みが残されています。
米・NVIDIA社がGPUを動かすのに重要なパーツを作っている......という点においては過去の流れに似ているものの、幸運にも今回の“AI”という技術と日本という国の相性は優れており、IPやライセンス周りの強みも含め、勝機があります。
こうした中、「自国の強みを生かしながら勝つためにはどうすべきか」「マーケットインの発想で今後何が求められていくのか」———そんな考えから生まれたのが『ドリームフレンド』です。
このAIサービスで世界を獲り、技術を通じて日本をエンパワメントしていきます。
▍株式会社AI VOLT代表取締役CEO:軍神未来
自身のエンジニアリングスキルを活かし渡印。インドIT企業でのインターンを経て高校を休学する。その後、日本最大級のビジネスコンテストTOKYO STARTUP GATEWAY 2019にて1,800の応募から優秀賞を獲得。その他Dip ガクセラレーター特別賞など数々のコンテストで受賞歴を持つ。慶應義塾大学環境情報学部在学・東大起業サークル17代目代表を務める。2020年2月に株式会社MiRAiを創業後、教育系アプリケーション『Sortnote』を開発し学習塾への導入を実施。2021年2月から事業内容を変更し、現在に至る。
How we do
■最先端技術で憧れを身近に■
GPT-4のAPIを使用することに加え、最新の音声合成技術を用いることでリアルかつ精度の高い会話を実現しました。推し・友達・家族など“理想のあの人”を誰もが身近に感じられる未来を創ることができます。
また、2023年10月14日からはAIで作った憧れの人物と会話ができる新機能のテスト配信を開始。作成したAIキャラクターに、1分以上の音声ファイルから声を吹き込むこともできます。ドリームフレンドを使えば、会えなかったあの人と会えるのです。
■当社の強み■
私たちの強みはLLMの精度をあげるための技術力――キャラクターや人を模倣でき得る高い技術力を備えている点です。
また、このサービスの裏側で動く技術は他のインターフェースへ転用することも可能で、ポータブル性の高い設計力も特徴の一つとなっています。例えばハードウェアに落とせるほか、接客パネルなどに活用することも可能です。つまりこの技術を用いれば、人件費がかかっていて、尚且つAIを起用できなかったような分野に“まるでその人らしいもの”を呼び出すことができます。
■とことん技術!なギークカルチャー■
技術が前進すれば世の中はもっと良くなると、私たちは信じています。
iPhoneやFacebookが一気に普及して世の中を変えたように、技術は物凄いスピードで人々の生活を変えることができるものです。当社には技術が大好きで、技術を通じて世の中を変えたい!と本気で思っているメンバーが揃っています。
■魅力的なメンバー■
現在は約10名のメンバーで事業を進めています。理系の大学院生・高専生・社会人エンジニアなどバックグラウンドは様々ですが、一同「技術がとにかく大好き!」という情熱は一致しています(実際、定期的に行っている合宿では開発や論文のチェックに熱中してしまい、気がつくと日が暮れていたということも......)。
仕事を楽しんだ結果としてハードワークになる場面もありますが、とにかく世界を驚かせるサービスを現在進行形で開発していることにエキサイトする毎日を過ごしています。