What we do
組織の垣根を取り払い、教員も公営塾スタッフもフラットなワンチームとなって進める「大崎上島学」の授業風景。親でも先生でもない「ナナメの関係」として生徒と同じ目線に立ち、対話を通じて探究心に火をつけながら、「手放す力」をもって主体的な挑戦を温かく支えています。
「大崎上島学」や「夢☆ラボ」などの取り組みから生まれたプロジェクトを形にし、生徒一人ひとりが各々の出店テーマを掲げて地域のマルシェに挑戦した瞬間です。自分たちのアイデアが地域に届く手触り感と達成感が生徒たちの表情に溢れています。
⛰️ 離島から目指す公教育のアップデート「高校魅力化プロジェクト」
瀬戸内海に浮かぶ広島県の離島・大崎上島町で、島内唯一の公立高校である大崎海星高校を拠点とした「高校魅力化プロジェクト」を推進しています。
私たちが運営する町営の公営塾「神峰学舎」は、一般的な受験対策塾とは異なります。一方的な教科指導にとどまらず、高校の校訓である「自主・自律」の精神を大切に、生徒が自発的に学ぶ自律学習を支え、自らの意志で進路を切り拓く力を育む教育拠点です。
⛰️ 独自のキャリアプログラム「夢☆ラボ」
島全体を教材に見立てた独自の探究学習「大崎上島学」や、公営塾が主催するキャリアプログラム「夢☆ラボ」を展開しています。地域の方々と高校生を接続し、生徒一人ひとりの「やりたい」や探究心を起点としたプロジェクト学習(PBL)を設計・伴走しています。
⛰️ 全国から集まる生徒が共に学び合う島へ
教育寮「コンパス」の運営とも連携し、島外から集まる留学生と地元の生徒が共に学び合う環境を構築。行政・学校・民間・地域住民が境界線なく一体となり、子どもたちの可能性を広げる先進的な「学びの生態系」を創り出しています。
Why we do
12年前の廃校の危機から始まった挑戦。瀬戸内の美しい海に囲まれた大崎上島町は、今や全国から人が集まる「学びの島」へと進化を続けています。
歴史と伝統が今も大切に受け継がれています。人口減少の中でこの宝や地域の活気を守り抜くためにも、島で子どもたちを育み、未来の担い手へと繋ぐ「高校魅力化」の取り組みに大きな意義があります。
🌊「大崎上島の子供は大崎上島で育てる」
12年前、人口減少と少子化の影響を受け、島内唯一の高校が統廃合の危機に瀕しました。「島から高校が消えれば、地域の未来も失われてしまう」という強烈な危機感のもと、町・学校・住民が手を取り合って立ち上げたのが本プロジェクトです。
🌊日本の小さな島から教育を変える
私たちが目指しているのは、テストの点数を上げるためだけの教育ではありません。不確実な社会において、自分の意志で舵を取り、たくましく生き抜く力を育てることです。離島だから機会が少ないと言い訳をするのではなく、社会で活躍する多様な大人と出会い、選択肢という名の「可能性のボール」を投げ続けることを使命としています。
🌊ふるさと回帰1%戦略
その先に見据えているのは、100年先も持続可能なまちづくりです。具体的には、高校を卒業して一度島を離れた若者のうち、毎年1%が将来的に島へ戻ってくる構造を作る「ふるさと回帰1%戦略」を推進しています。人づくりを核とした持続可能な地域還流モデルの確立を目指しています。
How we do
組織の垣根を取り払い、日々の対話を何よりも大切にする文化。お互いの想いや挑戦・試行錯誤を認め合いながら、一人の生徒の成長にチーム全員で向き合っています。
先生と生徒が同じ席につき、フラットに意見を交わし合うワークショップ風景。上から指導するのではなく、等身大の人間として同じ目線に立ち、「正解のない問い」をともに面白がりながら考え抜くカルチャーがここにあります。
🏞️役場・学校・公営塾・地域が立場を超え協働
役場・学校・公営塾・教育寮・地域が組織の垣根を取り払ったフラットなワンチームとなり、進路検討会議への同席や探究学習の共同設計、地域プロジェクトの共創などを通じて一人の生徒の成長に対等に向き合いながら、「手放す力」をもって子どもたちの主体的な挑戦を温かく支えています。
🏞️生徒が生み出したアイデアを形に「おでん復活プロジェクト」
実際にこれまで、地域の農協婦人部から伝統の味を継承した「大串おでんの復活」、地元の鉄工所に相談して型枠から制作した「島型クッキー」、地元のモータースの指導のもと動かない車両を電気自動車へ造り変えた「自動車再生プロジェクト」など、生徒の発案と地域の協働から多様な企画が誕生しました。私たちは思わず一歩を踏み出したくなるような絶妙なパスを出し続け、試行錯誤を温かく見守ります。
民間企業出身のスタッフも多数活躍しており、異なるバックグラウンドを持つメンバーが刺激し合いながら、挑戦を称賛し合うカルチャーが根付いています。