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#1割の理想を思い描く

会社を受け継いだころは「1割の理想のための9割の現実」とよく言っていました。仕事に限らず理想を思い描くことは大切だと思います。若い頃ならともかく…と考えずに、今でもあるべき姿を思い浮かべます。1割というのは、魅力を体現するのには、それで十分だからです。それを支える9割の現実の部分は「解決できる問題は解決し、解決できない問題は受け入れる」という構えです。解決したら経験値が高まり、受け入れたらその分だけ度量が大きくなると思っています。結局は、きちんと向き合えばどちらであれ成長につながります。

政界、財界、芸能界…大物がいなくなったと言われるのは、失敗しなかったものが出世する仕組みの中で人がカシコクなってナンダカンダと解決できた感じ(例えば「合理化」とか)にでき、自分でココまでと決めたところより先は巧く責任転化して、受け入れることが少なくなったからだと思います。良し悪しはともかく、親分子分の時代は終わって皆が同等な世の中ですが、小さくても光る魅力が求められることに変わりはありません。

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