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totonoüメンバー紹介:取締役・木村新

Q:はじめに、自己紹介と、totonoüに創業メンバーとして参画することになった経緯を教えてください。

totonoüの共同創業者で、取締役の木村新です。totonoüでは主にカスタマーサポートとパートナーセールスを担当しています。お客様がサウナを購入した後、製品をお届けして施工し、お客様が無事にととのって、その後もし何か問題があれば解決するところまでを担うのがカスタマーサポートの仕事です。他にも、採用や財務なども広く担当しています。

元々、代表のアレックス(totonoü代表・齋藤アレックス剛太)とは学生時代からの友人で、”サウナ・水風呂・外気浴”というサウナの愉しみ方を僕に教えてくれたのはアレックスでした。逆に、アレックスが移住先を探していた時に「エストニアが面白いらしい」と伝えたのは僕(笑)その後アレックスは本当にエストニアに移住して、今totonoüはエストニアを拠点としています。

totonoüを立ち上げることになったのは、アレックスから「エストニアのサウナを買って、日本に置いて一緒に使ってみない?」という話があったのがきっかけ。最初は単純に自分たちがサウナを使いたいというのがベースにあったんですが、進めていくうちに「これは売れるんじゃないか?」と思うようになって、試しにSNSに投稿してみたらかなり反響があったんです。そこから、もう一人の共同創業者である秀さん(totonoü取締役・小林秀)も加わって、ビジネスとして取り組むことになりました。

totonoü共同創業者の3人

Q:totonoüが始まってからの一番の思い出はなんですか?

最初にエストニアから届いたバレルサウナに入った時のワクワク感は、今も鮮明に覚えています。

大きなトラックが来て、パカッと開いたら四角い黒い箱が入っていて、エストニアの工場の名前が書いてあって。最初の1台は自分たちで荷下ろしもしましたし、組みあがっていく様子を見るのもすごくワクワクしました。

今のtotonoüの施工チームは、その”1台目”の組み立てからずっと一緒にやってくれているチームなんですが、当時みんなで説明書とにらめっこしながら進めていった経験というのが、まさに僕たちの原点だと思います。totonoüのお客様にも、自分のサウナが届いたときのあのワクワク感を味わっていただきたいなと思いますし、自分たちもその気持ちを忘れてはいけないなと思っています。

”1台目”の施工風景

もうひとつ、藤森慎吾さんやサバンナの高橋茂雄さんなど、芸能人・著名人の方に買っていただいた時のこともよく覚えています。藤森さんには、初めて対面でお会いしたときに自分たちのサウナ製品をプレゼンさせていただきました。その会の最後で、藤森さんが不意にアレックスに手を差し出して握手を求めていただいたのですが、「買います!」と。まさに”スタートアップの奇跡”のような瞬間だったと思います。

藤森慎吾さんに購入していただいたバレルサウナ


Q:創業から数年が経ちましたが、当時抱いていた想いや目標に変化はありますか?

変化している部分と、変化していない部分、どちらもありますね。

まず、気の置けない人と本気で何かに取り組むという経験は、大人になるとなかなかできないものですが、やるとすごく楽しい。この気持ちは創業当時から変わらないし、今後も仲の良い人たちと一緒にやっていきたいと思っています。

もうひとつ変わらないところでいうと、僕はtotonoü以外の事業もやっているんですが、それらにすべて共通しているのが『好きなものを売っている』ということ。好きなものを売る、本当にいいなと思うものを広めるというのは、一回やるとはまっちゃう経験なんですよね。totonoü創業の際も、エストニアから届いたバレルサウナに初めて入った時のワクワク感や嬉しさを広めたい、という話をアレックスや秀さんとしていて、この目標は今も変わりません。

次に、変化した部分ですが、会社が成長していくにつれて、メンバー全員が一緒にレベルアップしているという感覚があります。

会社が大きくなるごとにやれることがどんどん増えて、そうすると同時にやらないといけないことも増えるんですが、会社が急成長で伸びているからこそ色んな実験ができるし、PDCAサイクルも速くまわせる。良い意味で、ずっと背伸びをさせ続けられている感覚です。

Q:今、totonoüはどういうステージにあると思いますか? 

ひとことで言うと、『第二創業期』ですね。もう一度急カーブを描いていくフェーズに差しかかっているのかなと思います。改めて、チームやポジションを気にせず、色んなところに手を出しながら、もう一度みんなで”創業”していきたいなと考えているところです。

なぜかというと、この数年でサウナ市場は大きくなったとは思うんですが、「もっと市場を大きくしないといけない」という気持ちがあるからです。その背景には、日本におけるバレルサウナ市場を自分たちが切り拓いてきたということ、キャビンサウナにおいても業界のトッププレイヤーになっているということ、そういう自負ゆえの責任感があります。


今後『サウナが各家庭に当たり前にある時代』が来るのかどうかを考えた時に、僕たちの孫の世代から「おじいちゃんが若い頃、サウナっていうのが流行ってたんでしょ」と言われるのか、「おじいちゃん、一緒にサウナ入ろう」と言ってもらえるのかは、今の努力次第で変わる未来だなと。

今当たり前にあるものも、過去に誰かが頑張ったからそうなっているんだと思うし、『サウナが各家庭に当たり前にある時代』を実現させるために、もう一段階ギアをあげていかないといけない。だから、『第二創業期』というのを今のテーマとして掲げて動いています。


Q:totonoüでは現在も採用活動を実施していますが、totonoüで働くことの”良さ”はなんだと思いますか?

一番はやっぱり、成長の機会が多いところかな。組織が急成長しているからこそ、どんどん色んなことにチャレンジできるし、新たな施策も次々に生まれる。

代表のアレックスや営業責任者の秀さんもそれぞれの得意分野で高いスキルを持っていると思いますし、マーケティングとか、DXとか、セールスとか、コーチングとか、そういう少し特殊な分野に特化したスキルを持っているメンバーも多いので、キャリアの成長を目指すには面白い環境なんじゃないかなと思います。

そのうえで、それぞれの”得意”にフォーカスして役割分担する、という文化が醸成されているのもtotonoüの特長ですね。苦手なことがあるなら、その部分を得意な人がカバーする。「苦手だからやらなくていい」ということではなくて、「苦手だから、じゃあどうしようか」と向き合ったうえで、得意な人の手を借りるイメージです。創業メンバーもそれぞれわかりやすく得意・不得意があって、はじめからそうやって役割分担してきたところがあったので、それがそのまま会社のカルチャーになっています。

あとは、サウナが好きな人なら、それだけで楽しいと思います!自分自身もサウナを体験できて、サウナが入る施設にも行けて、本場・エストニアにも行ける。サウナが好きなら、これ以上面白い会社はないんじゃないかなと思うんですよね。

2023年エストニア出張


Q:新さん自身はどんな人と働きたいですか?

素直な人と働きたいなと思っています。素直に喜べるとか、素直に認められるとか。

『素直さは最大の知性』というアインシュタインの言葉があるんですけど、僕はこれを信じていて。素直であれば、現状ではスキルが足りなくてもちゃんと伸びていくと思うんです。フィードバックをちゃんと受け入れて、自分の中に落とし込んで、足りない部分を素直に認めて進んでいけば、ミスもミスじゃなくなると思います。

実際、今のtotonoüには素直な人が多いと思います。フィードバックをフラットにしあえているというのもそうですし、あとは、できるときはできると言うし、できないときはできないと言う。たとえば、totonoüには複業として参加しているメンバーも多いんですが、本業が繁忙期に入って手が回らない場合には「今はできません」と伝えてサポートをお願いするとか、そういう素直さを持った人が多いかなと思いますね。


Q:今後の展望と、最後に一言お願いします!

僕たちの2世代・3世代後の世界がサウナでより良くなっている、というのを実現したいので、totonoüのメインミッションである『サウナと共にある暮らし』というものに、『第二創業期』を経てより近づいていきたいと考えています。

組織としては、「自分はこれが得意です」というのをはっきり言えるメンバーをもっと増やしたい。ここの領域だけはだれにも負けない、というのを、それぞれが持っていてほしいと思っています。

昨今『フリーランス』という言葉がよく使われています。『フリーランス』の語源は、軍に所属していない兵隊(フリーランサー)だと言われていて、『ランス』は何かというと、槍です。つまり、自分だけの槍、尖った武器を持っているっていうのが、本来の『フリーランス』という言葉の一番大事なポイントだと思うんですよね。totonoüには複業参加のメンバーが多いので、フリーランスの人も多いです。そういう人にはそれぞれひとつ”槍”を持っていてほしいなと思いますし、すでに持っている人はそれをさらに尖らせていってほしいなと思います。

そのうえで、これからtotonoüで一緒に働いてくださる方には、「心から好きなものを好きな仲間と一緒に広めるって最高に楽しいよ」とお伝えしたいです!それはサウナ以外のものでもよくて、自分が本当に好きなものを広めるために色々挑戦してほしいですし、そのための一環がtotonoüだったらいいんじゃないかなと思っています。



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