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株式会社Elithが主催する、AIの最新動向についてラフに語るラジオです🎧
「AIでこれから世の中はどう変わるのか?」「自分たちはAIをどのように活用していくべきか?」など、様々な角度から最新トピックに着目します!
皆さんからの質問にも回答しながら、楽しくAIトレンドを解き明かします。Podcastで配信中!💿
今回はパーソナリティ2人でクイックにAIトピックを解説!🗣💬 今回はトピックを絞って、Googleの「NotebookLM」の日本語対応を取り上げました!
🌟個性的な質問も必聴です!👂🏻
NotebookLMはGoogleが提供する最新のAIツールで、200以上の国で利用可能となりました。また、PDFやその他のドキュメントに応じて正確に回答を生成する優れたドキュメント対応、即時性といった特徴があります。
GoogleのNotebookLMの登場は、特に日本のAIベンダーにとって大きな影響を及ぼす可能性があると思っています。
競争環境の変化
日本のAIベンダーがノートブックLMと競争するのは難しいと指摘。特に、ラグ(Language Understanding and Generation)を専門とする企業にとっては、Googleの提供する高性能なツールとの競争が激化することが予想されるでしょう。
そのため、差別化の必要性があると思っています。
企業はノートブックLMとの差別化を図るために独自の技術やサービスを開発する必要があります。例えば、特定のドメインに特化したAIソリューションや、カスタマイズされたサービスの提供などが考えられます。
NotebookLMの技術的な特徴や性能について、3つのポイント:
クリエイティビティの制限:NotebookLMはドキュメントに基づく厳密な回答を生成するため、クリエイティブなタスクには向いていません。例えば、ドキュメントに書かれていない情報について質問すると、「それは書かれていないのでわかりません」といった回答になります。
誤情報生成の防止:NotebookLMがハルシネーション(誤情報生成)を防ぐために、厳密にドキュメントに基づいた回答をする設計になっているそうです。これにより、ユーザーが期待する正確な情報提供が可能となります。
Gemini1.5Proの搭載:このツールにはGemini1.5Proが搭載されており、生成スピードが非常に速いことが特徴です。ドキュメントの読み込みには多少の時間がかかりますが、生成自体は速く、ユーザーにストレスを与えない設計となっています。
エリス社としては、今後のAI開発において以下の方向性を考えています:
今回はGoogleのNotebookLMについて取り上げました。機能の特徴をはじめ、多くのAIベンダーにとって脅威となる可能性があるため、独自性や差別化が求められる競争力の話から、現在のNotebookLMはクリエイティブなタスクには向いておらず、ドキュメントに基づく厳密な回答に特化しているというAIの限界や今後の展望について掘り下げました!
今後も、Elith AI Radioでは今注目されているAI動向を追っていきます。 通勤通学中、作業中に気楽にお聞きください!また、リスナーさんからの質問にもお答えしているので、ぜひお便りお寄せください📩
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■株式会社Elith
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※こちらの記事の情報は2024/06/20時点での情報となります。