我々が行っている「店番長」事業は、チェーンストア企業様の本部と店舗間で日々行われている業務指示に対する「実行力UP」を支援するものです。

最近、この実行力UP支援から憶うことがあります。
それは、実行力UP支援を行いながら店舗スタッフが働きやすい環境を作っているという一面です。
「店番長」というクラウドサービスを介し、本部と店舗との間に生じていた認識のズレを無くし、スムーズな意思疎通を育み、企業の目標に対する考えや取組みのベクトルを一致させる。
これは、働く環境の目に見えない部分の環境整備とも言えます。
モノの整理整頓や清掃を目に見える環境整備とすれば、ビジョンの共有、仕事の目的の明確化、社員やスタッフのコミュニケーション改善などは、目に見えない環境整備で、決して疎かにできないものだと思います。

今の時代、店番長をご利用頂いている小売業や飲食サービス業、宿泊業、生活関連サービス業などに就業されている方は、約1100万人もいます。
これは、日本の基幹産業と言われる製造業よりも多い数です。
その内、チェーンストア企業に就業されているのは、私の試算では700万人ほどと思われます。
目に見えない環境整備は、この700万人もの人々が気持ちよく快適に仕事をするために、絶対に必要なものであり、とても大きな社会貢献ではないかと思います。

そう考えると、店番長事業は単に実行力UPを支援するだけでなく、大きな社会貢献を行っていることになります。

今年は、コロナの第3波、4波、5波が襲ってきて、そして今はオミクロン株と、まだまだコロナに悩まされそうですが、自分たちの仕事が世の中にどのように貢献しているのかを考えると、責任と勇気が湧いてきます。

来年も社員一同、世の中に大きな貢献ができるよう頑張ってまいります。