「家族との思い出は何?」
と聞かれるとあなたはどんな日のことを思い出しますか?
旅行、外食、BBQ、キャンプ、誕生日、クリスマス……
家族との思い出は様々なものがありますよね。
では、「塗装工事が家族との思い出です」と言われたらどう思うでしょう?
塗装工事がなんで家族との思い出になるの?と思われる人がほとんどではないでしょうか?
ユウマペイントでは、塗装工事の日を思い出に残る家族記念日にしようと「らくがき大作戦」というイベントを企画しています。販売企画部の戸塚さんに、イベントへの概要、思い、大切にされていることをお伺いしました!
戸塚朝美 / 販売企画部
4年間歯科助手として働いた後、ユウマペイントに入社。会社のHPの運用やイベントの企画を手掛ける。ユウマペイントの日々の活動を発信する「戸塚ブログ」も運営している。
「家族の思い出に残る工事にしたい」という思いから始まったらくがき大作戦
ーー「らくがき大作戦」の概要を教えてください。
家の一部の外壁に「らくがきをする」というイベントです。外壁塗装をする前に、月曜日〜土曜日の好きな日の午前中の時間を使って、好きなだけらくがきをしていただきます。
らくがきをするためのセットは弊社で用意しますし、料金も一切かかりません。家族の思い出になるような体験になればいいなと思い、写真も撮らせていただき、見開きのアルバムにしてプレゼントしています。
ーー「らくがき大作戦」を開始したきっかけは何でしたか?
代表の佐々木がお客様に提供していたのがきっかけです。佐々木はもともと塗装職人だったので、自分が担当していたお客様と話をして、8年ぐらい前から少しずつやっていたみたいで。
「らくがき大作戦」という名前で正式に企画として開始したのは、2020年の8月からです。お客様のお宅に伺ったときに、子供たちが夏休みなのにコロナの影響で外出が難しいという話を聞いて、何かユウマペイントでできないかなと考え、社長がもともとやっていたものを企画化しようとなりました。
夏休みは家族で思い出づくりをする絶好の機会で、キャンプや旅行に出かけた思い出がある人も多いはずです。それなのにどこにも出かけられずに家の中だけで過ごしていて、思い出作りを難しく感じている家族がいまは多いと思うんです。
それに、子どもたちは年々成長していき、友達と遊ぶことや部活で忙しくなり、家族で夏休みに出かけることは少なくなってしまいますよね。
夏休みだけど、思い出づくりができないという小さいお子さんがいらっしゃる家族に向けて、少しでも力になれればという思いで企画にしました。
ーー塗装工事を家族の思い出づくりにしたかったんですね。
そうですね。
塗装工事は人生で経験しないご家庭もありますし、経験したとしても多くて2回か3回のイベントです。ですが、工事をするのにお金も時間も労力も、ものすごくかかるイベントなんですよね。
大切な家を守るための工事なので、納得できる業者を探すのも時間がかかるはずですし、慣れない塗装工事の説明を色々と聞かないといけないので、非常に疲れると思います。工事のために必要なお金もある程度かかるので、精神的にもきつく感じられるお客様もいらっしゃいます。
人生で経験することが少ないイベントなのに、このような大変な思いだけをするのはもったいないですし、どうせやるならお客様にとって楽しくて思い出に残るイベントになるといいなと思うんです。
そのようにどうすればよりお客様の役に立てるか、よりお客様に喜んでもらえるかという「カスタマーファースト」を追求していたら、「らくがき大作戦」という企画ができました。
「私たちに関わる全ての人たちに幸せを提供できる企業」になるためにカスタマーファーストでい続ける
ーー「カスタマーファースト」を社員が考えていられる、また実際にアクションができているのはどんな要因でしょうか?
社員全員が会社の理念である「私たちに関わる全ての人たちに幸せを提供できる企業を目指します」を覚えていることが1番の要因だと思います。
どうすれば自分に関わる全ての人に幸せを提供できるかを常に考えているからこそ、どうすればお客様のより役に立てるか、より喜んでもらえるかというカスタマーファーストな考えができるんです。
カスタマーファーストでいるのは、理念が浸透している私たちにとっては当たり前のことですね。
ーー利益を上げ続けなければいけない"会社"にとって、実際にカスタマーファーストでいるのは大変ではないですか?
大変な部分ももちろんあります。「らくがき大作戦」で言えば、無料でお客様に提供しているので、コストも労力もそれなりにかかってしまうので。
ですが、基本的には社員全員が協力してくれるんですよね。それも嫌々ではなくて、自主的に関わってくれようとしていて、第1回目のらくがき大作戦を実施したときには、協力してくれた社員は「楽しかったからまたやるときは声かけてね」と言ってくれました。
ユウマペイントで働いている社員は、みんな柔軟な考えを持っていて、新しい企画を実施するときのハードルが低いんです。
みんなお客様に幸せを提供するためのことだったら前向きに捉えてくれますし、社員の仲間に対しても幸せを提供しようとしてる人たちばかりなので、自然と協力してくれるのだと思います。
ーー「カスタマーファースト」をご自身の仕事に落とし込んでいる点はありますか?
「ユウマペイント良さそう」と思ってもらえるようにお客様に「明るく、優しく、元気に、丁寧に」対応しています。
ユウマペイントは千葉県柏市にある会社で、この地域には小さいところも含めれば200〜300社ほどの塗装業者があるんです。お客様はどこの業者に頼んでいいかもわからずに、とりあえず広告などで見かけたからという理由で、ユウマペイントにわざわざ連絡してくださるんですよね。
それはすごくありがたいことですし、お客様はすごく不安だと思うので、「明るく、優しく、元気に、丁寧に」対応することを心がけて、第一印象を大切にしています。
私はお客様と出会いを作る部署で働いているので、「らくがき大作戦」などのイベントを実施していることが、「ユウマペイントってなんか良さそう」と思ってもらえることにつながっていると嬉しいですね。
家族記念日「ファミバーサリー」になるイベントを企画していきたい
ーー実際に「らくがき大作戦」を実施したお客様はどういう感想を持たれていますか?
満足しているお客様が多く、喜んでもらえていると感じています。
はじめて企画として実施したときのお客様の子どもたちは、キャラクターをメインで書いていたのですが、らくがきをしていくにつれ、親御さんやおばあちゃん、おじいちゃんへのメッセージも書いていったんです。
親御さんがそれを見て喜んでいた様子が本当に嬉しそうでしたし、見ていたこちらも楽しくて、幸せな時間を共有してくれてありがとうという気持ちになりました。
お客様の中には、「らくがき大作戦」を一大イベントのように捉えてくれているご家庭もあって、遠方に住んでいる親戚を呼ばれる人もいます。
実際に外壁にらくがきをしている様子です!家族揃って実施する一大イベントなっています!
ーーメッセージを残すお客様もいらっしゃるんですね!
そうなんです。
らくがき大作戦の様子は、お客様には写真をお渡ししますし、弊社では許可を撮ってYouTube上にアップさせてもらうので、また改めて見てもらえたら嬉しいですね。
▼ユウマペイントのyoutubeチャンネルにUPされているらくがき大作戦の動画です!
特に10年後、20年後、子どもたちが大きくなって家族で集まったときに、写真や動画を見ながら「家の壁にこんなこと書いたんだね」と話をしてくれていたら、本当の家族記念日になったんだなと思えるはずです。
2020年8月から実施をしているので、まだ将来がどうなるのかわかりませんが、そうなるように頑張っていきたいですね。
ーー今後の目標を教えてください
ユウマペイントでは、家族記念日のことを「ファミバーサリー」と名付けて、いま商標登録の申請をしています。
ですので、今後も「ファミバーサリー」になるようなイベントはどんどん企画していきたいと思っています。「らくがき大作戦」はお子さんのいるご家庭に限られてくるので、条件に合わずに実施できないご家庭がどうしても出てきます。
今後は全てのお客様に何かしらのイベントを提供できるように、新しい企画を練っていきたいです。
ファミバーサリーになるようなイベントだけではなく、「私たちに関わる全ての人たちに幸せを提供できる」ものであればどんどんやっていきたいですね。