はじめまして！アジアンブリッジ株式会社 東京本社で営業をしている積田と申します。この度は弊社のストーリーまで覗いていただきありがとうございます！！

台湾に子会社を持つアジアンブリッジには約80人もの台湾人の従業員がいます。そしてその半数以上の方が日本語を話すことができるんです。更には皆さんとても真面目で勤勉。とても頭が上がりません。。。

ここでふーん、そうなんだ。って思ったあなた！これってとてもすごいことなんですよ！日本に会社の社員の半数以上が中国語を話す会社なんてありますか！どんなに頑張ってかき集めても日本ではこんなに第二言語が話せる優秀な方々は集まりません。

なぜ台湾人の方々はここまで親日でいてくれるのか、以前の私も含めご存じない方は意外と多いのではないでしょうか。

ここでは、私が台湾にこだわって仕事をしたい理由とアジアンブリッジの魅力をお届けしたいと思います。

日本統治下だった台湾という国

ご存じの方も多いとは思いますが、もともと台湾には原住民が住んでいました。日本が統治する前にはスペイン・オランダ・清が統治しており、その後日清戦争の終わりと同時に下関条約で次に日本の統治下となります。この時、日本軍は南下作戦に伴い台湾のインフラを大きく改善させます。（この部分が現代の台湾人が親日である大きな要因の1つと言われています。）日本軍は台湾人に農作物を植えさせたほか、義務教育で日本語を学ばせたりもしました。当時の子供だった方々が今もなお日本語を話すことができるのは、この時の教育によるものです。

もちろん、統治ですので良いことばかりではありません。日本軍統治に対する反乱や虐殺もありました。台湾で最も大きい反乱だといわれるものに「霧社事件」と呼ばれるものがあります。台中付近にある霧社と呼ばれる土地で起きた原住民と日本軍との衝突で、村の8割の方が亡くなったといわれています。

このほか当時、兵力の足りなかった日本軍は台湾人を徴兵したり鉱山で過酷な労働を強いたりしていましたので、統治時代における台湾人の犠牲者は何万人単位に上るといわれております。

台湾と向き合いたい

学生で台湾へ留学をしていた僕は当初、台湾の歴史も何も知らずに過ごしていました。日本語で話してくれる人がいて、外国人にも親身に対応してくれる親切な人が多い。なんていい国なんだろう。と考えていましたが、ある日友人が2011年の東北大震災の時には日本宛てで最も高額な義援金を送ってくれただけでなくボランティア・救助活動までしてくれたことを教えてくれました。さらに「日本人は意外と台湾のこと知らないよね？」と。無知だった僕は正に顔から火が出るほどとても恥ずかしく、その日に急いでWikipediaで台湾の歴史を調べました。そこではじめて上辺の魅力的なことだけを好きと言っているのではなく、過去の事も含めて好きでいてくれている台湾人の日本に対する愛情の深さを知ります。

今、統治時代に日本語教わっていた子供たちは、今はもうひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんの世代となり、文化も変化し、日本愛も少しずつ劣化が始まっています。

私はこのまま日台関係が風化していく様を見ていたくないと強く思うようになりました。どうにか日台を繋ぐ仕事がしたいと模索している中、アジアンブリッジに出会います。

アジアンブリッジに入社した訳

アジアンブリッジは日本の商品を台湾を中心にASEAN地域へ海外展開するサポートをさせていただいております。既に海外展開されている企業も多くありますが、きっかけがなくなかなか海外展開に踏み出せない企業も多くあります。日本ではそんな企業様に台湾展開の提案をし、台湾では企業様の商品がどのように工夫したら売れるのか社員一丸となって考えます。

日本では台湾の魅力を伝え、反対に台湾では日本の商品の魅力を伝え、、、　　　　　　　　　　　　　僕は初めてアジアンブリッジの存在を知った時に、本当の橋みたいに日本と台湾の間に位置している会社なんだと思いました。

少し考えが稚拙ではありますが、台湾の魅力も日本の魅力も伝えたい！という私個人の要望にとてもマッチしたことがこの会社に入社を決めたきっかけとなります。

しかし、弊社は台湾ブリッジではなく、アジアンブリッジです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　既にタイに法人もありますが、台湾＆タイのみならずこれからはASEANへ日本企業様の展開サポートをするべくどんどん成長していきます。

そんなエネルギッシュでグローバルな私たちと共に走ってくださる方々を募集しています。　　　　　　話だけ聞いてみたいや、ご自身の夢や希望を語りたいでも構いません。ぜひ一度みなさんとお話しできる機会をいただけたら幸いです。

ここまでご覧いただきありがとうございます！！

↑ 台湾留学中に日台韓香仏独の留学生で撮った写真。亜細亜の架橋（アジアンブリッジ）になりたい！