21歳未経験から、人の役に立つ技術者を目指す
田仲龍之介さんがエンジニアを志した理由は、大学での学びの中にありました。機械工学を専攻しながら、材料の性質や設計を学びつつ、C++によるプログラミングにも触れていた学生時代。実はそれよりもっと前、幼少期から“ものを作ること”が好きだったといいます。
「輪ゴム鉄砲を作ったり、複雑な構造の工作に夢中でした。気がつけば“ものづくり”にワクワクする自分がいました」
大学でITに出会ったことで、より広く深く“創る”という領域に興味が向いた彼は、機械からソフトウェアの世界へと視野を広げていきました。
—「本当にエンジニアになれるのか?」未経験からの挑戦に抱いた不安が活きる現場
興味はある、でも経験はない。そんな中で、エンジニアを目指すことに対し、やはり不安も大きかったと田仲さんは言います。
「未経験歓迎と書いてあっても、調べると“実際は無理”みたいな情報もあって…。本当にこの道でいいのか、自分にできるのか?という葛藤がありました」
複数の会社やスクールを調べる中で出会ったのが、三河屋の存在でした。決め手は、Webサイトに書かれていた“人の役に立つ”という企業理念と、その作り込みの丁寧さ。また、記事や写真からもとても仲が良さそうな会社だなという印象を得ました。
「この会社なら信頼できると思いました。理念にも惹かれたし、ホームページから“エンジニアを大切にしてくれそう”だと感じました」
ー初めての開発。エラーと燃え尽きの中で見えた道
研修では、HTMLやCSSといった基礎はもちろん、開発の流れまで体系的に学ぶことができました。ただし、学びは決して平坦な道ではありませんでした。
「同じエラーで何度もつまずきました。やる気がなくなってしまったこともあって、燃え尽き症候群みたいな感じに……」
そんな時は、少しでも気持ちが前向きになった瞬間を逃さず、すぐに手を動かすように工夫したと言います。メンターや講師の支えも大きかったそうです。
「本当に家族のように寄り添ってくれた。技術だけじゃなく、メンタルの部分でも支えてくれたのは大きかったです」
ースクールとは違う、実践的な経験
三河屋のカリキュラムの特徴は、「ただの練習」で終わらないこと。自分で上流から開発まで手を動かす経験を通じて、よりリアルな現場感覚を学ぶことができたといいます。
「マニュアル通りの開発じゃないからこそ、考えて動く力がついたと思います。スクールじゃできない経験でした」
技術だけでなく、研修期間中は社会人としてのマナーやコミュニケーションも身につけられたことで、初現場への不安も最小限に抑えられたとのこと
ーいざ現場へ。第一歩はワクワクとともに
「初日はさすがに緊張しましたが、配属2日目にはワクワクが勝ってました!」
今後はAIにも興味があるという田仲さん。使う側ではなく、つくる側に回っていくことを見据えています。
「将来的には、人の役に立てるシステムを作っていきたい。医療現場などで活用されるような、そんな開発にも関わってみたいです」
ーこれから挑戦する人たちへ
最後に、これからエンジニアを目指す未経験の方に向けて、こんなメッセージをくれました。
「正直、しんどい時もあるし、壁にぶつかることも多いです。でも、頑張った分だけスキルは確実に身になります。覚悟をもって、思い切って飛び込んでください!」
ー最後に
エラーに悩み燃え尽きた日も、立ち止まらずに、工夫して乗り越えてきた田仲さんの姿勢には、前向きな強さが感じられました。
21歳という若さ故、難しい決断や社会の壁も経験しました。そんな経験もきっと、これからのエンジニア人生の強さになるはずです。
「人の役に立ちたい」「AIを作りたい」という未来へのビジョンも、これからも、そのポジティブさと好奇心、柔軟な発想でたくさんの人の“役に立つ”存在になっていってください!
ご協力、ありがとうございました!