こんにちは。株式会社シフトのマーケティング部で働いています。
普段は、Webサイトの改善提案やアクセス解析、マーケティング支援などに関わっています。
今回は、仕事でAIを使う中で感じたことについて書いてみます。
AIを使い始めた頃は、その速さに驚きました。
文章をまとめる。
情報を整理する。
複数の案を出す。
資料のたたき台をつくる。
これまで時間をかけていた作業が、短時間で形になります。
便利だと思う一方で、「AIがここまでできるなら、人は何をするのだろう」と少し不安にもなりました。
ただ、実際に使い続けて感じたのは、AIが先に置き換えているのは、仕事そのものではなく、仕事の中にある「作業」だということです。
AIが得意な作業は、少しずつ任せています
Webマーケターの仕事には、情報収集や文章作成、データ整理、資料作成など、さまざまな作業があります。
こうした部分は、AIを使うことで効率化しやすくなりました。
もちろん、AIが出した内容をそのまま使うことはできません。
事実と違う情報が入っていないか。
表現が不自然ではないか。
お客様の状況に合っているか。
最後は必ず人が確認します。
それでも、ゼロからすべてをつくるより、最初のたたき台をAIに任せることで、本当に考えるべきことに時間を使いやすくなりました。
資料をつくることが、仕事の目的ではありません
シフトのWebマーケターは、月次レポートや提案資料をつくる機会があります。
アクセス数を確認し、変化を整理し、お客様へ説明できる形にまとめます。
ただ、資料を完成させること自体が目的ではありません。
なぜアクセスが増えたのか。
なぜ問い合わせにつながっていないのか。
ユーザーはどんな情報を求めているのか。
次にどこを改善できそうか。
こうしたことを考え、お客様が次の判断をしやすい形で伝えることが大切です。
AIがきれいな資料をつくってくれても、お客様の課題が自動的に解決するわけではありません。
AIに任せる前に、人が考えます
AIへ仕事を頼むときは、何をつくるかだけでなく、何のためにつくるのかを整理します。
誰に見せる資料なのか。
何を理解してほしいのか。
どんな行動につなげたいのか。
目的が曖昧なままだと、見た目は整っていても、何を伝えたいのか分からない内容になってしまいます。
また、AIはお客様の状況をすべて知っているわけではありません。
これまでの経緯や、実施した施策、社内体制、予算、変更できない条件など、必要な背景を人が整理して渡す必要があります。
AIを使うことで考えなくてよくなったというより、AIへ伝えるために、自分の考えを整理する場面が増えたように感じます。
AIで生まれた時間を、お客様を考える時間に使う
資料作成や情報整理にかかる時間が短くなると、その分だけ余白が生まれます。
その時間を使って、
お客様の業界について調べる。
提案時に聞かれそうな質問を考える。
ほかの改善案がないか検討する。
社内のディレクターやデザイナーに相談する。
といったことができます。
一般的には正しい施策でも、お客様の体制や状況によっては、すぐに実行できないことがあります。
だからこそ、たくさんの案を出すだけではなく、その中から今のお客様に合う方法を考えることが必要です。
AIによる効率化の価値は、何時間短縮できたかだけではありません。
そこで生まれた時間を使って、どれだけ相手に向き合えるかが大切だと思っています。
AIを使うからこそ、学び続ける
AIがあれば、もう自分で勉強しなくてよいわけではありません。
むしろ、AIが出した内容を判断するためにも、SEOやアクセス解析、広告、Webサイト改善などの知識が必要です。
誰でもAIを使えるようになるほど、「AIを使っていること」だけでは差になりにくくなります。
その上で、何を考えるのか。
どの案を選ぶのか。
誰のどんな課題を解決したいのか。
そこに、人の経験や専門性が出るのだと思います。
最後に選ばれるのは「この人と働きたい」と思えるか
AIは、文章や資料をつくれます。
それでも、お客様から「この人と一緒に進めたい」と思ってもらえるかは、成果物の見た目だけでは決まりません。
相手の話をきちんと聞く。
分からないことをそのままにしない。
必要な確認を忘れない。
うまくいかなかったときに改善する。
そうした日々の行動に、仕事への姿勢が表れると思います。
シフトのWebマーケターは、パソコンに向かって数字だけを見る仕事ではありません。
お客様の話を聞き、数字を見て、課題を整理し、社内メンバーと一緒に改善を前へ進めていく仕事です。
AIに任せられる作業は任せる。
その代わり、考えること、学ぶこと、お客様と向き合うことは手放さない。
AIを使うこと自体を目的にするのではなく、お客様へよりよい価値を届けるために使っていきたいと思っています。
「シフトのマーケターがどんな仕事をしているのか知りたい」
「営業や接客の経験を活かせるか聞いてみたい」
「WebマーケティングとAIの関わりに興味がある」
そんな方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。
株式会社シフトでは、一緒に働く仲間を募集しています。