What we do
ショッピングモールのワークショップの様子
小学校での出張授業の様子
株式会社Griteenは、2024年2月に設立された女の子とその保護者に向けてプログラミング教育を提供する企業です。「やり抜く力(Grit)をTeen世代に届ける」ことを理念に掲げ、理系女性が活躍できる未来を創ることをビジョンとしています。
現在は、女の子の理系進学とお母様のセカンドキャリア形成を結ぶオンラインプログラミングスクール「griteen」の事業拡大に力を入れています。
「griteen」は、女子特化のプログラミング教室として、女子学生がより理解しやすく興味を持つことができる授業づくりを徹底しています。さらに、お母様にお子様と共に学び、子育てをしながらスキルアップできる環境を提供します。
また、既にプログラミングに関心がある、経験がある方だけではなく、多くの女の子とその保護者様にプログラミングを知るきっかけと学習機会を提供したいという思いから、全国のショッピングモールや学校などで無料のプログラミング体験イベント・出張授業を実施しております。
Why we do
プログラミング体験ワークショップ・出張授業では、小学生・中学生であればどなたでもご参加いただけますが、プログラミング教室「griteen」では女の子特化のプログラミングスクールとして、受講を小学生・中学生の女の子と保護者様が親子で一緒に学ぶというスタイルをとってます。
なぜ「griteen」は女の子特化のプログラミングスクールとして運営しているのか、それは、女の子の保護者様30名に行ったヒアリングで明らかになった、現状のプログラミングスクールにある3つの課題を解決したいという思いがあります。
1つ目は、「男の子向けのカリキュラム設計がなされていること」
女の子の場合、「ロボットを完成させても感動が得られない」「ゲームを作ろうとしてもプログラミングをせずキャラクターの見た目にこだわってしまう」などの意見がありました。
2つ目は、「子供の成長を理解できないこと」
親世代にはプログラミング教育がなかったため授業内容を理解できず、「子供が困っていても助けられない」「お子様の成果が見えづらく辞めさせてしまった」という意見がありました。
3つ目は、「教員も生徒も男の子ばかりであること」
教員も生徒も男の子ばかりであるため、「プログラミングを始めるのにハードルを感じてしまった」「先生のことを高圧的に感じてしまった」と言う意見がありました。
これらの課題を解決するために生まれたのが、「griteen」のお子様のアイデアに合わせたオーダーメイドのカリキュラムと、小学生・中学生の女の子と保護者様が親子で一緒に学ぶことができる授業です。
「griteen」は、お母様がお子様の学習内容を深く理解し、その成長を間近で感じることができるように、親子で一緒に授業を受けることを推奨しています。これにより、お母様自身もプログラミングのスキルを習得し、お子様の成長を実感しながら学習をサポートすることができます。
お母様は子育てをしながら自身のスキルを向上させ、将来的なキャリアの選択肢を広げることができます。
How we do
SDGs ACTION! AWARDS 2024 グランプリを受賞した代表の多田
Griteenメンバー
日本の理系の女性人材の少なさは世界トップレベルで、特に工学分野では16%と極めて少ないです。このような状況のままでは、理工分野で活躍できる日本人女性の数は限られてしまい、ダイバーシティ推進を実現することはできません。
そこで、女の子に寄り添ったプログラミング教育によって理系に進む女性を増やし、ダイバーシティを実現することで、日本の工学分野での技術を進歩させることはできないかと考えました。そして、今の自分を作り上げている力「grit」をプログラミング教育を通してもっと多くの女の子に届けたいと思いました。
我々の目標は、日本の工学分野の女性割合を16%から30%に引き上げることです。そのために、1万人の女の子とその母親にプログラミング教育を届けます。理系への女性の参画のハードルを肌で実感してきた代表にだからこそできる方法で、日本から持続可能な社会を実現します。
私たちはこのような思いから、やり抜く力「grit」をより多くの女の子「teen」世代に届けたい思いから、株式会社Griteenを2024年2月に立ち上げました。
2024年3月6日に行われた大学SDGs ACTION! AWARDS 2024(主催:朝日新聞、後援:文部科学省、外務省)の最終選考会で、177件の応募の中からグランプリを受賞しました。さらに、つくば市からつくばSDGsパートナーズからの認定を受けており、SDGsの達成を目指す事業展開を積極的に行っています。また、2024年5月には筑波大学から筑波大学発ベンチャーの認定を受けました。