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サイト内検索サービスの重要性について

こんにちは、株式会社karakuri取締役の高橋です。

karakuriではWebメディア様(オンライン・パブリッシャー様)へご利用いただくサイト内検索サービスであるInsight Search Engine(ISE)の開発・提供をメイン事業として行っています。

私はWebマーケティングに携わって10年ほど経ちます。上級ウェブ解析士の資格を保有し、今までWebメディア様のご支援やコンサルティング、並びに大手金融ポータルサイトの運営を通じて様々なWebサイトの解析を行ってきました。今日はそんな上級ウェブ解析士として当社が提供するサイト内検索サービスの重要性についてご紹介したいと思います。

・そもそも『サイト内検索サービス』とはなにか?


サイト内検索サービスを利用しているWebメディア様は少なくありません。こちらの記事を読んで頂いている方もWebメディア様閲覧時にWebサイトの右上に「検索窓」をご覧になった経験はお持ちなのではないかと思います。Googleが提供しているGoogleカスタム検索エンジンが一般的に多く利用されているように見受けます。

しかし、当社がWebメディア様にヒアリングを行ったところ、月間数百万PVを誇るWebメディア様でも検索窓の利用数は数百程度しかありません。しかし、ここでサイト内検索サービスをユーザー(読者)が利用するシチュエーションを考えてみましょう。

・サイト内検索サービスを利用するユーザーのシチュエーション

(1)ユーザーがWebサイト内のコンテンツ(=記事など)を読了し目当てのコンテンツが無かった際にサイト内検索を利用する



ユーザーは様々な疑問や課題を解消することを望んでWebメディアへ流入してきます。そしてWebメディア内の記事をはじめとするコンテンツへ目を通します。しかし、記事読了後にユーザーの持つ疑問や課題が解決されない場合、ユーザーはWebサイトから離脱してしまいます。この離脱の直前にユーザーは「最後のワンチャンス」としてサイト内検索を利用し、もっと自身が求めるコンテンツが無いのかを探します。この場合、サイト内検索サービスの立ち位置としては『離脱を防止する』効果がありますが、サイト内検索サービスの利用数が少ない場合、離脱を止めるという防壁が機能していないということになります。これはWebメディアにとってはユーザーを逃がしてしまうことに外ならず、ユーザーロスや収益ロスへ直結します。

(2)ユーザーがWebサイト内のコンテンツ(=記事など)を読了後、モチベーションが高まっている場合にサイト内検索を利用する


目的をもってWebサイトへ流入しコンテンツを読了して目的を達成した後、さらに目的が生まれる場合があります。

例えば、あなたがタブレットのデバイス購入について検討しているユーザーだとします。その場合、まずは「タブレット 比較」などでGoogle検索し、「2020年最新タブレット比較!」のような記事コンテンツがあるWebメディアへ流入しコンテンツを読了したとします。そこで「タブレットの中でもiPadのwifiモデル10.2インチ2019年秋モデル(32GB)が良さそう(事実、私はそうやって直近iPadを購入したわけですが笑)だと考えた場合、iPadに関する記事をサイト内検索で探して、見つけたコンテンツでさらにiPadのスペックが申し分なければ購入に至るでしょう。ただし、ここでサイト内検索が機能不全に陥っていた場合、iPad購入のモチベーションを持ったユーザー(せっかくコンテンツでモチベーションを高めたユーザー)を他のWebメディアへ逃してしまうことになります。

もし、Webメディアが広告収益でビジネスモデルと構築していた場合、これは大変な収益のロスとなります。

逆に、サイト内検索が機能していることで、ユーザーをサイト内へ留め、様々な魅力的コンテンツをサイト内検索で提示することで、サイト収益は向上することが考えられます。

以上の(1)(2)はあくまで一例にすぎませんが、サイト内検索サービスがWebメディア内で担っている効力は少なくないということがご想像いただけたのではないでしょうか。

・ユーザーに求められるサイト内検索サービスを


当社がご提供するサイト内検索サービス『Insight Search Engine(ISE)』はユーザーに利用されるサイト内検索サービスを目指しており、実際にサイト内検索サービスが月間で数百程度しか利用されていなかったWebサイト様にご利用を頂いたところ、月間で1万回以上の利用が計測できています。

そして、サイト内検索サービスを経由したユーザーの平均サイト内滞在時間の長時間化や1セッションあたりのPV数の増大が実数値として効果を上げており、Webサイト様からご好評を頂いています。

なぜ、ISEがそこまで利用率が高く、数値効果が出るサービスなのか?

それはまた次回の記事でご紹介したいと思います。

ご精読頂き誠にありがとうございます!

また、当社は一緒にISEを成長させてくれるエンジニアを求めています。少しでも興味を持っていただけた場合には、まずはコーヒーブレイク的な雑談からでも構いませんのでオンラインでお話ができたら幸いです。ぜひお気軽にメッセージを頂けたら嬉しいです。お待ちしております。


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