私たちは、システムインテグレーション事業を中心に、Webソリューション、ネットワークソリューション、アウトソーシングサービス(SES)など、多岐にわたるITサービスを提供しています。「能力」「信頼力」「成長力」を企業理念に掲げ、エンジニアが安心して働ける環境、スキルアップできる環境、社員同士の交流を深める環境の整備に力を入れています。
今回は自ら考え、工夫しながら業務に取り組む若手エンジニアのIさんにインタビューを実施。アビリティに入社した理由や、当社ならではのサポート体制について、お話をうかがいました!
【プロフィール】
A.I:文系大学を卒業し、2024年にアビリティへ新卒入社。現在はプロジェクトチームのメンバーとして、テストや実装などの業務に取り組んでいる。
社員間の交流の多さに魅力を感じ、入社を決意
―― まずはIさんがアビリティに入社したきっかけを教えてください。
私は文系大学の出身ですが、大学時代はコロナ禍のためPCを使うことが増え、プログラミングにも興味を持つようになりました。就職活動においては、さまざまな業界の説明会に参加しましたが、最終的に会社選びの軸となったのが「自分が興味を持ち続けられる仕事かどうか」「目標を設定しやすい仕事かどうか」という点でした。
そのなかでもアビリティに入社した理由は、働く環境に惹かれたからです。IT業界は、他の業種と比較すると社員同士の関わりが少ないイメージがあったのですが、当社はメンバー間の交流も多いと聞き、魅力を感じました。初めて同じプロジェクトに入ったとしても、事前にお互いを知っていたほうが、コミュニケーションが円滑に進むと思ったんです。
―― 面接ではどのような印象を受けましたか?
最終面接以外はオンラインで行いましたが、リラックスして受けることができました。おそらく面接官の方々が緊張感を与えないように配慮してくれたため、スムーズに進んだのではないかと思います。
―― 内定後のフォローについてはいかがでしたか?
入社までに半年ほどあったので、その期間中に定期的に研修の場を設けていただきました。その際に、IT業界に関する基礎知識を先輩社員から教えてもらったり、質問や相談をする機会がありました。入社前は専門職の中での未経験ということもあり、きちんと仕事ができるか心配だったのですが、実際に働く社員の方々や人事の方との交流を通じて、だいぶ不安が解消されたことを覚えています。
また、技術面だけでなく「社会人としての心がまえ」についても研修内で触れていただいたため、4月からスタートを切るための準備ができたと思います。
オリジナルの備忘録を駆使しながら知識を習得
―― 入社後の研修に関して、印象に残っている事柄はありますか?
まず、他社の新入社員と合同で行う外部研修に参加したため、多くの刺激をもらうことができました。特にSESの現場では他社の人たちとコミュニケーションを取る機会が頻繁にあるので、その良い練習になったように思います。
さらに、研修で学んだプログラミング言語と今の現場で使っている言語は異なりますが、研修を通じて言語の成り立ちや全体像などを理解できたため、実業務でも活用できていると感じます。
―― 現場に配属後、どのように専門スキルを身につけていきましたか?
基本的に、業務を進める過程で覚えていきました。まずは自分で調べて考え、分からないところは質問リストを作って上司や先輩に確認。その答えをメモして整理し、覚えるようにしていました。手書きのメモは見返しづらくなってしまうので、Excelなどで管理しながら、反復して覚えていきました。
―― 現場配属後に苦労したポイントを教えてください。
通常、新人はテスト業務から始めるケースが多いところ、私はいきなり最初の現場で実装に取り組むことになりました。基本的な内容が多く、かつベースとなるものはあったものの、何も分からない状態で実装をするのはとても難しかったですね。とにかくたくさん質問して、フィードバックをもらいながら進めていきました。
―― 当社のサポート体制全体を振り返ったときに、どのような点が良かったと感じますか?
まず、研修内容が初心者向けで、ほとんど知識がなくても安心して学べたことが良かったですね。また、現場配属後もサポートしてくれる先輩社員が付き、丁寧にフォローしてくれた点が本当にありがたかったです。初心者の私の視点に立って、分かりやすくかみ砕いて説明してくれましたし、専門用語も補足してくれたので、スムーズに理解が進みました。
まずは自分で考え、要点をつかむことを意識
―― 現在担当しているプロジェクトについて教えてください。
2年目から、ツールのバージョンアップ作業に取り組む現場に配属となりました。一緒に参画した当社の先輩とともに、現在はテストの準備を行っている最中です。
―― 仕事をするうえで、特に意識していることはありますか?
やはり、まずは自分の頭で考えてから要点を見つけることを意識しています。それでも分からないことがあれば、積極的に質問するようにしています。
―― エンジニアとしてのやりがいは?
以前の現場で、自分が開発したものをテストした際に、実際に動いているのを確認できた瞬間がとても嬉しかったんです。ユーザーの方々が使う環境の一部として、開発したものが動いているのを見られるやりがいは、エンジニアならではなのではないでしょうか。
―― 入社から約1年が経ち、どのような点が成長したと思いますか?
最初はコードを見ても、何を表しているのかまったく分からない状況でした。でも、今では何となくですが、仕組みが分かるようになってきました。特にSQL(データベース言語)に詳しくなり、少しずつ成長を感じています。
自身の知識を確立し、いずれは後輩の教育にも携わりたい
―― 今後の目標やキャリアプランを教えてください。
直近では、資格の取得に努めたいと考えています。そして、5〜6年後には後輩の教育にも携わりたいですね。教えることと理解することは違うので、自分の知識を確立させたうえで、しっかりと伝えられるようになりたいです。また、今はまだ自分がどの技術に興味があるのか分からないので、いろいろと調べて、自分が極めたい技術を見つけていきたいと思っています。
―― アビリティで働く魅力について教えてください。
月に1回の報告会などで、少人数のグループでコミュニケーションを取れる環境がいいですね。やはり、新しいプロジェクトに参画する際に、お互いの特徴が分かっているとスムーズに進められるからです。
さらに、私は未経験で入社しましたが、「成長するための環境」を会社や周りの方々が整えてくださったことに感謝しています。まさに、経験の有無を問わずスキルアップしやすい会社である点が魅力ですね。
―― 今後、どのような人と一緒に働きたいですか?
アビリティで働く社員は、コミュニケーションが取りやすい人ばかりだと思います。世間話も気軽にできますし、親切に教えてくれる人がたくさんいる会社です。互いにコミュニケーションを取りながら、前向きに取り組める人と一緒に働けたら嬉しいですね!