ブリッジウェルの事業は、目の前の仕事にある「仕方ない」を見つけ、別の仕組みに変えるところから始まります。保育施設向けのおむつサブスクを運営するなかで出会った説明や問い合わせの課題から、スポットAI「ToyTalk」が生まれました。現場の知見と専門性をつなぎ、サービスを実際に使われるところまで育てています。
保育の現場で、同じ説明が何度も必要だった
入園のしおりや毎週のお知らせ、行事案内。保育施設には保護者へ伝える情報がたくさんあります。資料を配っても、書かれた内容への問い合わせは繰り返し届く。忙しい保護者や外国語を話す保護者に、必要な情報をどう届けるかも課題でした。
おむつサブスク事業を通じて保育現場と関わるなかで見つけたこの課題を、技術で解く方法として開発したのがToyTalkです。資料を読み込ませると、場所や目的に合わせたAIガイドを作成できます。利用する人はQRコードやURLからアクセスし、音声やテキストでその場で質問できます。保育の課題から生まれた経緯と、飯塚市との連携協定は公式発表で紹介しています。
AIを、地域ごとの使い方と一緒に考える
同じ情報でも、観光地、公共施設、イベントでは、届けたい相手も必要な案内も異なります。ToyTalkは用途ごとに小さく始められるスポットAI。ブリッジウェルは、岡山県美作県民局、取手市、水戸市、島原市、飯塚市の5組織と、スポットAIまたは生成AIの活用に関する連携協定を締結しています。
美作地域では観光列車でAIガイドの実証を行い、水戸市では梅まつり・あじさいまつりでの活用を経て、水戸黄門まつりでもAIガイドの利用を開始しました。飯塚市との協定発表では、行政や観光案内などでの具体的な活用方法を協議していくとしています。地域ごとの状況を確かめながら、使い方を一緒につくっています。
日々の運営から、次の事業の種を見つける
もう一つの事業「おむつカンパニー」は、紙おむつ・おしりふきを保育施設へ届けるサブスクリプションサービスです。保護者の持参負担と、保育施設での個別管理の負担を軽くする仕組みとして、全国90自治体以上で導入が決定しています(2026年8月26日時点、当社集計)。サービスの導入事例として、園長へのインタビューも公式noteで紹介しています。
物を届ける事業を運営するなかで情報の届け方の課題に気づき、AIのサービスへつなげたように、一つの現場で得た知見は別の事業の出発点になります。企画、技術、営業、運営など、それぞれの専門性を持ち寄り、課題を見つけるところから、サービスを形にして使われ方を学ぶところまで考える。それがブリッジウェルの事業づくりです。
日々の運営にもAI・ITを活用し、繰り返しの作業を仕組みに変えていく。少人数でも、専門性を課題の発見や判断、顧客との対話に生かせるチームを目指しています。
あなたの専門性を、次の事業へ
自分の専門性を深めながら、ほかの領域の人と協力して新しいサービスを育てたい。アイデアを提案するだけでなく、現場で役立つ形になるまで関わりたい。そんな方と、次の課題を見つけ、事業にしていく道を一緒に探したいと考えています。