企業の安定した事業運営のために欠かせないBCP(事業継続計画)やBCM(事業継続マネジメント)。しかし、計画を立てるだけでは意味がなく、実際に機能させることが重要です。では、なぜBCP・BCMに取り組む必要があるのでしょうか?
BCPとBCMの違いとは?
BCPは「Business Continuity Plan」の略で、企業が災害や不測の事態に見舞われた際に、事業を継続するための計画を指します。一方で、BCM(Business Continuity Management)は、BCPを単なる計画で終わらせず、定期的な見直しや訓練を通じて実効性を持たせるための管理活動を指します。
BCPを策定したものの、実際には形骸化しているケースは少なくありません。そのため、企業にとって重要なのは、計画を作ることではなく、PDCAサイクルを回しながら改善し続けることなのです。
なぜBCP・BCMに取り組む必要があるのか?
企業がBCP・BCMを導入する理由はさまざまです。
- 取引先やステークホルダーからの要請により、BCPの策定が求められている。
- 統合報告書やCSRレポートなどでBCPへの取り組みを明記しており、その実効性を確保する必要がある。
- 企業の社会的責任として、従業員や顧客の安全確保、事業の持続性を確保しなければならない。
また、業種によっては法的要件としてBCP策定が義務付けられている場合もあります。例えば、介護事業者はBCPの策定が義務化されており、未対応の場合は行政指導の対象となる可能性があります。
まずは何から始めるべきか?
BCP・BCMの取り組みを進めるには、まず現状の課題を整理することが重要です。例えば、
- すでにBCPはあるが、実際に機能しているか不安。
- マニュアルの見直しをしたいが、何を改善すべきかわからない。
- 訓練を行ったことがないため、実際に動けるか不安。
こうした課題に応じて、BCPの策定・見直しや、初動マニュアル・チェックリストの作成、実際の訓練の実施など、段階的に取り組むことが大切です。
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