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想像できない未来は絶対にこない。だから勝手に年末を想像してみることにした。

2021年12月某日、わたしは総会の会場に向かうため六本木方面を走るタクシーの車中にいる。ふと見上げるとモニターから流れてきたのはうちのCMじゃないか。見慣れた映像とはいえ、社歌がBGMで流れるこのCMをまじまじと見るのはちょっと気恥ずかしい。たまに口ずさんでる運転手がいるからマジで笑える。

手元の日経新聞に目をやると今日も中国企業のニュースが紙面を賑わしている。国別のユニコーン数で中国がついに米国を抜いたようだ。中国ユニコーンTOP10のランキングに目を移すと、なになに、全てうちのクライアントじゃないか。昨年は確かランクインしたクライアントが4つか5つだったような。ついに全てのユニコーンをコンプリートした。

その隣には「中国人材の採用拡がる」の見出しが飛び込んできた。「中国人材の採用を手がける株式会社TOHOKI(港区赤坂)は・・・」事前に掲載されることは知ってはいたものの、おもわず口元が緩んでしまう。総会当日に日経に掲載されるなんて、かなり神がかっている。

日経新聞に取り上げられたのはこれで三度目だ。今年は広告もうったし、メディアにも相当露出してきた。その甲斐あって知名度が肌で実感できるくらいになった。溜池山王駅の12番出口には、うちの立派なデジタル看板までかかっている。看板にはメンバーたちの満面の笑みがあふれる集合写真が使われている。この1年でメンバーもだいぶ増えたな。

昨年までオフィスの一角を6人で使っていたのが嘘のようだ。赤坂アネックスのオフィスは夏場を過ぎたあたりで手狭になり、秋口からサテライトオフィスも契約しはじめた。来年には現在建設中の高層タワーに社屋の移転を計画中だ。

2021年のビジョンに掲げた【TX】(tohoki transformation)。形ばかりで始めたDXもようやくここにきて浸透し始めてきた。評価制度も何度もやり直してやっと形になってきた。ただ、みんなの満足には程遠いものだからまだまだ改良が必要だ。CIを手がけたことで、ブランドイメージがまとまった。うちの会社の進む方向性、想いをみんなで共有できたのはとても大きかった。

ミッションに掲げた【T-One】100プロジェクト。目標を達成したのはわずか5日前。思わず胸が震えた。どんだけみんな頑張ったんだ。こんな感動を受けたのはいつ以来だろう。本当にみんなでやりきった。

ここにきてVCからも声をかけられるようになってきたから、公の会社になるのもそれほど遠い未来ではないように感じている。いよいよわたしたちは大きく羽ばたこうとしているのだろう。

2021年を振り返ると、漢字一文字で表すなら間違いなく「変」の一文字だろう。幼虫が成虫に形態を変えるくらい激しい変化を推し進めた一年だった。変化には痛みが伴うことを身をもって知った。そして犠牲もたくさん払った。

多くの痛みに耐えて、犠牲を乗り越えて、大きく変化を遂げることができた一年だった。なによりもメンバーの一人一人が大きく成長した一年だった。今日まで喜び、楽しみ、悲しみ、苦しみを共にしてきたみんなに心から感謝を伝えたい。本当にありがとう。

涙腺から流れ出そうな雫はタクシーのモニターからふたたび聞こえてきたうちの社歌が見事に押し戻してくれた。涙を流すのはまだ早い。想いにふけたのも束の間、タクシーが会場に到着した。さあ、総会の始まりだ。

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